令和7年度の2級土木施工管理技術検定 第二次検定は、設問1がそのまま安全管理でした。そして設問1で書くよう求められているのは、⑴と⑵の2つだけです。
- 安全管理で書けと言われても、うちの現場は無事故が当たり前で何を課題にすればいいのか分からない
- 技術的課題って、危険なことを書くのか工法の話なのか
- 検討した項目と対応処置って、同じことを2回書く気がする
- 参考書には評価まで書けとあるけど、いまの設問にその要求はあるの?
- 品質管理の作文しか用意していない。安全に切り替えるべき?
- 例文を読んでも他人の現場すぎて自分に置き換えられない
- 工事概要の発注者名、二次下請だと誰を書くの?
- 職長だったんだけど、立場の欄には何て書けばいい?
- 安全帯って書くと減点されるって本当?
- 例文を丸写ししたらバレる?
上記の様な悩みを解決します。
2級土木の経験記述は、第二次検定の問題1として最初に置かれている記述式の設問です。ところが解説記事の多くは市販の参考書や講座の型を下敷きにしていて、実施機関が配っている問題冊子そのものの文言に当たっているものが少ないんですよね。今回は出題の位置・小問の構成・工事概要の書き方といった基本を押さえた上で、参考書由来の型が実際の設問文とどこでズレるのか、冊子に印刷されている不合格と失格の条件は何なのかまで、問題冊子の文言だけを根拠に整理しました。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、独学で第二次検定に向かっている方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
令和7年度の2級土木は、設問1がそのまま安全管理だった
まず出題の位置から確認します。令和7年度の第二次検定(種別:土木)の問題1は、〔工事概要〕を書かせたうえで設問1と設問2が続く作りになっていて、設問1の柱書きは「〔設問1〕工事概要に記述した工事の安全管理に関し,次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。」でした(一般財団法人 全国建設研修センター 令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.2)。安全管理は枝問でも選択科目でもなく、問題1の本体として問われています。
続く設問2は工程管理です。「〔設問2〕工事概要に記述した工事の現場状況から特に留意した工程管理に関し,次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。」と印刷されています(同冊子 本文p.2)。令和7年度は、ひとつの工事概要に対して安全管理と工程管理の両方を書かせる構成だった、ということです。安全と工程のどちらを厚く準備すべきかという迷いに対しては、令和7年度に関してはどちらかを選ぶ問題ではなかった、というのが事実関係になります。
安全管理が顔を出したのは経験記述だけではありません。選択問題(2)の【問題8】は「工事現場において移動式クレーンを用いて作業を行う時,クレーン等安全規則に定められている事業者が実施すべき施工上の留意点について2つ解答欄に記述しなさい。ただし,玉掛け作業は除く。また,(例)と同一内容は不可とする。」でした(同冊子 本文p.9)。経験記述の対策と、規則そのものの知識を問われる問題の対策は、別々に積むものだと僕は見ています。
解答する問題の組み合わせも、冊子の表紙に印刷されています(同冊子 表紙の【注意】2.)。
- 「問題1〜問題5は全問解答してください。」
- 「選択問題(1)は,問題6,問題7のうち1問を解答してください。(2問解答すると減点)」
- 「選択問題(2)は,問題8,問題9のうち1問を解答してください。(2問解答すると減点)」
- 経験記述の問題1は、この区分でいうと選択ではなく全問解答の側にある
なお、令和8年度の第二次検定については日程が公表されています。受検の手引には「(1) 試 験 日 令和8年10月25日(日)」「試 験 時 間 14 時 00 分~16 時 00 分」(一般財団法人 全国建設研修センター 令和8年度 受検の手引(2級 第二次検定・新受検資格)p.23)、「合格発表日 令和9年2月3日(水)」(同 p.27)とあります。公表されているのは日程であって出題内容ではないので、この記事では令和8年度に何が出るかの予想は書きません。
日程の詳細はこちらにまとめています。

第二次検定の全体構成はこちらで整理しています。

設問1で書くのは2つ。検討理由と評価は求められていない
ここが本記事の中心です。令和7年度の設問1が書けと言っている中身は2つで、⑴は「具体的な現場状況と特に留意した安全管理上の技術的課題」、⑵は「⑴で記述した技術的課題を解決するために検討した項目とその対応処置」でした(令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.2)。設問文に印刷されている小問はこの2行だけで、「検討理由」も「評価」も、どちらの行にも出てきません。
⑴と⑵は、それぞれ2つで1組になっている
⑴の文言は「具体的な現場状況と特に留意した安全管理上の技術的課題」で、現場状況と技術的課題が「と」で結ばれています(同冊子 本文p.2)。課題だけを書いて現場状況が抜けると、⑴の要求の半分しか埋まりません。逆に現場の説明ばかりが続いて課題が言語化されていないのも同じことです。
⑵も「検討した項目とその対応処置」なので、やはり2つで1組です(同冊子 本文p.2)。検討した項目は「⑴の課題を解決するために、何を検討の対象にしたか」、対応処置は「そのうち現場で実際に実施したこと」にあたります。この2つが同じことの言い換えになってしまう人は、検討した項目のほうを処置の言い直しで書いています。項目は複数あってよく、処置はその中から現場で採った手当てである、という関係で整理すると重なりません。
設問2は、要求している言葉そのものが違う
同じ問題1の中でも、設問2は別の言葉で聞いています。設問2の⑴は「施工条件や現場周辺の状況の観点から,工程管理上,留意した事項(工事着手前,工事中のいずれでも可)」、⑵は「⑴で記述した留意事項に対して講じた対策とその理由」です(同冊子 本文p.2)。
| 小問 | 設問1(安全管理)の文言 | 設問2(工程管理)の文言 |
|---|---|---|
| ⑴ | 具体的な現場状況と特に留意した安全管理上の技術的課題 | 施工条件や現場周辺の状況の観点から,工程管理上,留意した事項(工事着手前,工事中のいずれでも可) |
| ⑵ | ⑴で記述した技術的課題を解決するために検討した項目とその対応処置 | ⑴で記述した留意事項に対して講じた対策とその理由 |
並べると分かりますが、設問2には「その理由」があり、設問1にはありません。逆に設問1には「検討した項目」があり、設問2にはありません。設問2の型を設問1にそのまま持ち込むと、設問1の⑵が求めている「検討した項目」が抜けたまま提出することになりかねません。まずは設問文に印刷されている要素をそのまま拾って埋める。それが一番迷わない進め方だと僕は思います。
何行書けばいいのかは、冊子には書かれていない
字数についても触れておきます。令和7年度の設問1の文言には、字数や行数の指定が印刷されていません(同冊子 本文p.2)。つまり「何行書けば足りるのか」という問いに、一次情報から答えを出すことはできません。言えるのは、埋めるべき要素が⑴で2つ、⑵で2つある、というところまでです。分量の目安を探すより、この4つの要素が全部入っているかを数えるほうが確実です。
経験記述そのものの組み立て方はこちらが詳しいです。

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
【PR】次の一歩:経験記述を提出前に見てもらう
設問とズレた型で書いていないか不安なら、プロ添削で提出前にチェックしてもらうのも一つの手です。
- 設問1が求めている2つに答えられているか、自分では判断しにくい
- 検討した項目と対応処置が、同じことの言い換えになっていないか気になる
- 独学だと、書き上げた作文を見てくれる相手がいない
令和5年度までは、安全管理は自分で選ぶ側だった
「令和7年は安全が出た」という情報だけを見ると、毎年どれかの管理項目が問題側から指定されているように読めます。ただ、問題1の作り自体が令和6年度で変わっています。
令和5年度の問題1の柱書きは「あなたが経験した土木工事の現場において,工夫した安全管理又は工夫した工程管理のうちから1つ選び,次の〔設問1〕,〔設問2〕に答えなさい。」でした(令和5年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.1)。管理項目は指定されるものではなく、受検者が2つから選ぶものだったわけです。
令和4年度も同じ作りで、柱書きは「あなたが経験した土木工事の現場において,工夫した品質管理又は工夫した工程管理のうちから1つ選び,次の〔設問1〕,〔設問2〕に答えなさい。」でした(令和4年度 同試験問題 本文p.1)。年度によって、選択肢に並ぶ管理項目の中身が入れ替わっています。
この形式では〔設問1〕が工事概要で、管理項目について書くのは〔設問2〕でした。令和5年度の設問2は「上記工事で実施した『現場で工夫した安全管理』又は『現場で工夫した工程管理』のいずれかを選び,次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。ただし,安全管理については,交通誘導員の配置のみに関する記述は除く。」で、書く小問は「⑴ 特に留意した技術的課題」「⑵ 技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容」「⑶ 上記検討の結果,現場で実施した対応処置とその評価」の3つでした(令和5年度 同試験問題 本文p.1)。
この令和5年度の設問2には、安全管理を選んだ場合の限定が付いていた点も見逃せません。「ただし,安全管理については,交通誘導員の配置のみに関する記述は除く。」という一文です(令和5年度 同試験問題 本文p.1)。交通誘導員の配置だけで答案を組み立てる書き方は、この年については除外すると明記されていたことになります。
参考書や解説記事でよく見る「検討理由」「評価」まで含む3小問の型は、この頃の設問文に対応したものです。令和6年度からは設問1が管理項目を名指しする形になり、令和6年度の設問1は「〔設問1〕工事概要に記述した工事の品質管理に関し,次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。」でした(令和6年度 同試験問題 本文p.2)。
古い年度の例文集をそのまま使えないのは、次のような食い違いが出るからです。
- 小問の数が違う(令和5年度以前は3つ、令和6年度以降の設問1は2つ)
- 求められる言葉が違う(検討理由・検討内容・評価があるかないか)
- 管理項目の決まり方が違う(受検者が2択から選ぶか、問題側が指定するか)
- 工事概要が置かれる位置が違う(設問1そのものか、〔工事概要〕として独立しているか)
1級向けの解説を読むときの注意も、同じところにあります。この記事で引用しているのはすべて2級(種別:土木)の問題冊子です。年度と級のどちらかがずれれば設問文もずれるので、手元の解説がどの年度・どの級の冊子を見て書かれたものかを先に確かめてください。
年度ごとに設問文がどう変わったかは、こちらで並べて確認しています。

前回の答案を作り直すところから始める場合の進め方はこちらが参考になります。

工事概要を先に埋める。無記載も記述漏れも不合格と印刷されている
令和7年度の冊子で〔工事概要〕として記入を求められているのは、次の項目です(令和7年度 同試験問題 本文p.1)。
| 記入欄 | 冊子の項目名 |
|---|---|
| ⑴ | 工事名 |
| ⑵ | 工事現場における施工管理上のあなたの立場 |
| ⑶① | 発注者名 |
| ⑶② | 工事場所 |
| ⑶③ | 工期 |
| ⑶④ | 主な工種 |
| ⑶⑤ | 施工量 |
⑶は「工事の内容」としてまとめられていて、その中に①から⑤の5項目が並びます。数えると埋める欄は全部で7つ、という形です。
発注者名は、自分の会社の立ち位置で変わる
冊子の〔注意〕には、迷いやすい2つの場合分けがそのまま印刷されています。二次下請の場合は「例えば,あなたの所属会社が二次下請業者の場合,発注者名は一次下請業者名となります。」、発注機関に所属している場合は「なお,あなたの所属が発注機関の場合の発注者名は,所属機関名となります。」です(同冊子 本文p.1〔注意〕)。元請の名前でも、その先の施主の名前でもなく、自分の会社から見た直接の発注元を書く、という整理になります。
立場の欄に何と書くかは、冊子には示されていない
⑵の項目名は「工事現場における施工管理上のあなたの立場」です(同冊子 本文p.1)。冊子が示しているのは項目名までで、記入例や語句の一覧は印刷されていません。だから「職長ならこう書け」という模範解答を一次情報から示すことはできません。言えるのは、施工管理上の立場を書く欄なので、工事名・工期・施工量といった他の欄と矛盾しない書き方にする、というところまでです。
なお、この欄が置かれる場所は年度によって動いています。令和7年度は〔工事概要〕の⑵ですが(同冊子 本文p.1)、令和5年度以前は〔設問1〕そのものが工事概要でした(令和5年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.1)。古い答案や古い例文集を写すときに、欄の順番でつまずくのはここです。
無記載以外にも、不合格の条件が印刷されている
冊子には、不合格と失格の条件が本文の冒頭に並んでいます。表紙にも「問題1の工事概要及び設問1のいずれかが無記載等の場合,不合格となります。」と印刷されています(同冊子 表紙の【注意】2.)。本文側にはさらに具体的な条件が並びます(同冊子 本文p.1)。
- 「① 工事概要の解答が無記載又は記述漏れがある場合」は不合格
- 「② 設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合」も不合格
- 「なお,あなたが経験した工事でないことが判明した場合は,失格となります。」
②に注目してください。書いてあっても、設問で求められている内容以外の記述であれば不合格の条件に当たる、と印刷されています。無記載だけが不合格の入口ではない、というのがこの記事でいちばん共有したいところです。
題材にできる工種の線引きはこちらで扱っています。

技術的課題は、危険の名前ではなく現場の条件で立てる
うちの現場は無事故が当たり前だから書く課題がない、という詰まり方は多いはずです。ただ、設問1の⑴が求めているのは「具体的な現場状況と特に留意した安全管理上の技術的課題」で、事故が起きたかどうかは聞かれていません(令和7年度 同試験問題 本文p.2)。聞かれているのは、その現場の状況と、そこで自分が特に留意した技術的な課題です。無事故で終わったのは留意して手当てをしたからだ、という順で書けます。
危険の分類名だけでは⑴が埋まらない
墜落、重機との接触、第三者災害。こうした言葉は危険の分類名であって、現場状況ではありません。⑴が現場状況と技術的課題を1組で求めている以上、分類名だけを置いても要求の半分しか答えていないことになります。埋まるのは、その現場でその危険が生まれた条件のほうです。
条件というのは、作業構台と隣接構造物の位置関係、作業時間帯と周辺の人や車の動き、地盤や湧水の状態、複数の工種が同じ時期に重なる段取りといった、その工事に固有の事情です。同じ墜落でも、条件が違えば留意する点も打つ手も変わります。ここが書けていれば、⑵の「検討した項目」は自然に複数出てきます。
KY活動やTBMをどこに置くか
KY活動やTBM(ツールボックスミーティング)は、当たり前すぎて書けないと感じる人が多い項目です。位置づけとして素直なのは、⑵の「検討した項目とその対応処置」の側に置くことです。⑴の技術的課題が「その現場で危険になった条件」で立っていれば、その条件に対して何を検討し何を実施したかの中に、周知や確認の手立てとして自然に入ります。逆に⑴に「KY活動を徹底することが課題だった」と書いてしまうと、課題の欄に手段が入ってしまい、⑵で書くことがなくなります。
例文からではなく、設問文の要素の側から埋める
他人の現場の例文は、そのままでは自分の答案になりません。置き換えるときは、文章を頭から写すのではなく、設問文の要素の側から埋めていくほうが早いです。
- 題材にする工事を1つ決めて、〔工事概要〕の7欄を先に全部埋める
- その工事で安全上いちばん気を張った場面を1つ思い出す
- その場面が危険になった条件を、現場固有の事情として言葉にする(⑴の前半)
- その条件から、自分が留意した技術的な課題を1文で立てる(⑴の後半)
- その課題に対して検討した項目を複数書き出し、実際に実施した処置を選ぶ(⑵)
この順で埋めると、例文の言い回しを借りなくても4つの要素が揃います。例文は写す対象ではなく、自分の答案の型が設問文に合っているかを確かめる見本として使うのがいいと僕は考えています。
例文の形で確かめたいならこちらが参考になります。

用語と扱いで足をすくわれやすいところ
安全帯という語を使うと減点されるのか
安全帯と書くと減点される、という話を見かけます。これについて言えるのは、採点基準が公表されていない以上、減点されるともされないとも、公表資料では確認できないということです。用語の新旧が採点にどう影響するかについても、この記事で確認できた一次情報はありませんでした。確認できないことを断定して覚えるより、確認できる要求のほうに手数を寄せるのが現実的です。
条番号まで書いたほうが有利なのか
同じ枠組みで整理できます。設問1の⑴⑵が求めているのは、現場状況と技術的課題、検討した項目とその対応処置です(令和7年度 同試験問題 本文p.2)。条番号を書けば加点される、という指定は設問文にありません。書いてはいけないという指定もありません。有利か不利かは公表資料では確認できないので、求められている4つの要素を埋めることを先に済ませる、という順番で考えています。
例文の丸写しと、前年の答案の使い回し
丸写しがバレるかという問いより先に、冊子に印刷されている条項を見たほうが早いです。「なお,あなたが経験した工事でないことが判明した場合は,失格となります。」とあります(令和7年度 同試験問題 本文p.1)。他人の現場の例文をそのまま提出するというのは、この条項に正面から当たる行為です。
前年の答案の使い回しは、自分が経験した工事である限り、この失格条項とは別の話になります。問題になるのは要求とのズレのほうで、「② 設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合」も不合格の条件に並んでいます(同冊子 本文p.1)。年度で設問文が変わっていれば、前年に合っていた型が今年の設問には合わない、ということが起こります。使い回すなら、その年の設問文に対して要素が揃っているかを1つずつ照合し直すことになります。
確認できることと、確認できないことの線引き
- 設問1で求められている要素(冊子の設問文に印刷されている/確認できる)
- 工事概要の記入項目と発注者名の場合分け(冊子の〔注意〕に印刷されている/確認できる)
- 不合格と失格の条件(冊子の表紙と本文に印刷されている/確認できる)
- 採点基準、部分点、加点や減点の仕組み(公表資料では確認できない)
- 用語の新旧が採点にどう影響するか(公表資料では確認できない)
2級土木施工管理技士の経験記述と安全管理に関する情報まとめ
- 令和7年度の出題:設問1が安全管理、設問2が工程管理。安全管理は選択問題(2)の問題8でも問われた
- 設問1で書く小問:⑴現場状況と技術的課題、⑵検討した項目とその対応処置の2つ。検討理由と評価は設問文に無い
- 年度による違い:令和5年度以前は受検者が2択から選ぶ形で小問は3つ。令和6年度から問題側が管理項目を指定する形になった
- 工事概要:⑴工事名 ⑵立場 ⑶工事の内容(発注者名・工事場所・工期・主な工種・施工量)の7欄。二次下請の発注者名は一次下請業者名
- 技術的課題の立て方:危険の分類名ではなく、その現場でその危険が生まれた条件から立てる。KY活動やTBMは⑵側に置く
- 用語と扱い:減点の有無は公表資料では確認できない。丸写しは失格の条項、要求とのズレは不合格の条件に当たる
以上が2級土木施工管理技士の経験記述と安全管理に関する情報のまとめです。
準備の順番としては、まず題材の工事を1つ決めて〔工事概要〕の7欄を埋め、そのうえで設問1の⑴⑵に必要な4つの要素を書き出す。この2ステップまで進めば、あとは言い回しを整える作業に落ちます。安全管理は範囲が広く見えますが、答案として求められているのは設問文に印刷されている要素だけです。そこを起点にすれば、無事故で終わった現場からでも書ける材料は見つかります。
経験記述の全体像を先に押さえたいならこちらから。

書き上げたあとに例文と見比べるならこちらです。

