- 学科は受かって技能で落ちた。次も学科から受け直しなのか
- 免除があると聞いたが、自動で付くのか申請が要るのか
- 免除の権利はいつまで有効なのか
- 通知には、何が原因で落ちたのかが書いていない
- 次に受けられるのはいつで、申込みの締切はいつなのか
- 受験料はまた全額かかるのか
上記の様な悩みを解決します。
答えを先に書くと、学科に合格していれば、申請により学科試験が免除されます。自動では付かず、申請しなければ学科からの受験者として扱われます。落ちたのが学科か技能かで次にできることが変わるので、そこから整理します。検索して並ぶのは原因の分類と立て直し方が中心で、この申請の話に触れているページが見当たらないため、受験案内の原文で埋めていきます。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、落ちた直後で手続きから調べ始めた方にも読み進めやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
学科で落ちたのか技能で落ちたのかで、次にできることが変わる
「また学科からやり直しなのか」「学科は受かって技能で落ちた。次も学科を受けるのか」。この2つは同じ不合格でも、制度の上では別の位置に立っています。何が悪かったのかを考える前に、どちらで落ちたのかを先に確定させたほうが早いです。
学科で落ちた場合、その回の技能試験には進めません。受験案内には「学科試験が不合格となった場合や、欠席した場合、技能試験は受験できません。」と書かれています(一般財団法人電気技術者試験センター「令和8年度 第二種電気工事士試験(国家試験)下期試験受験案内」P13/https://www.shiken.or.jp/construction/upload/r8kmousikomiannai2.pdf /2026-08-29確認)。学科に合格していない人が技能だけを受けにいけるのは、電気主任技術者免状の取得者など、受験案内P14の免除項目2〜5に該当する場合に限られます(前掲の下期試験受験案内 P14/2026-09-01確認)。それに当たらない人は、学科と技能の順序が制度で固定されています。
技能で落ちた場合は、逆に学科を通過した結果が手元に残っています(免除項目2〜5で学科免除を受けて技能に進んだ人を除く)。同じP13の免除項目1は、対象を「① 令和7年度 第二種電気工事士 下期学科試験の合格者」「② 令和8年度 第二種電気工事士 上期学科試験の合格者」としています(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-08-29確認)。ここで書かれているのは「学科試験の合格者」という条件であって、「技能に落ちた人」という書き方ではありません。だから読み方は、令和7年度下期または令和8年度上期の学科に合格していれば免除項目1に該当する、という形になります。なお同じP13は「学科試験免除の権利は次々回の試験まで有効となります。」としており、年度がずれると免除項目1では拾えません。
| 落ちたところ | その回の技能試験 | 令和8年度下期の申込みでの免除項目1 |
|---|---|---|
| 学科 | 受験できない | 学科の合格が無いので対象外 |
| 技能 | 受験は済んでいる | 令和7年度下期または令和8年度上期の学科合格なら該当する |
出典:前掲の下期試験受験案内 P13(2026-08-29確認)
原因の型当てから入らないほうがいい理由
不合格の理由を型に当てはめて並べているページもありますが、この試験ではその作業が空回りしやすい事情があります。前掲の下期試験受験案内には「個人の得点、採点内容等に関する問い合わせには、一切応じられません」と書かれていて、自分がどこで何点足りなかったのか、技能のどこが欠陥と判定されたのかを問い合わせても、答えてもらうことはできません(前掲の下期試験受験案内 P47/2026-08-29確認)。
つまり、原因を確定させる材料を問い合わせで取り寄せることができません。手元に確実にあるのは「学科で落ちたのか、技能で落ちたのか」という1点だけです。この記事では、そこを起点にして手続きの側から順番を組み立てます。原因の推測に時間を使うより、申込みの期限のほうが先に来るからです。
- 学科が不合格または欠席だと、その回の技能試験は受けられない
- 技能まで進めた人は、学科を受けて進んだ場合、学科の合格という結果が手元に残っている
- 免除項目1に書かれている条件は「学科試験の合格者」で、技能の合否ではない
- 個人の得点や採点内容は問い合わせに応じてもらえないので、原因を問い合わせで確定させることはできない
技能試験そのものの流れは、こちらに分けてまとめています。

学科試験の免除は、申請しないと付かない
「免除があると聞いたが、自動で付くのか」。ここが本記事でいちばん伝えたい部分です。結論は、付きません。申請という行為が要ります。
前掲の下期試験受験案内 P13は、まず「次の免除項目に該当する受験申込者は、申請により学科試験が免除されます。」と書いています。そのうえで注意書きとして「学科試験免除の対象者の方であっても、自動的に学科試験免除になりません。」と続けています(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-08-29確認)。免除は権利として自動発生するものではなく、申込みのときに自分で選ぶものだ、という構造です。
選ばなかった場合の扱いも、はっきり書かれています。「学科試験免除の権利を有している方が、学科試験免除の申請をせず、学科試験を受験する申込みをした場合、学科試験免除者ではなく、学科試験からの受験者となります。」(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-08-29確認)。権利があるのに使わなかった、で終わりません。その回は学科から受け直す人として扱われます。技能の練習に頭が向いている時期に、申込み画面の選択を1つ飛ばすと、学科の勉強がまるごと戻ってくることになります。
申請は、申込みの入口で分岐する
手順そのものは短いものです。下期試験受験案内P13が示している流れは、申込みを開始したら「学科試験免除者」を選択し、「項目1」を選択して、該当する学科試験の受験番号を入力して申込みを完了する、というものです。入力する番号は、令和7年度下期学科試験の合格者であれば前々回の学科試験受験番号、令和8年度上期学科試験の合格者であれば前回の学科試験受験番号とされています(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-08-29確認)。
注目したいのは、受験番号の入力が手順に組み込まれている点です。申込みを始めてから探すものではなく、始める前に手元へ出しておくものになります。番号が分からない場合について、同じP13は「受験番号は、試験センターホームページの免除情報から確認できます。」としています。ここで詰まると、後述する申込み期間の終わりに間に合わなくなります。
学科合格で得た権利は、合格した回で到達点がずれる
このルート(学科試験の合格による免除=免除項目1)は無期限ではありません。下期試験受験案内P13には「学科試験免除の権利は次々回の試験まで有効となります。」とあり、そのうえで合格した回ごとの到達点が3通り示されています(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-08-29確認)。
| 学科に合格した回 | 免除の権利を行使できる期限 |
|---|---|
| 令和7年度の下期学科試験 | 令和8年度の下期試験まで |
| 令和8年度の上期学科試験 | 令和9年度の上期試験まで |
| 令和8年度の下期学科試験 | 令和9年度の下期試験まで |
出典:前掲の下期試験受験案内 P13(2026-08-29確認)
同じ「次々回まで」でも、上期に合格したか下期に合格したかで、たどり着く先が半年ずれます。令和7年度の下期学科試験に合格した人にとっての期限は令和8年度の下期試験までなので、この人が技能で落ちていた場合、免除を使える回はもう残り少ないという読み方になります。一方で令和8年度の上期学科試験に合格した人は、令和9年度の上期試験まで行使できます。自分がどの行に該当するかで、次の申込みの重さが変わります。
- 免除は申請により付くもので、対象者であっても自動的には付かない
- 申請せずに学科試験を受験する申込みをすると、学科試験からの受験者として扱われる
- 申請の流れは、学科試験免除者を選び、免除項目1を選び、該当回の受験番号を入力する
- 入力する受験番号は、令和7年度下期の合格者は前々回、令和8年度上期の合格者は前回のもの
- 学科合格による免除の権利は次々回の試験まで有効で、上期合格と下期合格で到達点が半年ずれる
技能で落ちた原因は「欠陥の判断基準」と自分の作業を突き合わせるしかない
「どこが欠陥だったのか教えてほしい」「自信があったのに落ちた」。技能で落ちた人の声はここに集まりますが、公表されている範囲と、通知されない範囲は制度の文言できれいに分かれています。
まず合格の側の基準です。受験案内P9には「ⓘ 技能試験における合格基準は、作品に欠陥がないこととする。」と書かれています(前掲の下期試験受験案内 P9/2026-08-29確認)。点数を積み上げて何割で通るという形ではなく、欠陥の有無で決まる形です。
その判定に使われる基準は、外に出ています。受験案内P11は「受験者の皆様が、電気工事士として最低限習得すべき技能レベルとその水準を理解することで、電気工事士としての技術力及び安全意識の向上を目的として、第一種電気工事士と第二種電気工事士の技能試験に係る共通の『欠陥の判断基準』を試験センターホームページで公表しております。」とし、「技能試験については、『欠陥の判断基準』に基づき作品の欠陥の有無を判定し、合否が決められます」と続けています(前掲の下期試験受験案内 P11/2026-08-29確認)。基準は隠されていません。
隠されているのは、自分の作品がその基準にどう当たったかのほうです。前の章で引いたとおり、個人の得点や採点内容の問い合わせには応じられないとされています(前掲の下期試験受験案内 P47/2026-08-29確認)。公表された基準は読めるのに、自分の答え合わせだけができない。だから残る手は、基準を1項目ずつ読みながら、本番で自分がどう作業したかを思い出して照らす作業になります。
現場の感覚をそのまま基準だと思わないほうがいい
もう1つ、受験案内が自分で断っている点があります。P11には「技能試験における欠陥の判断基準は、試験を実施する際の諸条件を勘案して規定された基準です。実際の工事に際しては、現場でのルールに従うことや、より厳格な施工方法等を求められることが一般的です。」と書かれています(前掲の下期試験受験案内 P11/2026-08-29確認)。試験の基準と現場のルールは同じものではない、と試験を実施する側が明記しているわけです。
日常的に電気工事に関わっている人ほど、ここは効いてきます。現場のやり方で通ると思って作ったものが、試験の基準では別の判定になることもあれば、その逆もある、という関係だからです。この記事では、欠陥の項目を並べて「これが原因のはず」と当てにいく書き方は取りません。基準は公表されているものが正で、個別の項目や許容値は原文を直接読むのが確実です。
- 技能試験の合格基準は、作品に欠陥がないこと
- 判定に使う「欠陥の判断基準」は試験センターのホームページで公表されている
- 一方で、自分の作品の採点内容は問い合わせに応じてもらえない
- 基準は試験の諸条件を勘案したもので、現場のルールとは別だと案内自身が断っている
複線図の書き方はこちらで整理しています。

何点だったかの分かり方は、受け方によって違う
「CBTで受けたが正答数しか出ず、合否が分からなかった」。この違和感は勘違いではなく、受け方によって振り返れる情報が変わる仕組みになっています。
学科の合格ラインは公表されています。前掲の下期試験受験案内 P9に「ⓘ 学科試験における合格基準点は、60点とする。」とあります(同P9/2026-09-01確認)。線そのものは分かる、というところが出発点です。
問題は、自分がその線に対してどこにいたかの分かり方です。CBT方式について、下期試験受験案内は「学科試験(CBT方式)では、試験問題・解答は非公開です」と書いたうえで、「正答数は、マイページでも確認できます。」としています(前掲の下期試験受験案内 P46/2026-09-01確認)。また「試験終了後に、画面に正答数は表示されますが、合否は表示されません」とも書かれています(同 P37/2026-09-01確認)。試験を終えた直後に数字は出るのに、それが合格なのかは、その場では返ってきません。
筆記方式は組み立てが違います。下期試験受験案内は、ホームページ上で公表する解答からの自己採点という筆記方式のやり方に代えて、CBT方式では正答数の確認という形を取っている、と説明しています(前掲の下期試験受験案内 P46/2026-09-01確認)。筆記なら公表された解答と自分の記憶を突き合わせられる一方、CBTでは問題も解答も非公開なので、その照合ができません。どちらが有利かという話ではなく、後から何を見返せるかが違います。
結果そのものを見る日も決まっています。学科試験(CBT方式)の結果発表開始日は「受験日から2週間経過後の12:00より(予定)」で、確認は個人マイページと団体個人マイページから閲覧できるとされています(団体マイページからは不可)(前掲の下期試験受験案内 P47/2026-09-01確認)。加えて「試験問題や解答の内容等に関する問い合わせには、一切応じられません。」とも書かれています(同 P46/2026-09-01確認)。正直なところ、ここは受け方を選ぶ前に知っておきたい違いです。
- 学科試験の合格基準点は60点
- CBT方式は試験問題・解答が非公開で、終了後に正答数が表示され、合否は表示されない
- 正答数はマイページでも確認できる
- 筆記方式は公表される解答からの自己採点という形で、CBT方式はそれに代えて正答数の確認になっている
- CBT方式の結果発表は受験日から2週間経過後の12時から(予定)で、確認は個人マイページと団体個人マイページ(団体マイページからは不可)
試験全体の構成はこちらが詳しいです。

次に受けられるのはいつか|令和8年度の日程と免除の有効期限
「次はいつ受けられるのか」「同じ年度に2回受けられるのか」。第二種電気工事士の試験は上期と下期があるので、落ちた回の次がどこに来るかを日程で見ておきます。
| 区分 | 学科(CBT方式) | 学科(筆記方式) | 技能 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 上期 | 4月23日(木)〜6月7日(日)(46日間) | 5月24日(日) | 7月18日(土) 又は 7月19日(日) |
| 令和8年度 下期 | 9月24日(木)〜11月8日(日)(46日間) | 10月25日(日) | 12月12日(土) 又は 12月13日(日) |
出典:一般財団法人電気技術者試験センター「令和8年度電気工事士試験の実施日程等のご案内」(https://www.shiken.or.jp/construction/upload/R08denkounittei2.pdf /2026-09-01確認)。
上期と下期は同じ年度の中で前後に並んでいます。上期の技能試験は7月に終わっているので、令和8年度でこれから来るのは下期の回です。表の日付は、自分が申し込む回がどれかを確かめるために使ってください。
技能試験の日が2日並んでいるのは、書き間違いではありません。同じ資料に「※2 第二種電気工事士技能試験は、各試験地(47都道府県実施)で土曜日又は日曜日に分けて実施します。」と注記されています(前掲の実施日程等のご案内/2026-09-01確認)。自分の試験地がどちらになるかは、受験票で確認する形になります。
ここに前の章の免除の期限を重ねると、動ける範囲が見えてきます。令和7年度の下期学科試験に合格して技能で落ちた人にとって、免除の権利が使える期限は令和8年度の下期試験までです(前掲の下期試験受験案内 P13/2026-09-01確認)。この人にとっての下期は、日程表でいえば学科がCBT方式で9月24日から11月8日まで、筆記方式が10月25日、技能が12月12日または12月13日の回に当たります。免除を使うなら、この回に申し込むことになります。個人的には、勉強の計画を立てるより先に、この期限がどこに当たるかを確かめるほうが早いと考えています。
- 令和8年度の上期は学科のCBT方式が4月23日から6月7日までの46日間、筆記方式が5月24日、技能が7月18日または7月19日
- 令和8年度の下期は学科のCBT方式が9月24日から11月8日までの46日間、筆記方式が10月25日、技能が12月12日または12月13日
- 技能試験は各試験地で土曜日または日曜日に分けて実施される
- 免除の期限がどの回に当たるかで、申し込むべき回が決まる
落ちた直後にやる手続きと、期限が来る順番
最後に、手を動かす順番でまとめます。落ちた直後にまず来るのは勉強ではなく、締切です。
令和8年度の第二種下期試験の受験申込み受付期間は8月17日(月)から9月3日(木)までです。同じ資料に「インターネット申込みは受付開始日の10時から最終日の17時までとなります。学科試験免除で申込みされる方も上記期間の申込みとなります。」と書かれています(前掲の実施日程等のご案内/2026-09-01確認)。免除で申し込む人だけ受付が別枠になる、ということはありません。最終日は17時で閉まるので、その日の夜に手続きしようとすると間に合いません。
申込みの時点で学科の受験方式を選ぶので、次に来る作業はそこで分かれます。下期試験受験案内P2は「令和8年度より、学科試験の受験方式(CBT/筆記)を受験申込み時に選択できるようになりました。」としたうえで、「CBT方式を選択した場合、別途CBT会場の予約が必要となりますが、受験申込み時にCBT会場の予約はできません。予約期間内に、ご自身でマイページから予約手続きを行ってください。」と書いています(前掲の下期試験受験案内 P2/2026-09-01確認)。筆記方式を選んだ人には、この工程がそもそも発生しません。
CBT方式を選んだ場合、次に来るのがCBT会場の予約です。令和8年度の第二種下期試験のCBT会場予約期間は9月9日(水)から10月14日(水)までの36日間とされています(前掲の実施日程等のご案内/2026-09-01確認)。申込みと予約は別の作業で、期間もずれています。
この予約を落とすと重い結果になります。下期試験受験案内P2は、CBT方式を選択した場合について「期間内にCBT会場の予約が完了しなかった場合、CBT方式、筆記方式ともに受験はできません。また、受験申込みを受理しているため、受験手数料は返金しません。」と書いています(前掲の下期試験受験案内 P2/2026-09-01確認)。予約を忘れた場合に筆記方式へ回してもらえる、という逃げ道は用意されていません。手数料も戻りません。
受験方式を選べるようになった分、決めることが増えた
受験方式を選べるということは、申込みの時点でCBT方式か筆記方式かを決めておく必要がある、ということでもあります。CBT方式を選べば会場予約という工程が1つ増え、筆記方式を選べばその工程は無い代わりに試験日が1日に固定されます。前の章で見たとおり、この選択は後から何を見返せるかにも効いてきます。
費用も確認しておきます。第二種の受験手数料は、インターネット申込みが11,100円、書面申込みが12,500円で、いずれも非課税とされています(前掲の実施日程等のご案内/2026-09-01確認)。落ちた人向けの減額や割引は、この資料には書かれていません。学科免除で申し込む場合も、この手数料の欄に別建ての記載はありません。
- 期限が来る順番は、受験申込み、(CBT方式を選んだ場合は)CBT会場予約、学科試験、技能試験
- 令和8年度下期の申込みは8月17日から9月3日まで、インターネット申込みは初日10時から最終日17時まで
- 学科試験免除で申し込む人も、申込み期間は同じ
- CBT方式を選んだ場合はCBT会場予約が9月9日から10月14日までの36日間あり、期間内に完了しないとCBT方式も筆記方式も受験できず、手数料は返金されない
- 受験手数料はインターネット申込み11,100円、書面申込み12,500円(非課税)
もう一度技能試験を受けるとなると、練習の材料をどうするかも出てきます。工具は前回そろえたものが手元に残っていても、電線や器具は練習で加工してしまうぶん、同じようには残りません。ここは申込みとCBT会場予約の期限が片づいてから考えても、時間としては間に合う部分です。
工具の話はこちらに寄せています。

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
【PR】技能の欠陥がどこだったのか、手を動かして確かめ直したい方へ
技能試験は点を積み上げる形ではなく、作品に欠陥がないことが合格基準です。基準そのものは試験センターのホームページで公表されている一方、自分の作品の採点内容は問い合わせても返ってこないので、答え合わせは基準と自分の作業を照らす形になります。
- 公表されている基準は読めるのに、自分がどこで外したのかが分からない
- 記憶をたどるだけでは、どの項目に当たったのかまで詰めきれない
- 申込みと、CBT方式を選んだ場合の会場予約は別の手続きで、どちらも練習より先に期限が来る
手を動かして確かめ直すなら、練習に使う材料は自分でそろえることになります。何が足りないかを先に見ておくと、締切に追われる時期と重ならずに済みます。
第二種電気工事士に落ちた後にやることのまとめ
- 学科と技能の分岐:学科が不合格または欠席だと、その回の技能試験は受けられない。学科を受けて技能まで進めた人は、学科の合格が手元に残っている
- 学科免除:申請により免除される仕組みで、対象者でも自動では付かない。申請しなければ学科試験からの受験者として扱われる
- 免除の期限:次々回の試験まで有効。上期に合格したか下期に合格したかで、たどり着く先が半年ずれる
- 技能の原因:欠陥の判断基準は公表されているが、自分の採点内容は問い合わせに応じてもらえない。基準と自分の作業を照らすしかない
- 学科の振り返り:合格基準点は60点。CBT方式は問題・解答が非公開で正答数だけが分かり、筆記方式は公表される解答から自己採点する形
- 日程と手続き:令和8年度下期は申込みが8月17日から9月3日、CBT会場予約が9月9日から10月14日。予約が完了しないと受験できず手数料も戻らない
以上が第二種電気工事士に落ちた後にやることのまとめです。
この試験で厄介なのは、落ちた理由を確かめる手段が本人に配られていない一方で、申込みの締切だけが確実に先に来ることだと思います。だから最初の1時間で見るのは参考書ではなく、学科の受験番号が手元にあるかどうか、免除の期限が令和8年度のどの回に当たるか、その回の申込みとCBT会場予約の日付はいつか、の3つです。ここを押さえてから勉強の中身に戻ると、同じ時間の使い方でも次の回に乗れる確率が変わってくると、僕は考えています。
あわせて読むなら、次の1本です。


