- まず試験日だけ知りたい、前期と後期のどっち
- 前期に受ければ早く資格が取れるの?
- 申込はいつからいつまで?もう終わってる?
- ネットで申し込めるんだよね、願書って要るの
- 一次と二次を一緒に申し込みたいけど、どう出すの
- 願書はいつまでに注文すればいい
- 受検手数料はいくら?一次と二次で別々?
- 一次と二次は同じ日にやるの、別の日?
- 合格発表はいつ?年内に分かる
- 試験地は自分の県にある?前期と後期で違うの
- 一次に落ちたら、一緒に出した二次はどうなる
- 17歳でも受けられると聞いたけど本当?
- 第一種電気工事士を持っていると何か変わる
- 旧受検資格はいつまで使えるの
上記の様な悩みを解決します。
2級電気工事施工管理技術検定は年に2回ありますが、前期と後期は同じものではありません。前期は第一次検定しか実施されないので、二次まで進んで2級電気工事施工管理技士になりたい人にとっては、実質的に後期の一択です。しかも後期の申込には、ネット申請と書面申請で開始日が2週間ずれるという落とし穴があります。
今回は、令和8年度の日程を実施機関である一般財団法人建設業振興基金の公表内容から押さえたうえで、日程表を並べただけの告知ページでは触れられない「新規で一次・二次を同時に申し込むなら書面申請しかないこと」「願書のネット請求が7月17日の昼12時で閉じること」「一次に落ちると同時申請した二次は採点されないこと」まで、申し込む側の目線で整理しました。
なお、日程・手数料・試験地は年度ごとに変わります。申し込むときは必ず建設業振興基金の最新の案内と受検の手引を確認してください。
なるべく分かりやすい表現でまとめていくので、これから初めて申し込む方にも読みやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
令和8年度の日程を1枚の表にする|前期・後期と2つの合格発表
まず日付から押さえます。結論、令和8年度は前期の第一次検定が6月14日、後期の検定日が11月8日で、第二次検定の合格発表は令和9年2月5日です。
建設業振興基金が公表している令和8年度の日程は次のとおりです(建設業振興基金「令和8年度 2級電気工事施工管理技術検定のご案内」2026年9月確認)。
| 日程 | 申請区分 | 受付期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 前期 | 第一次検定のみ | 2月6日(金)〜2月27日(金) | 6月14日(日) | 7月13日(月) |
| 後期 | 第一次検定のみ/第一次・第二次同時/第二次検定のみ | ネット申請 6月29日(月)〜7月27日(月)/書面申請 7月13日(月)〜7月27日(月) | 11月8日(日) | 第一次検定 12月21日(月)/第二次検定 令和9年2月5日(金) |
表を見て最初に気づいてほしいのは、前期の行に第二次検定が無いことです。案内にも「※前期日程では、第二次検定の実施はありません。」と明記されています。前期は第一次検定だけの回で、合格すると2級電気工事施工管理技士補になります。
そして後期は、第一次検定も第二次検定も同じ11月8日です。試験日が1日にまとまっているので、一次と二次を同時に申し込んだ人は、この日1日で両方を受けることになります。合格発表だけが第一次12月21日、第二次が年明けの2月5日と分かれます。
前期と後期の違い|二次まで進みたいなら後期一択
次に、どちらに出すかの判断です。結論、2級電気工事施工管理技士の資格そのものを取りたいなら、後期を選ぶことになります。
- 前期:第一次検定のみ。合格すると2級電気工事施工管理技士補。6月14日に受けて7月13日に結果が出る
- 後期:第一次・第二次の両方を実施。技士まで一気に進める唯一の回。11月8日に受けて第二次の結果は令和9年2月5日
- 前期に一次だけ受かっておくと、後期に「第二次検定のみ」で申し込む道ができる
- ただし前期の一次に落ちても、後期に一次から受け直せる
前期の使いどころは、実務経験がまだ足りない人と、二次の準備に時間をかけたい人です。6月に一次を取っておけば、11月の後期には二次だけに集中できます。逆に、実務経験がすでに足りていて年度内に技士まで行きたいなら、後期に一次・二次を同時で出すのが最短です。
僕の感覚だと、実務経験が足りているかどうかを先に確認してから、前期か後期かを決めるのが順番として正しいです。年齢や学歴で必要な年数が変わるので、日程だけ見て動くと申込の途中で止まります。
受検資格の細かい区分は、こちらで整理しています。

後期の申込は2本立て|書面だけ7月13日開始で2週間遅い
ここが一番の落とし穴です。結論、後期の受付期間は、ネット申請が6月29日から、書面申請が7月13日からと、開始日が2週間ずれています。
案内の日程表では、後期の受付期間が「ネット申請 6月29日(月)〜7月27日(月)」「書面申請 7月13日(月)〜7月27日(月)」と2段に分けて示されています。締切はどちらも7月27日で同じですが、書面のほうは動き出せる日が遅いということです。
さらに、申請区分によって使える方法が決まっています。案内では、初めて申請する人(旧受検資格)について次のように示されています。
- 「(1)「第一次検定のみ」の場合は、第一次検定のみネット申請 に限ります(願書購入は不要)。」
- 「(2)「第一次・第二次同時」の場合は、書面申請のみ可能です。」
- 「(3)「第二次検定のみ」の場合は、書面申請のみ可能です。」
- 再受検の人は(2)(3)についてネット・書面のいずれも可能で、「(1)「第一次検定のみ」の再受検制度はありません。」とされている
つまり、これから初めて一次・二次を同時に申し込む人は、ネットでは出せません。願書を買って書面で出す必要があり、その受付開始が7月13日です。「ネットで6月29日から受け付けているらしい」と聞いて安心していると、自分の区分では使えなかった、ということが起こります。
なお、新受検資格については「※新受検資格は願書での申請方法はありません。」とされており、こちらはネット申請だけになります。旧受検資格と新受検資格で申請方法が逆になっているので、自分がどちらで出すのかを先に決めておく必要があります。
願書のネット請求は7月17日の昼12時で閉じる
書面で出す人には、もうひとつ締切があります。結論、願書をネットで請求できるのは7月17日の昼12時までです。
案内には「※インターネットによる願書請求は、6月29日(月)から7月17日(金)昼12時までとなります。早めに注文をお願いします。」とあり、あわせて「「窓口販売」は7月27日(月)までとなりますので、詳細は願書販売所リストこちらをご参照ください。」と示されています。
つまり書面申請の人が意識すべき日付は3つあります。
| 期限 | 内容 |
|---|---|
| 7月17日(金)昼12時 | 願書のインターネット請求の締切。時刻まで決まっている |
| 7月27日(月) | 願書の窓口販売の最終日 |
| 7月27日(月) | 受検申請そのものの締切 |
申請の締切より10日早く、しかも時刻付きで願書の注文が閉じる、という形です。7月末までに出せばいいと思っていると、願書が手に入らないまま締切を迎えます。窓口販売という逃げ道は残っていますが、販売所が近くにあるとは限りません。
実務だと、現場が動いている7月に郵便のやり取りをするのは思ったより負担です。願書は6月29日の受付開始と同時に頼んでしまい、届いてから中身を確認する時間を作っておくのが安全だと思います。
受検手数料7,900円|一次と二次でそれぞれかかる
お金の話です。結論、第一次検定が7,900円、第二次検定が7,900円で、同時に申し込むと15,800円です。
案内では「第一次検定:7,900円(非課税)」「第二次検定:7,900円(非課税)」「第一次・第二次検定:15,800円(非課税)」と示されています。1級が第一次・第二次それぞれ15,800円であるのに対して、2級はちょうど半分の水準です。
ここで気をつけたいのが、同時申請したときの扱いです。案内には「※第一次・第二次検定を同時申請した方が第一次検定に不合格となった場合、第二次検定は採点されません。」とあります。同じ日に両方受けて、両方分の手数料を払っていても、一次が基準に届かなければ二次の答案は採点されない、ということです。
この一文の意味は小さくありません。一次・二次同時で15,800円を払う判断は、「一次に受かる見込みがあるか」の判断とセットになります。自信がなければ前期で一次だけを取り、後期に第二次検定のみで申し込むほうが、支払いの順番としては無理がありません。
過去問の入手と使い方は、こちらで整理しています。

試験地は前期10か所・後期13か所|青森・金沢・鹿児島は後期だけ
会場の話も、前期と後期で違います。結論、後期のほうが3か所多く、青森・金沢・鹿児島は後期にしかありません。
案内が示している試験地は次のとおりです。
| 日程 | 試験地 |
|---|---|
| 前期 | 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄 |
| 後期 | 札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄 |
後期については「(学校申請者向けに、上記以外に8試験地を設置)」という注記も付いています。学校を通して申し込む在学生には、別枠の会場が用意されているということです。個人で申し込む人には関係しませんが、専門学校や工業高校から受ける人は学校側の案内を確認する価値があります。
もうひとつ、「※会場確保の都合上、やむを得ず近郊の府県等で実施する場合がありますのでご了承ください。」という注記があります。試験地として市の名前が出ていても、会場がその市内とは限らないということです。具体的な会場は受検票で通知されるので、宿を先に取る人は変更の効く予約にしておくほうが安全です。
現場目線で言えば、青森・金沢・鹿児島に住んでいる人にとっては、前期と後期で移動の負担がまるで違います。この3か所が該当する人は、前期に一次だけ取るという選び方が割に合わないことがあります。
17歳から受けられる|第一種電気工事士があると二次の年数が外れる
最後に、誰が受けられるのかを押さえます。結論、第一次検定は17歳以上なら実務経験なしで受けられます。
案内では第一次検定の受検資格について「試験実施年度に満17歳以上となる者 (令和8年度に申請する場合、生年月日が平成22年4月1日以前)」とされています。学歴も実務経験も問われないので、高校生でも受けられる設計です。
年数が問われるのは第二次検定のほうで、旧受検資格では学歴ごとに必要な実務経験が決まっています。ここで効いてくるのが、持っている電気の資格です。
- 第一種電気工事士免状の交付を受けた者:実務経験は問われない
- 第二種電気工事士免状の交付を受けた者:通算1年以上
- 第一種・第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けた者:通算1年以上
- 学歴で出す場合:大学の指定学科なら卒業後1年以上、高校の指定学科なら卒業後3年以上など
第一種電気工事士を持っていれば実務経験が問われないというのは、かなり大きな差です。現場作業の資格だから施工管理とは関係ない、と考えていると、この近道を見落とします。
なお、旧受検資格の使える期間には期限があります。案内には「旧受検資格は令和10年度まで 申請可能です。令和11年度以後は 新受検資格のみ となります。」とあります。今の区分で出せるうちに動くかどうかは、判断材料のひとつになります。
第一種電気工事士については、こちらで整理しています。

2級電気工事施工管理技士の試験日程に関する情報まとめ
- 前期:第一次検定のみ。受付2月6日〜2月27日、試験日6月14日、合格発表7月13日
- 後期:試験日11月8日。第一次の合格発表12月21日、第二次の合格発表は令和9年2月5日
- 前期に第二次検定の実施はない。技士まで進めるのは後期だけ
- 後期の受付はネット申請が6月29日から、書面申請は7月13日から。締切はどちらも7月27日
- 初めて一次・二次を同時に申し込む人は書面申請のみ。ネットでは出せない
- 「第一次検定のみ」はネット申請に限られ、願書の購入は不要
- 新受検資格は願書での申請方法がなく、ネット申請だけ
- 願書のインターネット請求は7月17日の昼12時まで。窓口販売は7月27日まで
- 受検手数料は第一次7,900円、第二次7,900円、同時申請で15,800円(いずれも非課税)
- 同時申請で第一次に不合格だと、第二次は採点されない
- 試験地は前期10か所、後期13か所。青森・金沢・鹿児島は後期のみ
- 学校申請者向けに後期は別途8試験地。会場は近郊の府県になる場合がある
- 第一次検定は満17歳以上なら受けられる(令和8年度は平成22年4月1日以前生まれ)
- 第二次の旧受検資格では、第一種電気工事士は実務経験を問われず、第二種と電験は通算1年以上
- 旧受検資格の申請は令和10年度まで。令和11年度以後は新受検資格のみ
以上が2級電気工事施工管理技士の試験日程に関する情報のまとめです。
日程だけ見れば年2回ですが、二次まで進めるのは後期だけなので、実質的には年1回の勝負になります。そして後期には、ネット申請と書面申請で開始日が2週間ずれること、初めて一次・二次を同時に出すなら書面しか使えないこと、願書のネット請求が7月17日の昼12時で閉じることという3つの締切が重なっています。日付を覚えるより、自分がどの申請区分でどちらの方法を使うのかを先に決めるほうが、手続きとしては早いです。日程・手数料・試験地は年度ごとに変わるため、申し込む前に必ず建設業振興基金の最新の案内と受検の手引を確認してください。
2級電気工事施工管理技士の試験日程に関するよくある質問
Q1:前期と後期、どちらに申し込めばいいですか?
2級電気工事施工管理技士の資格そのものを取りたいなら後期です。建設業振興基金の案内には「※前期日程では、第二次検定の実施はありません。」と明記されており、前期は第一次検定だけの回になります。前期に合格して得られるのは2級電気工事施工管理技士補です。実務経験が足りていて年度内に技士まで進みたい人は後期の一次・二次同時、二次の準備に時間をかけたい人は前期に一次を取って後期に第二次検定のみで出す、という使い分けになります。
Q2:後期の申込はいつからですか?
申請方法によって違います。案内の日程表では、後期の受付期間が「ネット申請 6月29日(月)〜7月27日(月)」「書面申請 7月13日(月)〜7月27日(月)」と示されています。締切はどちらも7月27日ですが、書面申請は開始が2週間遅くなります。自分の申請区分でどちらの方法しか使えないかによって、動き出せる日が変わるということです。
Q3:一次と二次を同時に申し込みたいのですが、ネットで出せますか?
初めての申請なら出せません。案内では、初めて申請する方(旧受検資格)について「(2)「第一次・第二次同時」の場合は、書面申請のみ可能です。」とされています。願書を購入して書面で申請することになります。一方、再受検の人は「第一次・第二次同時」「第二次検定のみ」についてネット・書面のいずれかを選べます。また新受検資格で申請する場合は「※新受検資格は願書での申請方法はありません。」とされ、ネット申請だけになります。
Q4:願書はいつまでに注文すればいいですか?
インターネットで請求する場合は7月17日の昼12時までです。案内には「※インターネットによる願書請求は、6月29日(月)から7月17日(金)昼12時までとなります。早めに注文をお願いします。」とあります。窓口販売は7月27日までとされています。受検申請そのものの締切が7月27日なので、願書のネット請求だけが10日早く、しかも時刻付きで閉じることになります。書面で出す予定の人は、受付開始と同時に注文しておくのが安全です。
Q5:一次に落ちたら、同時に申し込んだ二次はどうなりますか?
採点されません。案内には「※第一次・第二次検定を同時申請した方が第一次検定に不合格となった場合、第二次検定は採点されません。」と示されています。第一次と第二次は同じ11月8日に実施されるため、当日は両方を受けることになりますが、一次が基準に届かなければ二次の答案は評価の対象になりません。同時申請の15,800円を払うかどうかは、一次の手応え次第という判断になります。
Q6:試験地は前期と後期で同じですか?
違います。前期は札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の10か所、後期は札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄の13か所です。青森・金沢・鹿児島は後期にしかありません。後期にはさらに「(学校申請者向けに、上記以外に8試験地を設置)」という注記があります。なお「※会場確保の都合上、やむを得ず近郊の府県等で実施する場合がありますのでご了承ください。」とされており、具体的な会場は受検票で通知されます。
Q7:何歳から受けられますか?実務経験は要りますか?
第一次検定は満17歳以上なら受けられ、実務経験は問われません。案内では「試験実施年度に満17歳以上となる者 (令和8年度に申請する場合、生年月日が平成22年4月1日以前)」とされています。実務経験が問われるのは第二次検定のほうで、旧受検資格では学歴ごとに年数が決まっているほか、第一種電気工事士免状の交付を受けた者は実務経験を問われず、第二種電気工事士と電気主任技術者の免状交付を受けた者は通算1年以上とされています。なお旧受検資格の申請は令和10年度までで、令和11年度以後は新受検資格のみになります。
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