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鉄筋工とは?仕事内容や将来性、キツイとこや給料事情など

  • 鉄筋工ってなに?
  • 仕事内容はどんなものがあるの?
  • 鉄筋工の将来性ってどうなの?
  • どんなところがキツイの?
  • 給料はどれくらい?

上記のような悩みを解決します。

なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、初心者の方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

 

鉄筋工とは?

鉄筋工とは「建物の骨組みである鉄筋を施工する職人のこと」です。

建物の柱や床はコンクリートで出来ていますが、コンクリートの中には鉄筋が入っています。コンクリートの中に入る鉄筋を施工するのが鉄筋工です。

大工と並んで、躯体業者の3大主役的な感じになります。

そもそもなぜ鉄筋は必要なのか?という点ですが、超簡単に説明すると、コンクリートは横揺れに弱いんです。もしコンクリートの中に鉄筋が入っていなければ、横揺れに耐えられず、ボキッと壊れてしまいます。

専門用語を使うと「せん断破裂」と言いまして、要はコンクリートをハサミ切る力のことです。鉄筋がなければ、ハサミで切られたように、壊れてしまいます。

建物の骨組み(躯体)は、やり直しの効かない工事です。

例えば、電球がきれたら新しい電球に変えればいいだけですが、鉄筋はコンクリートに埋まってしまうので取り替えることは出来ません。

ミスが許されない、非常に重要な仕事です。

 

鉄筋工の仕事内容

鉄筋工の仕事内容

  • 鉄筋の発注
  • 鉄筋の搬入
  • 鉄筋の加工
  • 鉄筋の運搬
  • 鉄筋の結束
  • 鉄筋同士の接続

鉄筋工には上記のような仕事内容があります。

大まかな流れとしては「発注→搬入→加工→施工」といった形です。

まずは発注フェーズですが、職長などの上位職者が図面を読み取り、適切な量の鉄筋を発注します。鉄筋はコンクリート打設までに施工を終わらせなければならないので、スケジュール管理も必要です。

搬入してきて、すぐに施工に入る訳ではありません。

加工をするなら加工スペースが必要ですし、置いておくなら資材置き場の確保が必要です。

施工するタイミングになったら、各所に鉄筋を配置し、施工します。多くの場合は結束線を使って、鉄筋同士をくっつけます。

加えて、RC造やSRC造の場合は柱に鉄筋が入ります。

30階の建物だとしたら、30階まで鉄筋を伸ばしていかなければなりません。よって鉄筋と鉄筋同士を接合する仕事も発生します。

このように鉄筋工には多くの仕事が存在します。

 

鉄筋工の将来性って?

鉄筋工の将来性は、結論「明るくも暗くもない」と考察します。

多くの場所で言われているのは「鉄骨あれば鉄筋は不要じゃね?」説です。

まず大前提として、鉄筋を使ったRC造は建築費用が高くなります。日本は不景気だし、なるべく安く建築物を作りたいし、鉄筋じゃなくて鉄骨にしよう!と思う方がいてもおかしくはありません。

ただ建設業内部にいた身からすると、あまり影響は無いのかなと感じています。

鉄骨が良いと行ってみても、やはりどこの現場も鉄筋工の需要はあるんです。

多くの建物はS造かRC造かSRC造のどれかですが、3つの内RC造とSRC造では鉄筋が使われています。普通に必要ですよ。

ただ建設業全体の傾向として、これから爆発的な需要が見込めるとも思えません。

テレワークによる地方移住で地方の建築需要が増えたり、5Gの基地局が必要になったりすることを考えればプラスマイナスゼロくらいかなと行った格好です。

 

鉄筋工のキツイところ

鉄筋工のキツイところは、結論「体力」です。

まず鉄筋工は鉄筋を運ばなければなりません。1本1本はそこまで重くはありませんが、何本も同時に運ぼうとすると、結構重くなります。そして、鉄筋工の人は何本も同時に鉄筋を運びます。

運んだ後は鉄筋を結束していく訳ですが、基本的に「しゃがんで」の作業です。

しかも鉄筋の上なので足場が安定しません。不安定な足元の中、しゃがんで鉄筋を結束し続けなければならないので、体力的にキツイです。

また、鉄筋工は仕事をするタイミングは、建物が出来上がってない状態です。

サブコンの改修工事では既存の建物内で作業するので、空調機があります。対して鉄筋工の場合は100%空調機なんてありませんから、夏は暑いし冬は寒いです。

加えて、床がデッキだともっと最悪です。

デッキからの照り返し+炎天下での作業はかなりこたえるところがあります。鉄筋工は体力的に大変な仕事と言えるでしょう。

 

鉄筋工の給料って?

鉄筋工の給料は、結論「30万ちょっと」です。

まず大前提として、職長などの上位職者と入ったばかりの職人では給料が違う、というのは大前提になります。当たり前と言えば当たり前ですが。

ただ平均値を取ると、年収は400万くらい。月に直すと33万です。

ボーナスを考えると1月あたりの給料はもう少し下がるかもしれません。

見習いだとしたら日当は1万円から1.5万円程度。上位になれば日当2万くらいは超えてきます。経験年数によって、上がっていく格好ですね。

高いか?安いか?どう感じるかは人によって異なりますが、普通に生活していく分には困らないようなお金は貰えます。

ちなみにサラリーマンの平均年収は440万ですから、平均よりちょっと下くらいと言えるでしょう。

 

鉄筋工に関する情報のまとめ

鉄筋工に関する情報のまとめ

  • 鉄筋工とは:建物の骨組みである鉄筋を施工する職人のこと
  • 鉄筋工の仕事内容:鉄筋の搬入、加工、運搬、結束他
  • 鉄筋工の将来性:明るくも暗くもなお
  • 鉄筋工のキツイところ:体力がキツイ
  • 鉄筋工の給料:30万ちょっと

以上が鉄筋工に関する情報のまとめです。

一通り鉄筋工に関する基礎知識は網羅できたかなと思います。

鉄筋工が入る躯体工事では多くの業者が入り、他業種との絡みも出てきます。躯体工事全体の流れを理解しておけば調整もうまくいきますので、全体の流れを抑えておきましょう。

躯体工事の流れは下の記事にて詳しく解説していますので、よかったら参考にしてみてください。

それでは!

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