- 親バーってなに?
- mバーとの違いって?
- Cチャンネルと親バーは違うの?
- 寸法(サイズ)を知りたい
上記のような悩みを解決します。
内装工事を進めていく上で主役になってくるのがLGSであり、LGSの主役は親バーです。用語を知らない人からしたら「何を言っているか分からない。。。」と思うかもしれません。ですが安心してください。
この記事ではLGSの親バーとは?といったところから、mバーとの違い、Cチャンネルとの違い、寸法、サイズなどについて解説していきます。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、初心者の方にも分かりやすい内容になっているかなと思います。
親バーとは
親バーとは、結論「LGSにおける上の部分」です。
まずLGSの解説ですが、LGSとは「天井もしくは壁の下地」という意味になります。軽天とか、軽鉄とか呼ばれたりします。
壁と天井の下地がLGSな訳ですが、親バーが登場するのは天井の場合です。
LGSを施工するには、まず天井からボルトを垂らします。そこにLGSを組んでいくと天井の下地ができ、LGSにボードを取り付けることによって天井が完成します。
ざっくり言うと、LGSは「親バー」と「mバー」の2種類から構成されています。「バー」ですので横長の部材でして、親バーとmバーを垂直に交わらせているのがLGSです。
横長の部材を垂直に交わらせているので、上に来るものと下にくるものがありますよね。
上に来るものが「親バー」であり、下に来るものを「mバー」と覚えてください。
親バーとmバーの違い
親バーとmバーの違いは、結論「上に来るか?下に来るか?」の違いです。
先ほども解説した通り、上に来るのか下に来るのか?によって呼び方が変わります。違いを抑えておくのは重要なので覚えておきましょう。
正確に言えば、mバーはSバーとWバーに分けられます。
Sバーは「シングルバー」で、Wバーは「ダブルバー」です。それぞれのバーによって役割と形状が異なる為に区別されます。
天井は1枚のボードで出来ている訳ではありません。複数のボードを組み合わせて出来上がっています。するとボードとボードの境目が必ず発生しますよね。この部分にWバーが仕事をするんです。
親バーだけだとバーの方向が微妙に変わっていってしまったりします。するとボードもしっかりと固定されないので不安定ですよね。親バーに対して垂直にSバーを入れることにより、LGSとしての機能を果たします。
また、SバーとWバーでは形状も異なります。
Wバーの方が断面が横長で、Sバーの方が断面の横幅は短くなっています。
親バーとCチャンネルの違い
結論、親バーとCチャンネルに違いはありません。
メーカーのカタログなんかを見ると「親バー」という表記ではなく、「チャンネル」と表記されているくらいです。同義であると考えても問題ありません。
まず大前提として、親バーは部材の名称ではなく、LGSの役割になります。「親バー」という名の部材はありませんので注意しましょう。
また、Cチャンネルは親バー以外にも様々な場面で活躍する部材です。
Cチャンネルに関する知識を抑えておいて損はありませんので、知っておきましょう。下の記事に詳細な情報をまとめてあるので、気になったらよかったら読んでみてください。
親バーの寸法
厚み | 高さ | Cの高さ | kg/m |
5 | 40 | 75 | 6.92 |
5 | 50 | 100 | 9.36 |
6 | 65 | 125 | 13.4 |
6.5 | 75 | 150 | 18.6 |
9 | 75 | 150 | 24.0 |
7 | 75 | 180 | 21.4 |
7.5 | 80 | 200 | 24.6 |
8 | 90 | 200 | 30.3 |
9 | 90 | 250 | 34.6 |
11 | 90 | 250 | 40.2 |
9 | 90 | 300 | 38.1 |
10 | 90 | 300 | 43.8 |
12 | 90 | 300 | 48.6 |
10.5 | 100 | 380 | 54.5 |
13 | 100 | 380 | 67.3 |
親バーに関する情報まとめ
親バーに関する情報のまとめ
- 親バーとは:LGSにおける上の部分
- 親バーとmバーとの違い:上に来るか?下に来るか?
- 親バーとCチャンネルの違い:違いはない
- 親バーの寸法:上表参照
以上が親バーに関する情報のまとめです。
一通り親バーの基礎知識は網羅できたと思います。
親バーはLGSの一部ですので、LGSに関しても学んでおくとベターです。LGSを知ることにより、更に親バーに対する理解が深まります。
もっと言うと、内装工事全体について理解しておけば、更に知見を広げられます。
下に記事のリンクを貼っておくので、良かったら読んでみてください。