建築基礎構造設計指針とは?AIJ、改訂、適用範囲、購入方法など

  • 建築基礎構造設計指針って結局なんの本?
  • 「指針」って法律なの?守らなきゃダメ?
  • 黄色本(技術基準解説書)と何が違うの
  • 最新版どれ?2019年版でいい?
  • 6,000円超えるけど買う価値ある?電子版はある?
  • 杭の支持力や液状化判定の根拠ってこれ?
  • 施工管理の自分が読む必要ある?設計者の本では?
  • 設計者に「指針で確認して」と言われたけど何を見れば

上記の様な悩みを解決します。

建築基礎構造設計指針は、基礎・杭・地下の設計に関わると必ず名前が出てくる本ですが、「指針」という呼び方や、黄色本(技術基準解説書)との違い、最新版や購入判断で迷う人が多い一冊です。今回は、この指針が何の本で・法令とどう違い・目次に何が載っていて・最新版はどれかという基本を押さえた上で、現役の施工管理目線で「2019年改訂のポイント」「施工管理が実務で使う場面」「関連規準との使い分け」「どれを買うべきか」まで、買うか迷っている人が判断できる形で整理しました。

なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、初心者の方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

目次

建築基礎構造設計指針とは?

建築基礎構造設計指針とは、結論「日本建築学会(AIJ)が発行している、建築物の基礎構造の設計法をまとめた技術図書」のことです。

直接基礎・杭基礎・地下外壁・擁壁といった「建物を地盤に支えさせる部分」の設計について、荷重の取り方から支持力・沈下・液状化の検討まで、設計の考え方と具体的な計算法を体系的に示しています。基礎構造を設計する構造設計者にとっては、ほぼ必携の本という位置づけです。

ポイントを先に整理すると、次の3点です。

  • 発行は日本建築学会(AIJ)。法律ではなく、学会がまとめた権威ある「推奨基準」
  • 最新版は2019年改訂の第3版(B5判506頁、定価6,380円・税込)
  • 内容は基礎・杭・地下構造の設計法。支持力・沈下・液状化・土圧などを網羅

基礎構造そのものの全体像はこちらが参考になります。

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僕の感覚だと、この指針はまず「学会が出している基礎設計の教科書兼基準書」と捉えるのが分かりやすいです。法律そのものではないけれど、実務では事実上の標準として参照される、という独特の立ち位置を最初に押さえておくと、後の「法令との違い」がスッと入ってきます。

指針・規準・法令の違い(位置づけ整理)

ここが一番混乱しやすいポイントです。建築の世界には「法令」「学会の規準・指針」「解説書」が並んで存在し、それぞれ強制力と役割が違います。

種類 発行 強制力
法令 建築基準法・施行令・告示 あり(守る義務)
技術基準解説書(黄色本) 建築物の構造関係技術基準解説書 国の関係機関等 法の解釈・運用の拠り所
学会の規準・指針 建築基礎構造設計指針、RC規準、鋼構造設計規準 日本建築学会 直接の強制力はない(事実上の標準)

建築基礎構造設計指針は、このうち「学会の指針」にあたります。つまり、それ自体は法律ではなく「守らなければ即違反」というものではありません。ただし、基礎設計の実務では事実上の標準として広く参照され、確認申請や構造計算の根拠としても通用するため、実質的には「従うのが当たり前」の存在になっています。

注意したいのは、法の運用拠り所である「黄色本(建築物の構造関係技術基準解説書)」と指針では、支持力などの計算で用いる係数の値が完全には一致しない場合がある点です。同じ「支持力」でも、どちらに準拠して計算したかで数値が変わることがあるので、設計の根拠がどちらなのかを確認するのが実務上のコツです。

ちなみに「指針」と「規準」は学会の用語で、おおまかに「規準=守るべき基準寄り」「指針=設計の考え方を示す指導寄り」というニュアンスの違いがありますが、実務上はどちらも重要な参照文献として扱われます。

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僕としては、「法令=義務、学会の指針・規準=事実上の標準、黄色本=法の運用解説」という3層構造で頭に入れておくと、現場でどの文献を根拠にすべきか迷わなくなると感じます。設計者が「指針で」と言うときは、この学会指針を指していることがほとんどです。

建築基礎構造設計指針の目次(全10章)

最新版(2019年)の構成は、おおむね次の10章立てです。何がどこに載っているかを把握しておくと、設計者から「○章を見て」と言われたときに迷いません。

タイトル 主な内容
1章 序論 指針の目的、用語・記号の定義
2章 基礎構造の計画 設計の基本方針、要求性能
3章 敷地地盤の安全性 地盤調査、液状化、地盤の安全性評価
4章 荷重 基礎に作用する荷重(土圧・水圧など)
5章 直接基礎 鉛直支持力・沈下・滑動などの設計
6章 杭基礎 鉛直支持力・水平抵抗・沈下の設計
7章 パイルド・ラフト基礎 杭と直接基礎を併用する形式
8章 異種基礎 異なる基礎形式を併用する場合
9章 地下外壁と擁壁 土圧を受ける地下壁・擁壁の設計
10章 施工管理 基礎工事の施工管理

注目したいのは、最後に「10章 施工管理」が独立して設けられている点です。設計の本でありながら、基礎工事の施工管理についても章が割かれており、施工側の人間が読む価値があることを示しています。

杭基礎の種類や施工方法はこちらが参考になります。

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僕の整理では、目次は「3章(地盤)→4章(荷重)→5・6章(基礎本体)」という流れで、地盤を調べて荷重を決め、基礎を設計する、という設計の順番そのままに並んでいると捉えると頭に入りやすいです。

改訂の歴史と最新版(2019年版)

建築基礎構造設計指針は、地盤工学や被害の知見が更新されるたびに改訂を重ねてきました。

  • 1952年 初出版
  • 1960年 改訂
  • 1974年 改訂
  • 1988年 改訂
  • 2001年 改訂
  • 2019年 改訂(最新版・第3版)

2001年の前回改訂から18年が空き、2019年11月に最新版が刊行されました。この間に東日本大震災(2011年)をはじめとする大地震を経験しており、液状化や大地震時の挙動に関する知見が大きく反映されています。

中古で古い版を安く手に入れることもできますが、基礎設計は地震被害の知見が改訂に直結する分野なので、実務で使うなら最新の2019年版を選ぶのが基本です。特に液状化やレベル2地震(後述)の扱いは古い版と大きく変わっているため、古い版は知見が現行と食い違うリスクがあります。

僕の考えでは、参考として古い版を持つのは構わないものの、設計の根拠として使うなら最新版一択だと考えています。18年ぶりの改訂で扱いが変わった項目が多く、古い版で検討すると現行の考え方とずれる恐れがあるためです。

2019年改訂のポイント(レベル2性能設計)

2019年改訂の最大のポイントは、「レベル2地震に対する性能設計」を基本方針として明確に打ち出したことです。

地震の検討は、よく「レベル1」「レベル2」という言い方をします。

  • レベル1地震:建物の供用期間中に数回遭遇する程度の中規模地震。損傷させない
  • レベル2地震:きわめて稀にしか起きない大地震。倒壊・崩壊させない

従来の指針では、基礎構造についてレベル2地震に対する検討の枠組みが必ずしも明確ではない部分がありました。2019年版では、基礎構造もレベル2荷重に対して性能(要求性能)を満たすことを基本とし、安全性の検証に使う「設計用限界値」と、それに対応する要求性能を可能な限り明確にした、という点が大きな改訂内容です。

平たく言えば、「大地震のときに基礎がどこまで損傷を許容し、何を守るのか」という性能の考え方が、より明示的になったということです。

僕の感覚だと、この改訂は「基礎も上部構造と同じように、大地震時の性能をきちんと設計対象にする」という方向への進化と捉えると分かりやすいです。施工管理として深い計算まで理解する必要はありませんが、「2019年版でレベル2の性能設計が明確化された」という背景を知っておくと、設計者との会話で話が通じやすくなります。

主要内容|支持力・液状化・土圧

指針の中身のうち、施工管理が現場で関わりやすい3つの主要テーマを押さえておきます。

支持力(直接基礎・杭基礎)

支持力の計算法は、直接基礎が5章(5.2節 鉛直支持力)、杭基礎が6章(6.3節 鉛直支持力および沈下)に明記されています。設計者から「支持力は指針の6.3節で」と言われたら、それは杭の鉛直支持力の規定を指しています。前述の通り、黄色本(技術基準解説書)にも支持力の計算法はありますが、係数などが指針と完全には一致しないため、どちらに準拠したかの確認が重要です。

地盤の許容応力度の考え方はこちらが参考になります。

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液状化

液状化に関する規定は4章(4.5節)にあり、液状化の判定法、液状化時の水平地盤反力係数の低減、摩擦力の低減・浮力・土圧の影響などが示されています。砂質地盤の現場で「液状化判定はどうなっている?」となったとき、その根拠の一つがこの指針です。

水平地盤反力係数についてはこちらで整理しています。

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土圧・山留め(地下外壁と擁壁)

9章では、土圧を受ける地下外壁や擁壁の設計が扱われます。根切り・山留めや地下工事に関わる施工管理にとっては、土圧の考え方の根拠になる章です。

地盤・N値の基礎知識はこちらも参考になります。

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実務だと、施工管理がこの3テーマで指針を開くのは「支持力の根拠を確認するとき」「液状化地盤での杭の扱いを確認するとき」「地下・山留めの土圧を確認するとき」が中心です。どこに何が載っているかを知っておくだけで、設計者とのやり取りが格段にスムーズになります。

適用範囲(戸建ては対象か)

建築基礎構造設計指針が主に想定しているのは、構造計算が必要な中・大規模建築物の基礎です。RC造・S造のビルやマンション、工場など、構造設計者が基礎を計算する建物が中心です。

一方、木造2階建てなどの小規模な戸建て住宅は、構造計算ではなく仕様規定(基準法施行令の壁量計算など)や、住宅向けの別の指針・告示で設計されることが多く、この指針を直接適用する場面は実務上は限られます。戸建ての基礎(ベタ基礎・布基礎)の設計は、住宅専用の基準で進むのが一般的です。

戸建ての基礎については、こちらが参考になります。

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現場目線で言えば、「自分が中・大規模の構造物の基礎を扱うなら指針は実務必携、木造戸建て中心なら直接使う場面は少ない」と棲み分けて考えると、買うべきかどうかの判断材料になります。

施工管理が実務で使う場面

「設計者の本だから施工管理には不要では?」と思われがちですが、基礎・地下工事を担当する施工管理にとっても、指針は実務で開く場面があります。

  • 杭の支持力・根入れの根拠を確認する(設計の前提を理解して施工に反映)
  • 液状化地盤での杭・基礎の扱いを確認する
  • 根切り・山留めの土圧の考え方を確認する
  • 10章「施工管理」で基礎工事の施工管理の要点を確認する
  • 設計者・地盤調査会社との打合せで用語と根拠を共有する

特に、指針に「施工管理」の章が独立して存在することは、施工側が読む価値を端的に示しています。設計の意図(なぜこの支持層まで杭を打つのか、なぜこの根入れなのか)を理解して施工に臨めると、設計者からの信頼も上がります。

杭基礎の全体像はこちらが参考になります。

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僕の整理では、施工管理が指針を「最初から最後まで読む」必要はないものの、自分の現場に関わる章(支持力・液状化・施工管理)だけでも目を通しておくと、設計の根拠を理解した上で施工を進められるようになります。丸暗記ではなく「必要な章を引ける」状態を目指すのが現実的です。

関連規準・黄色本との使い分け

建築基礎構造設計指針は単独で使うものではなく、他の規準・解説書とセットで参照します。混同しやすいので整理します。

文献 守備範囲
建築基礎構造設計指針 基礎・杭・地下構造の設計
鉄筋コンクリート構造計算規準(RC規準) RC部材(柱・梁・スラブ等)の設計
鋼構造設計規準 鋼構造(鉄骨)部材の設計
建築物の構造関係技術基準解説書(黄色本) 建築基準法の構造規定の解釈・運用

ざっくり言えば、「基礎は基礎構造設計指針、上部のRCはRC規準、鉄骨は鋼構造設計規準、法の運用は黄色本」という分担です。基礎の支持力は指針、その基礎を構成するRCフーチングの配筋はRC規準、というように、一つの建物でも部位ごとに参照する文献が変わります。

なお、「同解説」という表記は、規準・指針の条文に解説を付けた版を指す学会の慣用で、別の本ではなく「本文+解説」がセットになったものと考えてください。

構造計算ルートの全体像はこちらが参考になります。

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僕の考えでは、これらの文献は「部位ごとの担当」を意識すると使い分けが明快になります。基礎で迷ったら指針、上部躯体で迷ったらRC規準か鋼構造設計規準、法の解釈で迷ったら黄色本、という引き分けを覚えておくと、調べ物の効率が上がります。

購入方法・価格・電子版(どれを買うか)

最後に、買うかどうかの判断材料を整理します。

  • 発行:日本建築学会(販売は丸善出版など)
  • 最新版:2019年改訂の第3版
  • 仕様:B5判 506頁
  • 価格:定価6,380円(税込)
  • ISBN:978-4-8189-0652-5
  • 入手先:日本建築学会の建築書店、丸善・大型書店の専門書コーナー、技術書専門の書店、オンライン書店など

学会員でなくても、一般の書店・オンラインで購入できます。価格は6,000円超と専門書としては標準的で、506頁の体系的な内容を考えると、基礎設計に継続的に関わる人にとっては十分に元が取れる投資です。

電子版については、学会の電子図書サービスや一部の電子書籍プラットフォームで提供される場合がありますが、紙が中心です。常に最新版を参照したい・現場で開きたいなら紙、検索性を重視するなら電子、という選び方になります。中古でも入手できますが、前述の通り基礎設計は改訂で扱いが変わるため、実務で使うなら最新の2019年版を選ぶのが安全です。

正直なところ、基礎・地下を頻繁に扱う立場なら最新版を1冊持っておく価値は高いです。逆に、ごくたまに根拠を確認する程度なら、職場や図書館の備え付けを参照する形でも実務は回ります。自分の関わり方の頻度で、購入か参照かを判断するのがおすすめです。

建築基礎構造設計指針に関する情報まとめ

  • 何の本か:日本建築学会(AIJ)が発行する、基礎・杭・地下構造の設計法をまとめた技術図書
  • 位置づけ:法律ではなく学会の指針(事実上の標準)。黄色本とは係数が一致しないことがある
  • 目次:全10章。地盤→荷重→直接基礎→杭基礎→地下外壁・擁壁→施工管理の構成
  • 改訂史:1952年初版、以降5回改訂、最新は2019年(第3版)。2001年から18年ぶり
  • 2019年改訂:レベル2地震に対する性能設計を基本方針に明確化、設計用限界値と要求性能を明示
  • 主要内容:支持力(直接5.2節・杭6.3節)、液状化(4.5節)、土圧・山留め(9章)
  • 適用範囲:中・大規模建築物の基礎が中心。木造戸建ては直接使う場面は限られる
  • 施工管理の使い所:支持力・液状化・土圧の根拠確認、10章「施工管理」、設計者との共有
  • 購入:第3版2019年版、B5判506頁、6,380円(税込)。一般書店・オンラインで入手可

以上が建築基礎構造設計指針に関する情報のまとめです。

建築基礎構造設計指針は、「学会が出している基礎設計の標準」であり、法律そのものではないものの実務では事実上必携の一冊です。最新版は2019年改訂で、レベル2地震への性能設計が明確化されたのが大きな特徴になります。施工管理にとっても、支持力・液状化・土圧の根拠を確認したり、10章の施工管理を参照したりと、基礎・地下を扱うなら開く価値のある本です。買うか迷うなら、自分が基礎・地下にどれだけ関わるかの頻度で判断するとよいと思います。

建築基礎構造設計指針に関するよくある質問

Q1:建築基礎構造設計指針は法律ですか?守らないと違反になりますか?

法律そのものではありません。日本建築学会が発行する「指針」で、直接の強制力はありません。ただし基礎設計の実務では事実上の標準として広く参照され、確認申請や構造計算の根拠としても通用するため、実質的には従うのが当たり前の存在です。法令(建築基準法・告示)とは別物だと整理しておきましょう。

Q2:黄色本(技術基準解説書)と何が違いますか?

黄色本は建築基準法の構造規定の解釈・運用をまとめたもの、建築基礎構造設計指針は学会が基礎設計の考え方と計算法を体系化したものです。両方に支持力の計算法が載っていますが、用いる係数の値が完全には一致しないことがあるため、設計がどちらに準拠しているかの確認が重要です。

Q3:最新版はどれですか?古い版や中古でも大丈夫ですか?

最新版は2019年改訂の第3版です。2001年の前回改訂から18年ぶりの改訂で、液状化やレベル2地震の扱いが大きく更新されています。中古で古い版も入手できますが、現行の考え方と食い違うリスクがあるため、実務で使うなら最新の2019年版を選ぶのが安全です。

Q4:6,000円超は高いですが、施工管理が買う価値はありますか?

基礎・杭・地下工事に継続的に関わるなら、買う価値は高いです。指針には「施工管理」の章も独立してあり、設計の意図を理解して施工に反映できるようになります。逆に、ごくたまに根拠を確認する程度なら、職場や図書館の備え付けを参照する形でも実務は回ります。関わる頻度で判断するのがおすすめです。

Q5:確認申請では指針通りでないと通りませんか?

確認申請で直接問われるのは法令(基準法・施行令・告示)への適合です。指針はそれ自体が申請の合否を決める法律ではありませんが、基礎設計の根拠として広く認められているため、指針に準拠して設計するのが一般的です。法の運用上は黄色本も拠り所になるので、設計の根拠を法令・黄色本・指針のどれに置くかは設計者が判断します。

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