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ボルトとは?用途、寸法、規格、強度、締付けトルクなど

  • ボルトってなに?
  • どんな種類があるの?
  • 用途にはどのようなものがあるの?
  • 寸法(規格)を知りたい
  • 強度は?
  • 締付けトルクって?

上記のような悩みを解決します。

ボルトは建設現場でトップクラスに使用頻度の高い材料です。ゼネコンでもサブコンでも必須な知識になりますので、基礎知識は抑えておきましょう。

この記事ではボルトとは?といったところから、種類、用途、寸法、規格、強度、締付けトルクについて解説していきます。

なるべく分かりやすい例えを使って解説していくので、初心者の方にもそれなりに分かりやすい記事になるかなと思います。

それではいってみましょう!

 

ボルトとは?用途についても解説

ボルトとは、結論「螺旋状に山が刻まれた金属棒のこと」です。

主に部品同士を接続するのに使用されます。

例えば、12mのダクトを施工したい場合を考えましょう。12mのダクトなんてありませんから、4mくらいのダクトを3本持ってきて接続する必要があります。

接続が甘ければ、ダクトとダクトの間から液体や気体が漏れてしまいますよね。ダクト間の接続は隙間のないよう強く接続しなければなりません。

そこで登場するのがボルトです。ボルトを使用してダクトを接続することにより、強固にダクトを繋げることが可能になります。

他には下記のような用途がボルトにはあります。

ボルトの用途

部材がシンプルですから様々な使い方があり、用途を挙げだしたらキリがありません。

まずボルトは加工が容易です。ボルトカッターと呼ばれる機械を使用すれば、好きな長さにボルトを加工することが可能になります。

長いボルトなら、天井からモノを吊るすのに適しています。天井からボルトを垂らし、ボルトに機器を取り付けることにより、天井へ様々な機器を施工することが可能です。

逆に短いボルトなら、細かい部品間の接続ができます。ボルト単体ではなくナットやワッシャーを使用することにより、ガッチリと固定するのが可能です。

 

ボルトの種類

ボルトの種類

  • 寸切りボルト
  • 六角ボルト
  • ハイテンションボルト
  • アンカーボルト

ボルトの種類は上記に示す通りです。ボルトには多くの種類がありますから、あくまで一例として考えてください。

まず、現場で働いていて一番目にするのが「寸切りボルト」です。

寸切りボルトは頭がついていないボルトのことです。略して「寸切り」と呼ばれたりしますね。頭がついていない為、その都度長さを変更することが可能で、使い勝手が非常に良いです。

ただ単体で機能することは少なく、ナットやワッシャーなどの部材も必要になります。

六角ボルトは頭が六角になっているボルトです。頭が最初からついているので、頭の部分を締め付けることにより、部品間の接続を可能にします。

ハイテンションボルトはその名の通り「強い荷重に耐えられるボルト」です。強度が高いので、比較的荷重のかかる場所に使用されます。

アンカーボルトはコンクリートに打ち込まれる用のボルトです。

詳しくは下の記事で確認してください。

 

ボルトの寸法(規格)

大前提として、ボルトには様々な種類があります。この記事では寸切りボルトの寸法、規格について解説していきます。

まずは寸切りボルトの寸法です。下記のような種類があります。

寸切りボルトの寸法

  • 1000mm
  • 1500mm
  • 2000mm

現場感としては1000mmのものが一般的な感覚があります。長すぎず短すぎずで一番使い勝手がいいのが1000mmでして、現場でも頻繁に使用されます。

これらは寸切りボルトの長さです。長さに加えて、ボルト自体の太さ(直径)という部分にも様々な種類があります。

ボルトの太さに関しては「M〇〇」という表現が使われます。

Mの後ろに続く数字が大きければ太くなり、数字が小さくなれば細くなります。具体的な数字としてはM3からM64までありますが、実際に現場で使用されるのは、下記6種類程度です。

よく使用されるボルトの規格

  • M6
  • M8
  • M10
  • M12
  • M14
  • M16

この中でも使用頻度が高いのはM6からM10ですね。M12になるとかなり太いので、利用頻度はそこまで高くないかなといった感じです。

また、Mの後ろに続く数字は、ボルトの直径を表しています。

例えばM10なら直径は10mmですし、M12なら直径は12mmです。使用される場所によって必要な太さは変わりますから、適切な規格のボルトを選定することが必要になります。

 

ボルトの締付けトルク

ボルトサイズ(mm) 締付けトルク(N・m) 締付けトルク(N・cm)
M6 4.0〜4.1
M8 8.9〜10.8 95〜110
M10 18.0〜23.0 185〜235
M12 31.5〜39.5 325〜400
M14 51.0〜61.0 520〜620
M16 78.5〜98.0 800〜980

 

ボルトの強度

ボルトの強度は「JIS B1051」にて決められています。10ページの表3付近ですね。とはいえ分かりにくいと思うので、分かりやすくまとめた表を示します。

引用:十一屋ボルト

この表において「T」というのは、最小の引張強さです。つまり「4T」というのは「40kgf/mm2」となります。4T、7T、11Tそれぞれで決まっていますので、確認しましょう。

 

ボルトに関する情報まとめ

ボルトに関する情報まとめ

  • ボルトとは:螺旋状に山が刻まれた金属棒のこと
  • ボルトの種類:寸切り、六角、ハイテンション、アンカー
  • ボルトの用途:動力部品同士の接続、天井から吊るす系
  • ボルトの寸法(規格):上表参照
  • ボルトの強度:上表参照
  • ボルトの締付けトルク:上表参照

以上がボルトに関する情報のまとめです。

ボルトの基礎知識は一通り網羅できたと思います。

ボルトと同じくらい使用される材料としては「ナット」と「ワッシャー」が挙げられます。両方共ボルトとセットで使用されることが多いですので、合わせて知識として持っておきましょう。

下に分かりやすい記事のリンクを貼っておくので、よかったら読んでみてください。

それでは!

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