1級電気通信工事施工管理技士とは?合格率、難易度、試験内容など

  • 1級電気通信工事施工管理技士の合格率ってどのくらい?
  • 一次と二次でどっちが難しいの?
  • なんで二次だけ合格率が低いの?
  • 何割取れば合格なの?
  • 他の電気系資格と比べて難しい?
  • そもそもどんな試験なの?
  • 一次に受かって二次に落ちたらどうなる?
  • どう対策すれば受かる?

上記の様な悩みを解決します。

1級電気通信工事施工管理技士は、5Gや光ファイバといった通信インフラ工事の現場を管理できる、比較的新しい国家資格です。合格率を調べると年度でかなり数字が動いていて、しかも一次と二次で難しさが真逆になるという、少しクセのある資格でもあります。今回は令和7年度の最新データをもとに、合格率の推移・一次と二次の逆転・合格基準・試験内容・難易度・対策まで、施工管理の実務目線で整理しました。

なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、初心者の方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

目次

1級電気通信工事施工管理技士とは?

1級電気通信工事施工管理技士とは、結論「通信ケーブルや基地局、LAN・光ファイバなどの電気通信工事について、施工計画・工程・品質・安全を管理できる国家資格」のことです。

この資格の特徴は、令和元年度(2019年)に新設された、施工管理技士7種の中で最も歴史が浅い資格だという点です。スマホの普及や5G・IoTの拡大で通信インフラの工事が急増したことを背景に生まれた、いわば「時代の要請でできた資格」ですね。1級を取得すると、電気通信工事の主任技術者だけでなく、大規模現場の監理技術者にもなれます。

管理を担う「主任技術者」がどんな立場かは、こちらが分かりやすいです。

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歴史が浅いぶん有資格者もまだ少なく、5Gやローカル5Gの整備需要も続いているので、今後さらに価値が上がりやすい資格だと個人的には見ています。

1級電気通信工事施工管理技士の合格率【令和7年度・推移】

結論から言うと、1級電気通信工事施工管理技士の合格率は、第一次検定が年度で40〜70%と大きく動き、第二次検定は30〜40%台で推移しています。第二次検定のほうが一貫して低いのがこの資格の特徴です。

全国建設研修センターが公表する近年の推移は次のとおりです。

年度 第一次検定 第二次検定
令和7年度 69.2% 36.3%
令和6年度 40.5% 40.9%
令和5年度 51.2% 約37%

注目したいのが令和7年度の第一次検定で、合格率が69.2%と前年から一気に約29ポイント上がり、過去最高になりました。受検資格の改正で若い受検者が増えたことなどが背景と見られます。一方で第二次検定は36.3%(受検5,435人・合格1,971人)と低いままで、一次が易しくなっても二次の壁は変わっていません。数字だけを見て「一次が7割なら簡単」と判断すると、二次でつまずくので注意が必要です。

1級電気通信工事施工管理技士の一次と二次で合格率が逆転する理由

意外と知られていませんが、この資格は一次と二次で合格率が逆転します。その理由は、結論「第一次検定はマークシート、第二次検定は記述式だから」です。

第一次検定は四者択一のマークシートで、知識をインプットして過去問を回せば得点しやすい形式です。だから対策の量がそのまま点数に反映されやすい。ところが第二次検定は、施工経験を自分の言葉で記述する問題が中心で、暗記だけでは通用しません。現場での経験を、採点者に伝わるように文章化する力が問われるわけです。

僕の感覚だと、二次で落ちる人の多くは「知識が足りない」のではなく「経験を答案に書き起こせていない」ケースです。一次は情報戦、二次は表現力の勝負、と割り切って準備を分けると、対策の精度が上がります。

1級電気通信工事施工管理技士の合格基準と試験内容

結論として、合格基準は第一次検定・第二次検定とも原則「満点の60%以上」です。ここは他の施工管理技士と共通の考え方ですね。

試験内容を整理すると、次のようになります。

  • 第一次検定:マークシート方式。電気通信工学、電気通信設備、施工管理法、法規などから出題
  • 第二次検定:記述式。施工経験に基づく施工管理の記述と、専門知識を問う設問が中心
  • 第一次検定に合格すると「1級電気通信工事施工管理技士補」を名乗れる
  • 第一次検定の合格は無期限で有効で、二次に落ちても翌年以降は二次から受け直せる

特に大きいのが、第一次検定合格の効力が無期限という点です。一度一次に受かれば技士補として現場に配置でき、二次はじっくり準備して再挑戦できます。つまり「まず一次を確実に取る」戦略が理にかなっているわけです。

1級電気通信工事施工管理技士の難易度は高い?

1級電気通信工事施工管理技士の難易度は、結論「一次は年度次第でチャンスが大きいが、二次はしっかり難しい」というのが実務目線の評価です。

同じ電気系の施工管理技士である電気工事施工管理技士と比べると、電気通信は歴史が浅く過去問の蓄積が少ないぶん、二次の記述対策で情報が集めにくい面があります。ただ試験の骨格は電気工事施工管理と似ているので、電気系の実務経験がある人なら取り組みやすいです。2級と比べれば、1級のほうが記述の要求水準が高く、監理技術者になれる分だけ難易度も上がります。

電気系資格の難易度を横並びで見たい場合は、こちらも参考になります。

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正直なところ、電気通信は「まだ受験者数が少なく、二次さえ乗り越えれば希少性の高い資格が手に入る」という意味で、費用対効果の高い資格だと思います。

1級電気通信工事施工管理技士の合格率を上げる勉強方法

結論として、対策は「一次は過去問の反復で60%を固め、二次は経験記述の型づくりに時間を割く」のが王道です。

第一次検定は出題範囲が広いものの、頻出テーマが決まっているので、過去問を繰り返して6割を安定させるのが最短ルートです。満点は不要なので、苦手分野を捨てすぎない程度に広く浅く押さえるのがコツですね。第二次検定は、自分が関わった電気通信工事を題材に、施工管理上の課題と対応を「起きたこと→対応→結果」の流れで書けるように、あらかじめ文章の型を用意しておくと本番で手が止まりません。

現場目線で言えば、二次の記述は前日に詰め込めるものではないので、一次の勉強と並行して少しずつ自分の経験を棚卸ししておくのが、遠回りに見えて一番の近道だと思います。電験など他の電気系資格の勉強と考え方が共通する部分もあるので、興味があればこちらも読んでみてください。

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1級電気通信工事施工管理技士の合格率に関する情報まとめ

  • 1級電気通信工事施工管理技士とは:通信インフラ工事を管理できる、2019年新設の国家資格
  • 合格率:一次は年度で40〜70%、二次は30〜40%台。令和7年度は一次69.2%・二次36.3%
  • 一次と二次の逆転:一次はマークシート、二次は記述式のため二次の合格率が低い
  • 合格基準:一次・二次とも原則60%以上
  • 試験内容:一次はマークシート、二次は経験記述中心。一次合格は無期限有効
  • 対策:一次は過去問反復、二次は経験記述の型づくりに時間を割く

以上が1級電気通信工事施工管理技士の合格率に関する情報のまとめです。

数字を見ると一次と二次で印象がまるで違いますが、攻略法もそれぞれ別物です。実務だと、まず無期限で有効な一次を確実に取り、二次は経験の棚卸しを早めに始める、という二段構えで臨むのが合格への現実的なルートだと思います。

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