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図面の寸法とは?表記、書き方、記号、寸法交差、注意点など

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  • 図面の寸法ってなに?
  • 単位は?
  • 寸法公差について知りたい
  • 表記は?
  • 記号は?
  • 書き方はどんな感じ?
  • 書く時の注意点について知りたい

上記のような悩みを解決します。

建物でも機器でも、何かしらを制作するには図面が必要であり、図面には寸法が必要になってきます。読み方、書き方について基礎的な情報が無ければ仕事になりません。

これを機に、図面の寸法に関する基礎知識を抑えておきましょう。

この記事では図面の寸法とは?といったところから、単位、寸法公差、表記、記号、書き方、注意点などについて解説していきます。

なるべく専門用語は使わずに分かりやすい単語を使って解説していくので、初心者の方にも分かりやすい記事になるかなと思います。

それではいってみましょう!

 




図面の寸法とは?単位についても解説

図面の寸法とは、結論「長さ」のことです。

例えば、建物の外観を示した図面があったとしましょう。寸法が無い状態ですと「長さ」が分かりませんから、建物の高さも横幅も分かりません。これでは施工のしようがありませんよね。

図面に対し、寸法を記入することにより、図面が表すものの長さを理解することができます。

具体例としては下記のようなものが挙げられます。

図面寸法の具体例

  • 建物の外観の長さ
  • 柱のふかし長さ
  • 天井高さ
  • OAフロアの長さ
  • 照明器具の大きさ
  • コンセントの高さ

日本では長さを表現する際「cm」が一般的ですが、建設業では基本的に「mm」で表現します。20cmなら200mm、4mなら4000mmといった格好です。

建築は非常に繊細ですので、ミリ単位で様々なことを調節しなければならないんですね。

図面に単位の記載は無く、数字のみが書かれています。これら全ては「ミリ」ですので、間違えないようにしましょう。

 

寸法交差とは?

寸法公差とは、結論「許される誤差の長さ」です。

先ほど、建築はミリ単位で物事を調節していくと言いましたが、実際に施工する際には多少の誤差が発生したりします。作業を行うのはロボットでは無く、人ですので施工誤差が発生することを考慮しなければなりません。

そこで登場するのが寸法公差でして、許される施工誤差を記入していきます。

とはいえ、施工図や建築の設計図に寸法公差が用いられることは稀です。どちらかというと、機械設計図のような更に繊細な部品に使用されるのが寸法公差です。

機械系の設計図を見る際、機械系の設計をする方は覚えておきましょう。

 

図面寸法の記号

図面寸法の記号

  • φ:直径
  • R:半径
  • t:厚さ
  • □:正方形の各辺の長さ
  • P:ピッチ

図面寸法の記号は上に示す通りです。他にも無限にありますが、とりあえず上5つを抑えておけば、施工管理として困ることはありません。

 

図面寸法の表記

図面寸法の表記

  • L=Length:長さ
  • W=Width:幅
  • H=Height:高さ
  • D=Depth:奥行き

図面寸法の表記は上に示す通りです。他にもいくつかありますが、とりあえずは上4つを抑えておけば困ることはありません。

 

図面寸法の書き方

図面寸法の書き方は、結論「見やすく、完結かつ、網羅的に書く」です。

具体的なソフトの操作方法などは当記事では省きます。この記事では寸法を書く際の「考え方」について解説していきます。

まず大前提として、図面は「見やすさ」が重要です。

図面を書くということは図面を読む人もいる訳ですよね。図面を読む人に伝わらなければ寸法を書く意味がありません。パッと見た時に見やすいことが大切です。

例えば、機械機器の図面で、機器全ての寸法を書く必要はありません。特に複雑な機器ならば、図面が寸法だらけになってしまい、本来伝えたいはずの情報が伝わらないんです。寸法は完結に書くことを意識しましょう。

また、図面の寸法を書く上では網羅的な情報も必要です。図面を見やすく完結に書こうとして、必要な情報を削ってしまうのは本末転倒です。

よって、優先順位としてはまず「網羅性」があり、次に「完結で見やすいこと」が来ます。

必要な情報を全て書くと図面が寸法だらけになって見にくくなってしまう。。。という場合には、見にくくても必要な情報を書きましょう。

 

図面の寸法を書く際の注意点

図面の寸法を書く際の注意点は、結論「図面で伝えたい情報を理解すること」です。

そもそも図面には様々な種類があり、それぞれで図面の役割は異なります。

設計図は建物の概要を伝える図面ですから、細かいところの寸法は必要ありません。対して施工図ならば正確な施工寸法が無ければ困りますので、細かいところまで寸法を記入する必要があります。

照明器具の図面ならば収まりを検討する為に必要な情報がありますし、立面図ならば施工図を作成する元となる寸法が必要です。

図面によって必要な情報は異なります。

必要な情報は何か?を適切に判断し、正確な情報を記入していく必要があります。

また、建物を作るのには工期があり、工期に間に合うよう施工する必要がありますよね。よって、仕事の進め方としては「スピード」も重要になってきます。

例えば、ケーブルラックを施工するには、インサートと呼ばれるめねじをコンクリート打設前に仕込んでおかなければなりません。言い換えれば、コンクリート打設後にケーブルラックの位置を動かすことはできません。

「いつまでに完成させなければならないか?」という点も重要になってきます。

図面の寸法に拘ることも大事ですが、それ以上に「期日までに間に合わせる」という視点も忘れないようにしましょう。

 

図面の寸法に関する情報のまとめ

図面の寸法に関する情報のまとめ

  • 図面の寸法とは:長さ
  • 図面寸法の単位:ミリ
  • 寸法公差とは:許される誤差の長さ
  • 図面寸法の表記:L、W、H、D
  • 図面寸法の記号:φ、R、t、□、P
  • 図面寸法の書き方:見やすく、完結かつ、網羅的に書く
  • 図面寸法を書く時の注意点:図面で伝えたい情報を理解すること

以上が図面の寸法に関する情報のまとめです。

一通り基礎知識は網羅できたと思います。

寸法は図面に記入される訳ですが、図面には様々な種類があり、どの種類の図面が何を伝えたいか?を明確に理解しておくことが大切です。

下にいくつか図面に関する解説記事のリンクを貼っておくので、よかったら読んでみてください。

それでは!

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