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作業員名簿とは?詳しい書き方、注意点、必須か否かを解説する

  • 作業員名簿ってなに?
  • 書き方について詳しく知りたい
  • 作成の際の注意点は?
  • 必須の書類なの?

上記の様な悩みを解決します。

この記事では作業員名簿とは?といったところから、詳しい書き方、作成の際の注意点、必須の書類か否かについて解説していきます。

なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、安全書類に苦手意識がある方でも分かりやすい記事になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

 

作業員名簿とは?

作業員名簿とは、結論「作業員の情報を記した名簿のこと」です。

安全書類の一種でして、現場に入る際は作業員名簿の記入が必要になります。

例えば、作業員さんが事故にあってしまった場合、緊急時の連絡先が無ければ連絡することができませんよね。また、健康に不安がある人は現場に入らない方が良かったりします。

作業員名簿が必要な理由は「事故の予防」と「事故が起こった時の対応」です。

建設業には危険が付きまといますから、安全書類の作成は必要項目です。作業員名簿の書き方が分からなければ現場に入ることができません。

この記事を読んで、作業員名簿の書き方をマスターしましょう。

 

作業員名簿の書き方

作業員名簿の項目は若干会社によって異なるものの、ほとんどは一緒です。それぞれ詳しく解説していきます。

 

氏名

名前を書きましょう。

 

職種

作業員名簿の「職種」には、現場における役職を書きましょう。

建設業には多くの役職が存在します。具体的には下記のようなものが挙げられます。

現場での役職(具体例)

  • 現場代理人
  • 主任技術者
  • 安全衛生責任者
  • 監督者
  • 職長
  • 職人

 

区分

ここは空白で構いません。

 

雇入年月日、経験年数(入社日)

作業員名簿の雇入年月日は所属している会社に入社した日です。

経験年数は「現場で何年働いた経験があるか?」になります。もし現場経験が3年4ヵ月とかなら「3年」と記入しましょう。

要は経験の浅い人をサポートする目的があります。

「経験年数1年です!」という人がいたら現場のことをまだまだ知りません。危険なポイントも分からないと思うので、周りのサポートが必要になるんです。

 

生年月日、年齢

普通に生年月日と年齢を書きましょう。

若年者や高齢者には作業に制限があります。

「何歳以下はできない仕事」「何歳以上はできない仕事」というのが建設業にはありまして、年齢から作業内容を決めなければならないんです。

例えば、75歳の作業員さんがいたとしたら、身体能力が落ちていることが予測されます。

となると脚立を使用しての作業や、高所に登っての作業は避ける必要がありますよね。このように労働者を守るための目的があります。

 

現住所と家族の連絡先

作業員名簿の現住所と家族の連絡先は、緊急時の措置に使われます。

例えば建設現場で事故が発生してしまい、病院に搬送されてしまったとしましょう。「緊急手術が必要だ」となったら、誰がGOサインを出すのでしょうか?

本人に意識があれば本人がGOサインを出せば良いですが、本人に意識がなければGOサインを出すことができません。

赤の他人がGOサインを出す訳にもいかないので、家族がGOサインを出します。

家族の連絡先を知らなければ緊急時に連絡することができませんよね。緊急時の為に家族の連絡先を書く必要があるんです。

 

最近の健康診断

最近の健康診断を受けた日付を書きましょう。

簡単な話「10年前に健康診断を受けて異常なしでした!」と言われても困りますよね。ちゃんと近い日で健康に異常がないことを作業員名簿で証明しなければなりません。

 

血液型

作業員名簿に血液型を書くことによって、輸血する際の血液型を知ることができます。

もし事故が発生してしまったとして、輸血する際に患者の血液型が分からなかったら困ります。「とりあえずA型の血液入れとこ!」とかありえませんからね。

 

特殊健康診断日

作業員名簿の「特殊健康診断日」は、基本的に記入しなくても大丈夫です。

もし特別な持病なんかがあった場合には、健康診断の日を記入する必要があります。

 

免許・技能講習・特別教育

建設業では「有資格作業」というものがあります。

要は資格が無ければ作業できない仕事です。

例えば、高所作業車の資格を持っていない人は高所作業車を運転することはできません。運転免許を持っていない人が車を運転できないのと同じです。

資格を持っているなら「資格持ってるよー」と証明しなければなりませんので、作業員名簿の「免許・技能講習・特別教育」の欄に持っている資格を記入します。

免許・技能講習・特別教育の違いは、レベルです。
免許・技能講習・特別教育のレベル免許>技能講習>特別教育

という順番でレベルが高いです。

レベルが高ければ高いほど難しくなりますが、資格証としての価値は上がります。対してレベルが低いなら資格取得は楽だということです。

特別教育に関しては、お金を払って講習を受けるだけ。。。とかありますからね。

 

入場年月日、受入教育実施年月日(新規)

作業員名簿の入場年月日は、その現場に始めた入った日付を書きましょう。要は最初に作業した日ですね。

受入教育実施年月日は「新規入場者教育を受けた日」を書きます。

基本的に初作業の日に新規入場者教育を行いますから、多くの場合は「入場年月日=受入教育実施年月日」となります。

 

作業員名簿を書く上での注意点

間違いがないように書く

まず、作業員名簿を書く際には、間違いがないよう注意しましょう。

例えば、緊急時の連絡先の電話番号にミスがあったら、連絡することはできません。電話番号の数字を一つ間違えるだけで、下手したら命を落とす可能性すらあります

何度も確認して、作業員名簿に記載した情報が間違っていないかを見ましょう。

 

期日までに書く

作業員名簿は作業日前に提出しなければなりません。

例えば、初作業の日に事故を起こして輸血が必要になったとします。作業員名簿が提出されていなかったら血液型が分かりませんよね。

それではどの血液を輸血すればいいか分かりませんよね。

必ず期日までに作業員名簿を提出しましょう。

 

免許や資格のコピーも提出する

作業員名簿を提出する際は、免許や資格のコピーも一緒に提出しましょう。

高所作業車の資格があるなら、高所作業車の資格のコピーも出さなければなりません。資格があるなら資格を見せて証明しなければならない訳です。

これに関しても期日に間に合うよう提出しましょう。

 

作業員名簿の提出は必須なので必ず書くこと

どの現場でも、作業員名簿の提出は必須ですので必ず書きましょう。

現場によっては「先に職人を入れてしまって、作業員名簿の作成は後から。。。」なんて言っているところもありますが、これはよろしくありません。

建設業において、安全は超重要項目です。

簡単な話、施主からしたら事故を起こすような業者に発注したくないですよね。

事故が起らないような措置も必要ですし、事故が起こった後の対応も重要になってきます。その為に必要な書類が作業員名簿です。

必ず作業員名簿は書いて提出するようにしましょう。

 

作業員名簿に関する情報まとめ

作業員名簿に関する情報まとめ

  • 作業員名簿とは:作業員の情報を記した名簿のこと
  • 書き方:上章参照
  • 作成の際の注意点:間違いがない様に書く、期限に間に合わせる、資格証も合わせる
  • 必須の書類なのか:必須

以上が作業員名簿に関する情報のまとめです。

一通り基礎知識は網羅できたと思います。

現場に入る為には作業員名簿以外にも様々な安全書類が必要になります。作業員名簿と同様に必須の知識ですので、合わせて抑えておきましょう。

下に分かりやすい記事のリンクを貼っておくので、よかったら読んでみてください。

それでは!
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