- 一級建築士の2026年の試験日っていつ?
- 学科と製図で日程が分かれてるの?
- 申し込みはいつからいつまで?
- 受験手数料っていくらかかる?
- 製図の課題って事前に発表されるって本当?
- 学科に受かったら製図は何回受けられる?
- 施工管理技士とは何が違うの?
上記の様な悩みを解決します。
一級建築士は、設計・工事監理を担える国家資格の最高峰で、施工管理技士とはまったく別系統の試験です。実施団体も建築技術教育普及センターで、試験は「学科」と「設計製図」の2段階、しかも製図は課題が事前公表されるなど独特のルールがあります。今回は令和8年度(2026年度)の学科・設計製図の試験日を軸に、申込受付期間・受験手数料・製図課題の公表・学科合格の有効期間まで、施工管理経験者の目線で整理しました。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、これから受ける方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
一級建築士の試験日とは?
一級建築士の試験日とは、結論「令和8年度(2026年度)は学科の試験が7月26日(日)、設計製図の試験が10月11日(日)」です。
一級建築士試験は、公益財団法人建築技術教育普及センターが実施する国家試験で、まず7月に「学科の試験」(マークシート)を受け、それに合格した人だけが10月の「設計製図の試験」に進めます。施工管理技士の一次・二次と似た2段階構成ですが、製図が手描きの図面試験である点が大きく異なります。
まず令和8年度の主要日程を先にまとめておきます。
| 区分 | 日程(令和8年度) |
|---|---|
| 受験申込受付 | 2026年4月1日(水)〜4月14日(火) |
| 設計製図の課題公表 | 2026年7月24日(金)頃 |
| 学科の試験 | 2026年7月26日(日) |
| 学科の合格発表 | 例年9月上旬〜中旬 |
| 設計製図の試験 | 2026年10月11日(日) |
| 設計製図の合格発表(最終) | 2026年12月23日(水)予定 |
日程は建築技術教育普及センターの公式発表に基づくものです。最新・確定情報は必ず公式で確認してください。
僕の感覚だと、一級建築士でまず押さえるべきは「学科7月・製図10月」という2つの試験日と、その間に製図の課題が公表されるという流れです。ここを理解しておくと、1年の動き方がイメージしやすくなります。
2026年度の受験申込受付期間と受験手数料
一級建築士も、試験日より先に申込受付期間があります。令和8年度の受験申込受付は、2026年4月1日(水)午前10時〜4月14日(火)午後4時と、約2週間だけです。原則としてインターネット受付となっています。
申込まわりで押さえておきたいポイントを整理します。
- 受付期間は2026年4月1日〜4月14日と短い。締切を過ぎると受けられない
- 受付は原則インターネット。マイページを作成して手続きする流れ
- 受験手数料は17,000円(非課税)
- 学科の受験票は7月10日頃、設計製図の受験票は9月24日頃にマイページで交付
受付期間が2週間と短いのが一級建築士の要注意ポイントです。施工管理技士のように長めの受付ではないので、「4月に入ったらすぐ申し込む」くらいの意識でちょうどいいです。受験資格(建築系の学歴や指定科目の履修など)の確認も、受付が始まる前に済ませておくとスムーズです。
なお、制度改正により学科試験自体は実務経験がなくても受けられるようになり、実務経験は免許登録の段階で必要になる形に変わっています。自分がどの区分で受験できるかは、公式の受験要領で早めに確認しておきましょう。
学科試験から設計製図・合格発表までの流れ
一級建築士は、学科合格者だけが製図に進める仕組みなので、合格発表のタイミングまで含めて流れを掴んでおくと動きやすくなります。時系列で並べると次のようになります。
- 4月1日〜4月14日:受験申込受付(原則ネット)
- 7月24日頃:設計製図の課題公表
- 7月26日:学科の試験
- 9月上旬〜中旬:学科の合格発表 → 合格者が製図に進める
- 10月11日:設計製図の試験
- 12月23日頃:設計製図(最終)の合格発表
この流れで特徴的なのが、7月24日頃の設計製図の課題公表です。製図試験は「どんな建物を設計する課題か」があらかじめ発表され、受験者はその課題に沿って対策を進めます。学科の直前にその年の製図の課題テーマが分かるため、学科に手応えがあれば発表を待たずに製図の準備へ移るのが定石です。
学科と製図の間は約2か月半。この期間に、公表された課題に合わせて作図のスピードとエスキス(プランニング)を仕上げていくことになります。
学科合格の「有効期間」と学科免除という仕組み
一級建築士で見落とされがちなのが、学科合格には有効期間があり、その間は学科免除で製図に再挑戦できるという制度です。ここは施工管理技士にはない一級建築士ならではの仕組みで、他の記事だと軽く流されがちなので少し詳しく触れておきます。
学科試験に合格すると、その年の製図に進めるのはもちろん、一定期間内であれば翌年以降も学科を免除された状態で設計製図の試験を受けられます。製図は一発合格が難しい試験なので、「今年は学科を確実に通し、製図は複数年かけて仕上げる」という戦い方が現実的に成立します。
この制度をふまえると、次のような戦略が見えてきます。
- まず学科合格を最優先で狙い、学科免除の権利を確保する
- 製図はその年に全力を尽くしつつ、通らなくても翌年以降に学科免除で再挑戦する
- 有効期間や免除で受けられる回数には条件があるため、公式で正確に確認する
正直なところ、一級建築士は「学科を通せば土俵に上がり続けられる」試験です。まずは学科をしっかり固めることが、長い目で見て合格への近道になります。免除の有効期間や受験可能回数は制度改正で変わることがあるので、詳細は必ず公式の最新情報を確認してください。
構造分野の理解を深めたい人は、こちらも参考になります。

施工管理技士との違いと、施工管理者が一級建築士を目指す意味
一級建築士と施工管理技士は、名前は似ていても役割がはっきり違います。ざっくり言えば、建築士は「設計・工事監理」の資格、施工管理技士は「現場の施工管理」の資格です。試験の中身も、建築士が設計製図(意匠・計画寄り)を含むのに対し、施工管理技士は施工経験記述など現場管理寄りになります。
現場で施工管理をしている人が一級建築士を目指すケースも少なくありません。設計の意図を深く理解できるようになり、図面を読む力・設計者と対等に話す力が一段上がるからです。施工管理と設計、両方の視点を持てると、現場での調整力が大きく変わってきます。
図面の読み解きや意匠図の理解を深めておきたい人は、こちらも参考になります。

建築設備の資格と迷っている人は、こちらの比較も役立ちます。

一級建築士の試験日に関するよくある疑問
最後に、試験日まわりで質問の多いポイントをまとめて整理しておきます。
- 学科と製図は同じ日?:別日。学科が7月、設計製図が10月に実施される
- 製図の課題はいつ分かる?:学科の直前、7月24日頃に公表される
- 受験手数料は?:17,000円(非課税)。別途、事務手続きの手数料がかかる場合がある
- 学科に落ちたら製図は受けられる?:受けられない。学科合格が製図受験の条件
- 二級建築士との違いは?:一級は扱える建物の規模に制限がなく、二級は規模に上限がある
こうして並べると、一級建築士は「学科7月・製図10月・申込は4月の2週間・製図課題は事前公表」という流れを押さえておけば、1年の見通しが立ちます。学科をいかに確実に通すかが、この試験の最大の分かれ道です。
一級建築士の試験日に関する情報まとめ
- 試験日(令和8年度):学科の試験は2026年7月26日、設計製図の試験は2026年10月11日
- 受験申込受付:2026年4月1日〜4月14日(原則ネット)、受験手数料は17,000円
- 合格発表:学科は例年9月上旬〜中旬、設計製図(最終)は12月23日頃の予定
- 設計製図の課題は7月24日頃に事前公表される
- 学科合格には有効期間があり、その間は学科免除で製図に再挑戦できる
以上が一級建築士の試験日に関する情報のまとめです。
一級建築士は、学科と製図が別日で、しかも製図の課題が事前に公表されるという独特の試験です。現場目線で言えば、まずは学科を確実に通して土俵に上がり続けること。それが製図という難関を越えるための前提になります。日程は毎年前後するので、受ける年になったら必ず建築技術教育普及センターの公式発表で最新の確定日を確認してください。


