- 品質管理の経験記述って、結局どの年のどの問題に出たんだ
- 手元に集めた記述例が、今の出題形式に合っているのか分からない
- 品質管理で準備してきたのに、当日ぜんぜん違う管理項目を問われたらどうするんだ
- そもそも電気工事の品質管理って何を指すんだ。分かりやすい数字がない
- 品質管理項目を2つ挙げたところで止まってしまう
- 電線の接続とか盤の取付けとか、どの作業を選べば品質の話として通るのか
- 1級の情報を読んでいるけど、2級も同じ形で出るのか確かめたい
- 自分が書いた記述に点が付くのか、確かめようがない
上記の様な悩みを解決します。
結論から言うと、2級電気工事施工管理技士の第二次検定 問題1で品質管理が管理項目に指定されたのは、令和5〜7年度の3年間で0回です(建設業振興基金 令和5・6・7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 各p.2/2026年9月22日確認)。つまずきやすいのは、1級電気工事の対策記事を読んで同じ出題傾向だと思い込むこと。この記事では建設業振興基金が公表した令和5・6・7年度の試験問題を確認し、品質管理の知識が実際に問われている場所と、経験記述で準備すべき管理項目を整理します。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、後期の第二次検定まで日がなく、いま準備の向きを決めたい方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
品質管理の経験記述は、2級の問題1では3年度とも指定されていない
先に手元の準備の話からすると、品質管理を題材に決めて留意事項と対策を仕込んでいる場合、その仕込みは問題1では出番が来ていません。令和5年度・令和6年度・令和7年度の第二次検定 試験問題を開くと、問題1が指定している管理項目は年度ごとに決まっていて、そこに品質管理は入っていないからです(建設業振興基金 令和5・6・7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 各p.2/2026年9月22日確認)。
年度ごとに並べると、指定はこうなっています。いずれも設問文に書かれている管理項目です(同 令和5年度 p.2/令和6年度 p.2/令和7年度 p.2)。
- 令和5年度 問題1:安全管理上、留意した事項とその理由を2つ
- 令和6年度 問題1:問A・問Bのどちらも工程管理上、留意すべき事項とその理由を2つ
- 令和7年度 問題1:問A・問Bのどちらも安全管理上、留意すべき事項とその理由を2つ
- 品質管理を管理項目に指定した問題1は、この3年度には無い
ここで範囲をはっきりさせておきます。今回確認したのは令和5年度・令和6年度・令和7年度の3年度分の試験問題です。それより前の年度の出題と、令和8年度に何が指定されるかについては、確認していないので扱いません。「品質管理はもう出ない」と読み替えてしまうと、この記事が確認していないことまで背負うことになります。
問題1の記入欄と設問がこの3年度でどう入れ替わったのかは、原本を並べて2級の経験記述の全体像をまとめた記事で先に確定させています。この記事は、そのうち管理項目の指定という1点だけを追いかけます。
令和5・6・7年度の問題1を、設問文のまま並べてみる
管理項目が固定されていることは、設問文を年度順に読むといちばん早く分かります。まず令和5年度は、問題1が2つに枝分かれしていて、前半が自分の工事の属性を書かせる形でした(令和5年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2/2026年9月22日確認)。
「経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。(1)工事名 (2)工事場所 (3)電気工事の概要 (4)工期 (5)この電気工事でのあなたの立場 (6)あなたが担当した業務の内容」
出典:建設業振興基金 令和5年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2(2026年9月22日確認)
枝分かれした後半で、管理項目が指定されます。令和5年度は安全管理でした。条件文が2本ぶら下がっている点も、あとで効いてきます。
「上記の電気工事の現場において,安全管理上,あなたが留意した事項とその理由を2つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。ただし,対策又は処置の内容は重複しないこと。なお,次のいずれか又は両方の記述については配点しない。・保護帽の単なる着用のみの記述・要求性能墜落制止用器具の単なる着用のみの記述」
出典:建設業振興基金 令和5年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2(2026年9月22日確認)
令和6年度からは、問題1の冒頭で「次の問A又は問Bのどちらかを選択して答えなさい。ただし,解答は電気工事に附帯する工事を主体に記述しないこと。」と2択になります(令和6年度 第二次検定 試験問題 p.2/2026年9月22日確認)。同時に、令和5年度にあった工事概要6項目の記入欄が、令和6年度以降の問題文からは無くなっています(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 各p.2/2026年9月22日確認)。その令和6年度の問Aがこれです。
「あなたの電気工事の経験を踏まえ,屋外の作業のある電気工事において,工程管理上,あなたが留意すべき事項とその理由を2つあげなさい。その上で,留意すべき事項ごとに,あなたがとるべき対策又は処置を具体的に記述しなさい。ただし,対策又は処置の内容は重複しないこと。」
出典:建設業振興基金 令和6年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2(2026年9月22日確認)
令和7年度も2択ですが、指定は安全管理に戻っています。
「あなたの電気工事の経験を踏まえ,施設等が運用中で大勢の来客がある現場の電気工事において,安全管理上あなたが留意すべき事項とその理由について,2つ具体的に記述しなさい。そのうえで,適切な安全管理を実施するために,あなたがとるべき対策又は処置について,その事項ごとに具体的に記述しなさい。」
出典:建設業振興基金 令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2(2026年9月22日確認)
4つの設問文を並べると、問Aと問Bで受検者が選べるのは管理項目ではなく現場条件のほうだと分かります。指定された現場条件を年度順に書き出すと次のとおりです(令和6年度 第二次検定 試験問題 p.2/令和7年度 同 p.2/2026年9月22日確認)。
- 令和6年度 問A:「屋外の作業のある電気工事」
- 令和6年度 問B:「土曜日,日曜日及び祝祭日のみ施工が可能な電気工事」
- 令和7年度 問A:「施設等が運用中で大勢の来客がある現場の電気工事」
- 令和7年度 問B:「関連工事と輻輳する現場における電気工事」
令和6年度は問A・問Bのどちらを選んでも工程管理、令和7年度はどちらを選んでも安全管理です。つまり「品質管理で書きたいから問Bを選ぶ」という逃げ道が、この2年度の設問文には用意されていません。なお令和6年度にあった附帯工事についての条件文は令和7年度の問題1には無く、代わりに重複禁止と不配点の条件が置かれています(令和6年度 第二次検定 試験問題 p.2/令和7年度 同 p.2/2026年9月22日確認)。
「品質管理」の語が出た唯一の場所は、令和6年度の問題5−1だった
では品質管理という言葉は、第二次検定の問題冊子にまったく出てこないのか。ここが調べていて気持ち悪い部分だと思うので、語そのものを数えました。令和5年度と令和7年度の試験問題は、表紙の注意事項から正答肢のページまで全ページを通して「品質」の2字が1度も登場しません。令和6年度は1件だけ登場し、それが問題5−1の建設業法の穴埋め文の中でした(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 全ページ/2026年9月22日確認)。
その1件がこれです。記述ではなく、語句を選ばせる四肢択一の設問です。
「建設工事の主任技術者及び監理技術者の職務に関する次の記述の に当てはまる語句として,「建設業法」上,定められているものはそれぞれどれか。「主任技術者及び監理技術者は,工事現場における建設工事を適正に実施するため,当該建設工事の施工計画の作成,工程管理,品質管理その他の技術上の管理及び当該建設工事の ア に従事する者の技術上の イ の職務を誠実に行わなければならない。」ア 1計画 2見積 3設計 4施工 イ 1指導監督 2現場教育 3工事管理 4現場確認」
出典:建設業振興基金 令和6年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.6(2026年9月22日確認)
正答肢は、空欄アが4の施工、空欄イが1の指導監督です(同 p.7/2026年9月22日確認)。整理すると、2級の第二次検定で「品質管理」という語に出会う場所は、この3年度では次の形でしか確認できませんでした。
- 令和5年度:試験問題の全ページに「品質」の2字が無い
- 令和6年度:1件のみ。問題5−1の建設業法の穴埋め文の中
- 令和7年度:試験問題の全ページに「品質」の2字が無い
品質管理と施工管理の違いを問われている気がして、答案が安全管理の話に寄ってしまうという迷いは、実はここに原因があります。品質管理は法令上、施工計画の作成や工程管理と並ぶ主任技術者の職務として条文に書かれている語で、記述で書き分けさせる対象としては、確認した令和5〜7年度の問題1には出てきていない。用語として覚える対象と、記述で構成する対象が別なのだと分けておけば、答案が寄る心配はしなくてよくなります。
1級向けの記事の結論を、そのまま2級の準備に持ち込めない
品質管理の経験記述を調べていると、2級の言葉で検索したはずなのに1級向けに書かれたページが混ざってきます。級が違えば試験も別に作られているので、1級の対策記事は1級の出題実績を前提に書かれています。その結論を2級の準備にそのまま当てはめると、逆の向きに走ることになります。
僕がこの記事で確認できたのは2級側だけです。2級の問題1について、令和5年度は安全管理、令和6年度は問A・問Bとも工程管理、令和7年度は問A・問Bとも安全管理という指定でした(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 各p.2/2026年9月22日確認)。1級の年度と問題番号については今回の資料を見ていないので、この記事では何年度に何が出たとは書きません。ただし向きだけははっきりしています。1級では品質管理が問われている年があり、だから1級向けの記事は品質管理を前提に書かれています。2級の問題1は上で見たとおり、確認した3年度に品質管理の指定がありません。同じ管理項目でも級によって出方が逆になっているわけです。何年度のどの問題かという内訳は、1級側の記事にまとめてあります。
1級の品質管理は1級側の記事で別に扱っています。読むときは、いま自分が受けるのが何級なのかを先に確認してから開くのが安全です。
品質の知識の置き場所は、問題2−1と問題3の側にある
品質管理で積み上げてきた材料は、捨てる必要がありません。置き場所が問題1ではなく、問題2−1と問題3の側だという話です。令和7年度の問題2−1は次の形でした。
「電気工事に関する次の語句の中から2つ選び,番号と語句を記入のうえ,施工管理上留意すべき内容について,それぞれ2つ具体的に記述しなさい。」
出典:建設業振興基金 令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.2(2026年9月22日確認)
このとき並んでいた語句は次の6つです(同 p.2/2026年9月22日確認)。どの作業を選べば品質の話として通るのかという迷いに、設問の側が答えを出しているのが分かります。
- 1.機器の搬入
- 2.電線相互の接続
- 3.低圧ケーブルの敷設
- 4.資材の受入検査
- 5.低圧分岐回路の試験
- 6.分電盤の取付け
受入検査も、電線相互の接続も、分岐回路の試験も、現場で品質として押さえている中身そのものです。令和5年度の問題2−1も「電気工事に関する次の語句の中から2つ選び」で始まる同じ形でした(令和5年度 第二次検定 試験問題 p.2/2026年9月22日確認)。ただし令和6年度だけは「安全管理に関する次の語句の中から2つ選び」となっていて、語句の並びも危険予知活動や新規入場者教育といった安全側に寄っています(令和6年度 同 p.2/2026年9月22日確認)。ここも年度で入れ替わる場所なので、令和7年度の形を前提に固めきらないほうがいいでしょう。
もう1か所が問題3です。令和7年度は用語を3つ選ばせる形で、しかも何を書けば技術的な内容として扱われるのかが設問文に列挙されています。
「電気工事に関する次の用語の中から3つ選び,番号と用語を記入のうえ,技術的な内容について,それぞれ2つ具体的に記述しなさい。ただし,技術的な内容とは,施工上の留意点,選定上の留意点,動作原理,発生原理,定義,目的,用途,方式,方法,特徴,対策などをいう。」
出典:建設業振興基金 令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 試験問題 p.4(2026年9月22日確認)
施工上の留意点と選定上の留意点が、技術的な内容として名指しで含まれています。品質管理項目を挙げようとして2つで止まってしまう人は、項目名を思い出そうとしているのだと思います。問題2−1と問題3が求めているのは項目名の列挙ではなく、選んだ語句1つについて留意すべき内容を2つ書くことなので、持っている知識の出し方を変えるだけで足ります。なお問題2−2は3年度とも高圧受電設備の単線結線図で、機器の名称または略称とその機能を書かせる形が続いています(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 各p.3/2026年9月22日確認)。品質は職長任せで自分が管理したと言えるか自信がない場合でも、こちらは自分の工事に紐づけずに書ける設問です。
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【PR】品質で仕込んだものを、どこへ置き替えるか
問題1で指定された管理項目は、令和5年度が安全管理、令和6年度が工程管理、令和7年度が安全管理と入れ替わっている。品質管理の知識を捨てる必要はないが、置き場所は問題2−1と問題3の側だ。この組み替えを一人で判断し続けるのが重いなら、外の目を入れる選択肢がある。
- 問題1の管理項目が年度で入れ替わることを踏まえて、準備を組み替えられているか自信がない
- 問題2−1で語句を2つ、問題3で用語を3つ選んだあと、それぞれ2つずつ具体的に書けるか確かめていない
- 記述式の設問の正答が公表されないので、自分の答案がどこで止まっているのか分からない
独学サポート事務局は施工管理技士の受験対策講座を扱う事業者だ。問い合わせるより先にはっきりさせておくとよいのは、問題1に置く2項目を安全管理で組むか工程管理で組むか、その順番のほうだ。
問題1に仕込むのは、現場条件が変わっても動かない2項目
品質管理の例文が使えないなら何を準備すればいいのか。準備の単位を「管理項目ごとの例文」から「重複しない2項目の組み合わせ」へ移すのが現実的です。根拠は設問文の条件のほうにあります。令和5年度から令和7年度まで、どの年度の問題1にも「対策又は処置の内容は重複しないこと」という条件が置かれていました(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 各p.2/2026年9月22日確認)。留意した事項と理由と対策を書き並べたとき、読み返すと2項目が同じことを言っているという自覚があるなら、その答案はこの条件に正面からぶつかります。
書いても点にならない記述も、問題文が名指ししています。令和7年度は「保護帽の着用のみ又は要求性能墜落制止用器具(安全帯)の着用のみの記述については配点しない」という一文が問題1の冒頭に置かれ、令和5年度の問題1にも「保護帽の単なる着用のみの記述」「要求性能墜落制止用器具の単なる着用のみの記述」を配点しないという同じ趣旨の条件が付いていました(令和5年度 第二次検定 試験問題 p.2/令和7年度 同 p.2/2026年9月22日確認)。安全管理と聞いてまず挙げたくなるものが、両年度で対象から外されている形です。
そこから逆算すると、いま用意しておく単位は次の4つに絞れます。
- 1つの現場について、安全管理で言えることと工程管理で言えることを別々に書き出しておく
- それぞれ、留意すべき事項と理由と対策を2組そろえ、対策の中身が重ならないかを声に出して確かめる
- 屋外、休日のみの施工、運用中の施設、関連工事と輻輳する現場のように、現場条件が変わっても使える書き方にしておく
- 保護帽や要求性能墜落制止用器具を着けたという記述だけで1項目を埋めない
書き方の細部では、筆記具の指定も落とさないほうがいいでしょう。解答はHBの芯を用いたシャープペンシルまたはHBの鉛筆で記入するよう指定されていて、それ以外のボールペンやサインペン、色鉛筆などを使った場合は採点されません(令和5・6・7年度 第二次検定 試験問題 各p.1 注意事項7/2026年9月22日確認)。今回確認した令和5〜7年度の試験問題には、何行以内で書くという指定は見当たりません。解答欄に収める以上のことは、この資料からは言えません。
時期の話も先に押さえておきます。令和8年度は受検申請がネット申請で6月29日(月)から7月27日(月)まで、書面申請で7月13日(月)から7月27日(月)までとされ、新受検資格については願書での申請方法がないと案内されています(建設業振興基金「令和8年度 2級 電気工事施工管理技術検定のご案内」1.試験日程/2026年9月22日確認)。受検手数料は第一次検定7,900円、第二次検定7,900円、第一次・第二次検定で15,800円といずれも非課税です(同 3.受検手数料/2026年9月22日確認)。
自分の答案に○が付いたか分からないのは、制度の側の設計
書いた記述が合っているのか確かめようがない、という感覚は勉強不足から来ているわけではありません。記述式の設問の正答は公表されないと、試験問題の最終ページに明記されています(令和7年度 第二次検定 試験問題 最終ページ「検定問題・解答の公表の範囲」/令和5・6年度 同 最終ページ/2026年9月22日確認)。答え合わせができないのは、公表の範囲がそう引かれているからです。
そのうえで、自分の位置を推し量る材料は3つ公表されています。合格基準は得点が60%以上(令和5・6・7年度 2級電気工事施工管理技術検定第二次検定 実施結果 各p.1/2026年9月22日確認)。成績は「A:合格基準以上/B:得点が40%以上合格基準未満/C:得点が40%未満」の区分で示されます(建設業振興基金「過去の受検状況・検定問題・合格基準」/2026年9月22日確認)。そして第一次検定と第二次検定を同日に受検した場合、第一次検定の得点が合格基準を満たさなかった者については第二次検定の採点を行わないものとするとされています(同/2026年9月22日確認)。
規模の目安として、令和7年度の第二次検定は試験年月日が令和7年11月9日、受検者数5,023名、合格者数2,600名、合格通知日が令和8年2月6日でした(2級電気工事施工管理技術検定第二次検定 実施結果/2026年9月22日確認)。合格率は結果表に51.8と公表されていて、注記では二次検定の合格者数を二次検定の受検者で割ったものと定義されています(建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 結果表」/2026年9月22日確認)。前年度行は51.4です。
- 記述式の設問の正答は公表されない。模範解答との照合はできない
- 合格基準は得点が60%以上。ただし配点の内訳は、今回確認した公表資料には示されていない
- 不合格でも成績区分がA・B・Cで示されるので、40%に届いていたかは分かる
- 同日受検で第一次検定が基準未満だと、第二次検定は採点されない
今回確認した公表資料には配点の内訳が示されていないため、記述が悪かったのか択一が悪かったのかを数字で切り分けることはできません。できるのは、採点されないと明記されている条件だけは確実に避けることと、成績区分で自分がどの層にいたかを確認することの2つです。独学で第二次検定まで組むときの回し方は、必須と選択の内訳から逆算した記事にまとめています。
2級電気工事の経験記述と品質管理に関する情報まとめ
- 品質管理の指定:令和5・6・7年度の問題1に品質管理の指定は無く、確認した範囲はこの3年度分
- 設問文の並び:問A・問Bで選べるのは現場条件で、管理項目は年度の側で固定されている
- 品質の語が出た場所:この3年度では令和6年度の問題5−1の建設業法の穴埋め1件のみ、しかも四肢択一
- 1級との関係:1級の資料は今回見ていないので、1級向けの記事の結論を2級の準備に持ち込まない
- 知識の置き場所:問題2−1は語句を2つ、問題3は用語を3つ選んで、それぞれ2つずつ書かせる形
- 準備の単位:管理項目別の例文ではなく、対策の中身が重複しない2項目の組み合わせ
- 自己採点の限界:記述式の正答は公表されず、合格基準は得点60%以上、成績はA・B・Cで示される
以上が2級電気工事の経験記述と品質管理に関する情報のまとめです。
原本を開くのは1回で足ります。年度ごとの指定管理項目を並べて、品質で作った材料を問題2−1と問題3の側へ移し、問題1には現場条件が変わっても動かない2項目を置く。この3つを今のうちに済ませておけば、当日に問題文を読んで手が止まる場面は減るはずです。品質管理の勉強が無駄だったのかと聞かれれば、置き場所が違っただけだというのが僕の答えです。
令和8年度は11月8日(日)に第一次検定・第二次検定が実施され、第二次検定の合格発表は令和9年2月5日(金)と公表されています(建設業振興基金「令和8年度 建築及び電気工事施工管理技術検定実施日程について」p.2/2026年9月22日確認)。日程と申請の全体像、問題1の形式がどう変わったのかは、それぞれ別記事にまとめてあります。


