- 全部で何問解答するのか、そこから分かっていない
- 経験記述に何を書けば点が付くのか判断できない
- 自分の答案が合格ラインに届いているのか確かめようがない
- どの工事を題材にすればいいのか決めきれない
- 選択問題は全部やるのか、絞るのか
- 過去問の模範解答はどれが正しいのか
- 独学で足りるのか、添削が要るのか
- 現場が忙しくて手が止まったままだ
- 落ちたときに何が悪かったのか分かるのか
- で、残った日数で何から手をつければいいのか
上記の様な悩みを解決します。
1級土木施工管理技士の第二次検定は、全問が記述式で、配点も模範解答も公表されない試験です。だから過去問を何周しても「いまの自分の答案が何点なのか」が最後まで分からず、不安を埋める手段が「勉強量を増やす」しか残らないんですよね。今回は出題構成・経験記述(問題1)の素材の決め方・必須問題と選択問題の取捨といった基本を押さえた上で、講座の宣伝記事や合格体験記では触れられない「採点基準が出ない以上、対策の順番は勉強量ではなく、何を書ける状態にして試験室に入るかから逆算するしかない」という組み立て方まで、施工管理の目線で整理しました。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、第一次検定を通過したばかりで二次の全体像がまだ見えていない方にも読みやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
解答総数7問から逆算すると、二次対策でやることは3つに絞れる
第二次検定で解答する問題は、全部で7問です。ここを先に確定させると、対策の総量そのものが決まります。
令和7年10月5日に実施された第二次検定の問題冊子を見ると、内訳は次のようになっています。問題1から問題3までが必須問題で全問解答。問題4から問題7までのうち2問が選択問題(1)。問題8から問題11までのうち2問が選択問題(2)。必須3問と選択4問を足して、解答総数は7問です。問題冊子そのものは表紙とも6枚しかありません。
この7という数字が、対策の設計をほぼ決めてしまいます。経験記述として知られる問題1は、7問のうちの1問です。ただし冊子の解答上の注意で、書けなかったときの扱いが名指しで書かれているのは問題1だけです。つまり経験記述は「配点が重いらしいから力を入れる」ものではなく、条件を外すと他の6問の出来と無関係に結果が決まる、性質の違う1問だと理解したほうが正確です。
一方で残りの6問は、必須の2問と選択の4問に分かれていて、選択の側は8問の中から4問を選ぶ形になっています。ここを何も決めないまま参考書を頭から回すと、8問分の範囲をすべて同じ濃さで追いかけることになり、限られた日数がそこで溶けます。
そこで、この記事では二次対策を次の3手順に分けて扱います。
- 手順1:経験記述の題材を確保する。工事概要の欄を最後まで埋められる工事を先に決める
- 手順2:必須問題と選択問題の取捨を決める。解答数のルールを踏まえて、どの分野を残すかを試験前に確定させる
- 手順3:正答が公表されない試験の中で、自分で○×を付けられる部分だけを点検する
順番にも意味があります。手順1が決まらないと問題1の練習に入れず、手順2が決まらないと勉強の範囲が閉じず、手順3を最後に置くのは、点検する対象が手順1と手順2で作られるからです。現場目線で言えば、施工計画を立てずに手を動かし始めるのと同じことをやらないための順番です。
一次から二次までを通した学習の流れはこちらにまとめています。

第二次検定はどんな試験か|施工管理法だけを2時間45分の記述で問う
第二次検定は、検定科目が施工管理法のひとつだけの試験です。第一次検定のように土木工学等・法規といった科目が並ぶ構成ではありません。
受検の手引には「次の検定科目の範囲とし、記述式による筆記試験を行います」と書かれていて、検定基準は3項目に整理されています。監理技術者として必要な知識。土質試験および土木材料の強度等の試験に関する応用能力。設計図書に基づく施工計画の作成・実施の応用能力。3つのうち2つが応用能力という言葉で書かれている点は、択一式の延長で準備しようとしている人ほど押さえる価値があります。
試験当日の時間の作りは次のとおりです。
- 入室は13時00分まで、13時00分から13時15分が受検に関する説明
- 試験時間は13時15分から16時00分まで(2時間45分)
- 令和8年度の試験日は10月4日(日)
- 試験地は札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・那覇
- 合格発表は令和9年1月8日(金)
記述式なので、165分を書いて埋めることになります。解答総数の7問で割ると1問あたり20分台半ばという計算になりますが、経験記述に厚く置けばその分どこかが削れるので、時間配分は手順2の取捨と一体で決めることになります。
合格基準は、得点が60%以上です。手引には「以下の基準以上の者を合格とします。ただし、試験の実施状況等を踏まえ変更する可能性があります」という但し書きが付いていて、令和7年度の合格発表資料でも、第二次検定の確定した合格基準は得点60%以上でした。「本当に60%なのか」という疑問には、公表されている基準は60%以上で、ただし変更の可能性が明記されている、というのが正確な答えになります。
不合格だった場合に通知される評定は、A・B・Cの3段階です。Aが合格基準以上、Bが40%以上で合格基準未満、Cが40%未満という区分です。
難易度の目安としては、令和7年度の第二次検定は受検者24,667名に対して合格者9,603名、合格率38.9%でした。年度は異なりますが、令和8年度の第一次検定は受検者50,012名・合格者24,927名で49.8%でした。第一次と第二次で通過率の水準が違うことは、この2つの数字からも見て取れます。
書く分量がどれくらい必要なのかは、公表された試験問題の解答欄の様式を見て確かめるのが確実です。文字数の指定を外から探すより、実物の欄に自分の字で書いてみるほうが早く決着します。
合格率の推移はこちらで整理しています。

手順1・経験記述は、書き方より先に題材の確保から始まる
「経験記述に何を書けば点が付くのか分からない」という詰まり方をしている人の多くは、書き方の前に題材が決まっていません。問題1は、題材が決まらないと1行も書けない作りになっているからです。
問題1の設問は、あなたが経験した土木工事を1つ選び、工事概要を具体的に記述したうえで、〔設問1〕〔設問2〕に答えなさい、という形式です。この「あなたが経験した土木工事を1つ選び」の部分が、他の6問と決定的に違います。参考書にも過去問にも、あなたの工事は載っていません。
工事概要として書く項目は決まっています。
- (1) 工事名
- (2) 工事現場における施工管理上のあなたの立場
- (3) 工事の内容として、①発注者名 ②工事場所 ③工期 ④主な工種 ⑤施工量
つまり、題材にできるのは「発注者名・工事場所・工期・主な工種・施工量まで具体的に書ける工事」に限られます。記憶に残っている印象的な現場でも、施工量の数字が出てこなければ工事概要が埋まりません。題材の候補を探すというのは、感動した現場を思い出す作業ではなく、工事の内容として書くこの5つを埋められる工事を棚卸しする作業です。
そして問題1には、答案の巧拙とは別のところに2つの条件が明記されています。ひとつは「問題1の工事概要及び設問1のいずれかが無記載等の場合、不合格となります」。もうひとつは「あなたが経験した工事でないことが判明した場合は、失格となります」。
この2つは、同じ「アウト」ではありません。片方は無記載という状態に対する不合格で、もう片方は経験していない工事を書いたことに対する失格です。書き忘れや時間切れで欄が埋まらないことと、他人の工事を借りて書くことは、冊子の上で別々に扱われています。「他人の工事を借りて書くのはダメなのか」という問いには、失格という語が問題冊子に印刷されている、という事実だけで答えが出ます。
昔の工事を題材にしてよいかどうかについては、問題文に年次の制限は書かれていません。ただ、工期と施工量まで具体的に書く必要がある以上、実務的な制約は年数ではなく記録が残っているかどうかのほうにあります。個人的には、日報や工事写真、出来形の記録に当たれる工事を優先するのが現実的だと考えています。
「工事概要の書き方を間違えると落ちるのか」という不安についても、線を引いておきます。冊子に書かれているのは「無記載等の場合」です。「等」とあるとおり、まったくの白紙だけを指すとは限りません。ただ、少なくとも欄が埋まっていない状態が不合格の側に置かれているのは確かなので、順序としてはまず埋める、精度はその次、という優先順位になります。
題材が決まったあとの、設問への答え方と文例の組み立て方はこちらが詳しいです。

実務経験の数え方は、あわせて読むと題材の棚卸しがしやすいはずです。

手順2・必須問題と選択問題の取捨を、勉強を始める前に決める
選択問題を「全部やるのか、絞るのか」で迷っている状態は、勉強量の問題ではなく設計の問題です。ルールを確認すると、迷う余地はかなり小さくなります。
一般財団法人全国建設研修センターが公表している令和7年10月5日実施 第二次検定 試験問題の1頁「解答上の注意」には、次のように書かれています。
- 問題1から問題3までは必須問題。全問解答する
- 選択問題(1)は、問題4から問題7までの4問のうち2問を選んで解答する
- 選択問題(2)は、問題8から問題11までの4問のうち2問を選んで解答する
- 選択問題は、いずれも3問以上解答すると減点される
- 選択した問題は、解答用紙の選択欄に○印を記入する
この問題番号の区切りは令和7年度の試験問題に記載されているもので、年度によって番号の割り当てが変わる可能性があります。受験する年度の試験問題で必ず確認してください。
まず「選択問題を多く解答したら加点されないのか」という疑問は、ここで完全に潰れます。加点されないどころか減点です。分かる問題が3問あったから保険で3問書いておく、という戦い方は成立しません。試験室でやるのは、書ける問題を増やすことではなく、2問に切ることです。
そのうえで、選択欄への○印を忘れないこと。これは知識ではなく手続きなので、当日に思い出すのではなく、練習の段階から○印を書く動作まで含めて回しておくほうが安全です。
では何を捨てても大丈夫なのか。ここは慎重に考える必要があります。選択問題は4問中2問を選ぶ形なので、8問すべてを同じ濃さで仕上げる必要はありません。ただし、どの分野がどの問題番号に配置されるかは年度ごとの出題に左右されるので、1分野だけに絞り込むと、その分野の出方によっては選ぶ余地が消えます。捨てる範囲を決めるときの基準は「何を捨てるか」より「各グループで2問を選べる余地を残せているか」に置いたほうが事故が減ります。
経験記述以外の問題がどれくらい重いのかも、よく出てくる疑問です。ここは正直なところ、問題ごとの配点が公表されていない以上、外から重みを断定できません。分かっているのは問題数の比だけです。令和7年度の試験問題では経験記述が問題1として必須問題に置かれており、解答総数7問のうちの1問にあたります。残りは6問。経験記述だけを仕上げて合格するという組み立てが、少なくとも問題数の上では成り立ちにくいことは分かります。
当日の時間配分も、この取捨とセットで決まります。2時間45分を7問に配るとき、経験記述に何分置くかを先に決めておけば、残り6問に使える時間が自動的に出ます。逆に、当日その場で配分を考え始めると、書き始めてから構成を変えるという記述式で一番やり直しの利かない事故を踏みます。「時間内に書き切れる気がしない」という感覚は、練習の総量ではなく、この配分を決めていないことから来ていることが多いです。
手順3・正答が出ない試験で、自分の答案をどう点検するか
第二次検定には、独学で一番詰まりやすい構造があります。試験問題は公表されるのに、解答は公表されないという非対称です。
受検の手引には、こう書かれています。1級土木施工管理技術検定 第二次検定の試験問題は、当センターホームページで、令和8年10月5日(月)13時から1年間公表します。そのすぐ後ろに「※ 第二次検定の解答は公表しません。」という一文が続きます。
これは文言だけの話ではなく、実際の掲載にも表れています。同じセンターの試験問題ページで、第一次検定は試験問題A・試験問題B・正答肢の3点セットが並んでいるのに対して、1級土木の第二次検定は試験問題だけが置かれていて、正答肢に当たるファイルがそもそも存在しません。さらに合格発表の資料には、試験問題、解答の内容および個人得点等に関する問い合わせは一切受け付けません、と明記されています。
「過去問の模範解答はどれが正しいのか」という問いに、この試験は答えを持っていません。書店や講座が出している模範解答は、試験機関が示したものではなく、機関の側も自らと無関係である旨を明記しています。どれが正しいかを比べる作業に時間を使っても、比較の基準になる正解がどこにも無い以上、その時間は返ってきません。過去問そのものはセンターのホームページで1年間公表されるので、「過去問はどこで手に入るのか」については公式の入手経路があります。手に入らないのは問題ではなく、解答のほうです。
ここまでを踏まえると、自己点検でやれることは3つの層に分かれます。
- 機械的に○×が付く層:工事概要と設問1の欄が埋まっているか、選択問題を各グループ2問ずつにできているか、選択欄に○印を記入したか、時間内に全欄を埋め終えたか
- 自分でおおむね判定できる層:設問が問うている事項と、自分が書いた文の主語・述語がずれていないか。問われたのが措置なのに、原因の説明で終わっていないか
- 自分では判定できない層:書いた内容が、その現場を知らない読み手に伝わるか
1つ目の層は、正答が出なくても○×で確認できます。しかも問題1の無記載は不合格と冊子に書かれている条件なので、ここは最優先で潰す価値があります。2つ目の層は、設問文をもう一度読んで答案と突き合わせれば、ある程度は自分で気づけます。
問題は3つ目です。書いた本人は現場を知っているので、言葉が足りていなくても意味が通ってしまいます。ここだけは、何周しても自分では埋まりません。「独学で足りるのか、添削が要るのか」という判断は、講座の良し悪しの話に見えて、実際はこの3つ目の層を誰かに見てもらうかどうかという一点に落ちます。実務だと、自分が書いた施工計画書を上長に一度も読ませずに提出することはまずないと思いますが、それと同じ構図です。
教材の選び方も、この構造から決まります。正答が付いてこない以上、教材に期待できるのは正解を教えてもらうことではなく、設問の読み方と、書く型を示してもらうことです。解答例の当たり外れを気にするより、設問の要求をどう分解しているかを見て選ぶほうが、この試験には合っていると僕は見ています。
独学で進める場合の教材の考え方はこちらが詳しいです。

令和8年度の日程から逆算して、現場の合間に時間を作る
「現場が忙しくて手が止まっている」という状態を、根性で押し切ろうとすると失敗します。日程を先に置いて、時期ごとにやることを変えるほうが現実的です。
令和8年度の日程と費用は次のようになっています。
- インターネット申込受付:令和8年3月23日(月)から4月6日(月)まで
- 受検手数料:12,000円(消費税非課税)。第一次検定も同額
- 受検票の発送:令和8年9月14日(月)予定
- 試験日:令和8年10月4日(日)
- 合格発表:令和9年1月8日(金)
申込が春、試験が秋。この間隔をどう使うかで、残った日数の意味が変わります。
ここで効いてくるのが、手順1と手順3の性質の違いです。経験記述の題材づくりは、現場が動いているうちにしかできません。工期・主な工種・施工量といった数字は、現場が終わってから思い出そうとすると急に出てこなくなります。逆に、選択問題の取捨や記述の練習は、机に向かえる時間がまとまって取れる時期にやるほうが効率がいい。
そう考えると、繁忙で机に向かえない時期にやるべきなのは勉強ではなく、いま動いている現場で何を判断して何をしたかを、数値を添えてメモに残すことです。これは残業時間の後半にやる作業ではなく、その日のうちに5分で終わる作業です。僕の感覚だと、この5分を積んだ人と積まなかった人の差が、直前期の題材の厚みにそのまま出ます。
「今年の一次に受かったが、二次は来年に回してもいいのか」という迷いについては、次のH2で扱う技士補の話が判断材料になります。日程の側から言えるのは、受検手数料が検定ごとに12,000円かかり、申込は春に締まるということだけです。回すかどうかを秋に考え始めると、次の入口はもう春まで開きません。
必要な勉強時間の目安はこちらで解説しています。

届いた評定の読み方と、来年に回すという選択肢
「落ちたときに何が悪かったのか分かるのか」という不安には、先に答えを出しておきます。分かるのは帯だけで、中身までは分かりません。
不合格者に通知される評定は、Aが合格基準以上、Bが40%以上で合格基準未満、Cが40%未満の3段階です。合格基準が60%なので、Bは40%以上60%未満の帯を意味します。設問ごとの得点は通知されず、試験機関は解答の内容や個人得点に関する問い合わせを受け付けないと明記しているので、経験記述で削られたのか選択問題で削られたのかは、通知からは特定できません。
だからこそ、この記事で扱ってきた3手順のうち、手順3の「自分で○×が付く層」を潰しておく意味があります。あとから原因を教えてもらえない試験では、事前に消せる失点要因を消しておくことが、そのまま検証の代わりになります。
来年に回すという選択については、資格の作りを知っておくと判断しやすくなります。第一次検定に合格すると1級土木施工管理技士補、第二次検定に合格すると1級土木施工管理技士になります。技士補は第一次検定に合格したことで得られるものなので、第二次検定で不合格になっても、あるいはその年に第二次を受けなくても、翌年度以降に第二次検定から受検する道が残ります。同じ書き方のまま出し直すのかどうかだけが、その年の課題として持ち越されます。
受検資格そのものは、令和6年度の制度改正で形が変わりました。
- 第一次検定は、学歴に関係なく19歳以上であれば受検できる
- 第二次検定は、第一次検定等の合格後に一定の実務経験を有する者が対象
- 第二次検定の新受検資格は、1級第一次検定合格後の実務経験5年以上/特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上/監理技術者補佐としての実務経験1年以上のいずれか
- 制度改正前の旧受検資格による受検は、令和10年度までの経過措置がある
経過措置が令和10年度までという点は、来年に回すかどうかを考えるときに一度は確認しておきたい項目です。どちらの受検資格区分で申し込むかによって、必要な実務経験の数え方が変わります。
受検資格の全体像はこちらにまとめています。

不合格通知の読み方はこちらで整理しています。

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
【PR】自分の答案が合格ラインに届いているか、確かめようがないと感じていませんか
- 経験記述に何を書けば点が付くのか、判断する材料がない
- どの工事を題材にすればいいのか、自分の現場を前にして決めきれない
- 必須問題と選択問題をどこまで絞るか、決めないまま日数だけ減っていく
第二次検定は記述式で、記述式の設問は正答が公表されません。つまり、過去問を解いても自分の答案を採点できない試験です。しかも経験記述は自分が実際に携わった工事の素材からしか作れないので、模範解答を写しても自分の答案にはなりません。第一次検定に合格していれば1級土木施工管理技士補として翌年度以降も第二次検定から受検できますが、同じ書き方のまま出し直すことになるかどうかは、日数が残っているうちに決まります。
1級土木施工管理技士 二次検定対策に関する情報まとめ
- 対策の設計:解答総数は7問(必須3+選択2+選択2)。ここから題材の確保・取捨の決定・自己点検の3手順に分けて組む
- 試験の形:検定科目は施工管理法のみ、記述式、13時15分から16時00分まで。合格基準は得点60%以上で変更の可能性あり。令和7年度の合格率は38.9%
- 手順1・経験記述:工事概要は工事名・立場・工事の内容の3つで、とくに工事の内容(発注者名/工事場所/工期/主な工種/施工量)まで数字で埋まる工事を選ぶ。無記載等は不合格、経験した工事でないと判明すれば失格と冊子に明記されている
- 手順2・取捨:選択問題は各グループ4問中2問。3問以上解答すると減点なので、多く書く戦い方は成立しない。選択欄の○印まで含めて練習する
- 手順3・自己点検:試験問題は1年間公表されるが解答は公表されない。○×が付くのは手続き面だけで、伝わるかどうかは自分では判定できない
- 日程:申込は令和8年3月23日から4月6日、試験日は10月4日、合格発表は令和9年1月8日。受検手数料は12,000円
- 落ちた場合:通知される評定はA・B・Cの3段階で設問ごとの得点は出ない。技士補は残るので、翌年度以降は第二次検定から受検できる
以上が1級土木施工管理技士の二次検定対策に関する情報のまとめです。
この試験でいちばん厄介なのは、努力の量ではなく、努力が正しい方向を向いているかを自分で測れないことです。測れないなら、測れる部分から先に固めるしかありません。工事概要の欄を最後まで埋められる工事を1つ決める。選択問題をどのグループから2問ずつ取るか決める。この2つが決まった時点で、残りの日数でやることは「書く練習」だけに絞られます。逆にこの2つを決めないまま参考書を回している限り、試験当日まで不安の総量は減らないはずです。
合格発表の日程と番号の確認方法は、あわせて読むと当日以降の流れが見えます。

