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VE管とは?サイズや特徴などについて【施工管理技士が解説】

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  • VE管ってなに?
  • どんなサイズがあるの?
  • どんな特徴があるの?
  • 定尺って?
  • 支持間隔はどれくらい?
  • どんなメーカーが作ってるの?

僕は新卒で電気工事会社に入り、施工管理をした経験があります。施工管理で学んだことや上司に教わったことを元に今回の記事をまとめるので、それなりに信頼性はあるかなと思います。

今回はVE管について、他のどの記事よりも詳細にまとめようと思います。

ミズノ
それではいってみましょう。

 

VE管とは?

VE管とは「硬質ビニル電線管」のことを指します。

電線管とは「電線やケーブルを収める管のこと」ですので、VE管の明確な定義としては「ビニル製の電線やケーブルを収める硬い管」であると言えます。

とはいえ、現場では明確な定義なんて求められません。

ミズノ
写真で覚えたり、実際手に取ってみたりして「これがVE管か。」と覚えておきましょう!

 

VE管のサイズ表

サイズ 外径 内径 厚さ 面積 面積0.32掛け
14 18 14 2.0 153.9 49.2
16 22 18 2.0 254.3 81.4
22 26 22 2.0 379.9 121.6
28 34 28 3.0 615.4 196.9
36 42 35 3.5 961.6 307.7
42 48 40 4.0 1256.0 401.9
54 60 51 4.5 2041.8 653.4
70 76 67 4.5 3523.9 1127.6
82 89 77 6.0 4654.3 1489.4
100 114 100 7.0 7850.0 2512.0

一番右の「面積0.32掛け」は電線の収容可能面積です。

電線の電線管に対する占有率は32%ですので、内断面積に対して0.32をかければ電線の収容可能面積を求めることが出来ます。

ミズノ
電線管サイズを選定する際に役立つので、チェックしておきましょう。

 

VE管の特徴

ミズノ
次はVE管の特徴について解説します。

 

VE管の特徴①軽い

VE管は軽いので、持ち運びは楽です。

金属製の電線管は重いので、昇降設備が無いと持ち運びは大変になります。それに対しVE管は軽量なので、昇降設備の無い現場でも楽に資材を動かせます。

やはり軽量であることは大きな強みの一つと言えるでしょう。

 

VE管の特徴②色がいろいろあって意匠性抜群

  • ベージュ
  • グレー
  • 濃紺
  • ブラウン
  • ブラック

上記のように数多くのカラーバリエーションがある為、意匠的に優れています。(見た目が良いということです。)意匠設計の方は気に入るかもしれません。

施工する人は「意匠なんでどうでもいい」と思っている人は多そうですが、実際に自分が施工したものが綺麗に仕上がると、やはり嬉しいものです。

ミズノ
意匠性に優れた電線管は少ないので、この点もVE管の強みと言えるでしょう。

 

VE管の特徴③屋内でも屋外でも使用可能

VE管は屋内でも屋外でも活躍します。

耐候性の無い電線管を屋外に使用すると、雨風や太陽光の紫外線により劣化してしまいます。それに対しVE管には耐候性が付与されている為、外の環境でも使用可能です。

幅広く使用することができる点もVE管の強みかなと思います。

 

VE管の特徴④アースボンドが不要

アースボンドが不要、つまりは接地工事が必要ないのもVE管の特徴です。

金属管を使用する場合、万が一中に入っている電線が傷ついてしまうと金属管に電流が流れてしまう恐れがあります。そこで感電防止用にアースボンド(接地工事)を使いますが、VE管は金属ではないので接地は必要ありません。

その分、必要な材料費も減りますし、人件費も減ります。

やはりお金を稼ぐために施工をする訳ですから、コストダウンが見込めるVE管は使い勝手が良いと言えるでしょう。

 

VE管の特徴⑤衝撃に弱い

ここまでの話を聞くと「VE管最強じゃん。」と思うかもしれませんが、VE管にも欠点はあります。衝撃に弱いということです。

「硬くてビニル製」だとしても、やはり金属には勝てません。

最近では衝撃に強いVE管が出始めていますが、それでも金属管よりは弱いです。

『そんな衝撃がかかることなんてあるの?』そう思う方もいるかもしれませんが、現場では何が起こるか分りませんので、衝撃に弱いのは弱点です。

ミズノ
多くの場所で汎用的に使えるVE管ですが、使う場所は選んだ方が良いかなと思います。

 

VE管の定尺は?

VE管の定尺は4000mmです。

例えばVE管が10000mm必要になった場合、10000mmジャストを発注することは出来ません。その場合は4000mmを3本発注することになります。

金属管の定尺は3660mmですし、PF管やCD管は50mで1巻きなので、VE管の定尺4000mmは結構特殊な数字かなと思います。

 

VE管の支持間隔は?

VE管の支持間隔は1.5m以下です。

注意点としてはボックスから一箇所目の支持材は500mm以内に設置しなければならないという点です。間違いやすいポイントなので、注意しましょう。

 

VE管を作っているメーカーは?

  • 未来工業
  • 日動電工

上記2社がVE管を作っています。もし建物でVE管を見つけたら、未来工業か日動電工のものだと考えてもらって大丈夫です。

どちらのメーカーを使うのかは会社によって異なるので、上司の確認が必要ですね。

ミズノ
ちなみにAmazonやモノタロウで購入可能ですよ!

 

VE管まとめ

  • VE管とは:ビニル製の電線やケーブルを収める硬い管
  • VE管の特徴:軽いし見た目も良く、耐候性に優れているが衝撃に弱い
  • VE管の定尺:4000mm
  • VE管の支持間隔:1500mm以内(ボックスから一箇所目は500mm以内)
  • VE管を作っているメーカー:未来工業、日動電工

以上がVE管に関する情報まとめとなります。

基本的な内容ですが、知らなかったことがあったなら忘れずにメモしておきましょう!次回はHIVE管についてもまとめるので、気になった方はチェックお願いします。

ミズノ
それでは。
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