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設計って実際どうなの?建築設計事務所で働く人に直接聞いてみた

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こんにちは。施工管理ブロガーのミズノです。

僕は某大型現場で施工管理をしていたことがあり、上流の仕事もさせてもらっていたので、設計の方との絡みは多々ありました。

飲み会で設計事務所での働き方について詳しく聞くことが出来たので、この記事にまとめます。

  • 設計の業務って?
  • 設計事務所で働いてメリット(楽しいこと)ってなに?
  • 設計事務所で働いてデメリット(辛いこと)ってなに?
  • 設計事務所で働くにはどうすればいいの?

上記のような疑問を抱えている方には役立つ記事になると思います。

実際に設計事務所で働く人に直接聞いたことを元にして書くので、それなりに信憑性の高い情報かなと思います。それではいってみましょう。

 




設計の業務ってどんなものがあるの?

  • 意匠設計
  • 構造設計
  • 電気設計

大きく分けると上記の3つの仕事があります。

意匠設計は建物の見た目を作る仕事です。

たまにおしゃれなビルとかありますよね。あの見た目を考えているのは意匠設計さんです。実際に建物の見た目を作るのでやりがいを感じることができます。花形であるとも言えますね。

構造設計は建物が倒壊しないよう、建物の安全性を守る仕事です。

細かい計算を重ね、その建築物がキッチリ強度を確保できるよう骨組みや下地を考えます。大きなビルが崩れず立っているのは構造設計さんのおかげです。

電気設計は建物の電気に関わる部分を設計します。

家でドライヤーを使うとたまにブレーカーが落ちたりしますよね。一人暮らしの家ならいいのですが、例えば、病院が手術中に停電してしまったら大変なことになりますよね。電気が常に供給されるように考えるのが電気設計の仕事です。

 

設計で働くメリット(楽しいこと)

設計で働くメリット①自分が設計したものが形になる

自分が設計したものが形になるのは、やはりやりがいを感じます。

もし自分が体育館を設計していたとしたら、体育館が完成した瞬間も嬉しいですし、その後も遊びにいけます。自分が設計した建物が実際に稼働しているのを見るのは、やはり嬉しいことだと思います。

「あれ、俺が設計したんだぜ。」

ってドヤれたら嬉しいですよね(笑)。現にそれがやりがいだから、設計をしている人もいます。

 

設計で働くメリット②商流が高いので無下にはされない

建設業は上下関係が強い業界です。

3次受けや4次受けなど、商流が低いと扱いが雑になることがありますが。逆に設計は商流が高いので、「ハハー!設計様!」までは行きませんが、それなりに丁寧に扱ってもらえます。

同じ建設業では職人や施工管理といった働き方もありますが、この働き方は精神的にかなりキツイです。大声で怒鳴られることなんて日常茶飯事です。うつ病になる人もいますし、自ら命を落とすことさえあります。

その点、設計は精神的にも楽です。

「施工管理は精神的にキツイ。。。」といった方がアフターキャリアとして設計を選ぶのは賢いと思います。

 

設計で働くメリット③ライフワークバランスが良い

実は設計って建設業ではなく、サービス業なんです。(意外ですよね)

サービス業なので、働き方改革で40時間以上残業してはいけないと既に決まっています。なので、ライフワークバランスには優れています。

  • 家族との時間を大切にしたい
  • 友達と遊びたい
  • 恋人と会いたい

上記のように、仕事だけでなくプライベートにも重きを置きたい人にはオススメです。

 

設計で働くメリット④室内での仕事になる

同じ業界の施工管理や職人は室外での仕事になります。

夏は異常に暑いですし、冬は凍えるほど寒いです。雨の日は濡れながら働かなければなりませんし、常に危険と隣り合わせになります。

設計は室内での仕事です。夏だろうが冬だろうが、雨だろうが風だろうが関係ありません。

外の天候に左右されず、オフィスで働くことができるのが設計の良さです。逆に、1つの場所にじっとしていられない人にはオススメできません。

 

設計で働くメリット⑤転職先の幅が広い

  • 建築技術系の公務員
  • ゼネコン
  • ハウスメーカー
  • 不動産のデベロッパー
  • 独立

等々、設計からの転職先は山ほどあります。

まず建設業の中では、設計の商流が一番上なので、基本的にどの仕事にもなることができます。(施工管理、CADオペ、職人など)

それに加えて、設計として力があればデベロッパーや独立などの選択肢が見えてきます。

建設業は潰しの効かない仕事が多いですから、その点もGOODです。

 

設計で働くデメリット(辛いこと)

設計で働くデメリット①給料は意外と安い

設計は商流が高いので給料も高いと思われがちですが、そうではありません。

なんなら現場で汗を流してる施工管理の方が給料が高いこともあります。

僕が直接話を聞いた方は大手の設計事務所の方でしたが、30歳で年収600万くらいでした。大手で施工管理をしていると30代で年収1000万なんてザラなので、お金といった面ではあまりよろしくないかなと思います。

ただ、日本のサラリーマンの平均年収は400万程度ですので、それに比較すると悪くはありません。

 

設計で働くデメリット②仕事内容が難しい

設計はゼロからイチを生み出します。

何もないところから自分で物事を作り上げなければならないので、仕事内容は難しいです。

下流の仕事は具体的なので、やることが明確です。職人さんの仕事は「AポイントからBポイントへ荷物を運ぶ」といったものです。分かりやすいですよね。

設計は上流の仕事なので、抽象度が高く、やるべきことが不明瞭です。抽象度の高い仕事ですから、相当頭を使いますし、難しい仕事になります。

 

設計で働くデメリット③資格の勉強が辛い

本業での仕事に加え、資格の勉強が辛いのも設計の大変なところです。

建設業はある種「資格至上主義」のようなところがありまして、資格が重視されます。というのも、資格がなければ出来ない仕事があります。

勿論業務時間外での仕事になりますので、大変かなと思います。

会社にもよりますが、上司が「一級建築士取れよ」と圧をかけて来ることもあります。

 

設計事務所で働くには?

実は新卒でいきなり設計事務所へ就職する人は少ないみたいです。ほとんどが中途なんだとか。

設計事務所へ就職するやり方は複数ありますが、建築現場で現場監督をやったり、別の業種で設計に携わったりしてから設計事務所へ転職するのがスムーズです。

とはいえ、新卒採用も行なっているので新卒で入ることも可能です。

おしゃれな建物があったら「どこの設計事務所が設計しているんだろう?」と調べることから初めてはいかがでしょうか?

 

設計事務所へ転職したいなら転職エージェントは必須

設計事務所への転職を考えている場合は、転職エージェントを活用しましょう。

基本的に設計事務所への転職難易度は高いです。仕事内容が難しい分、簡単には入れません。無計画で突撃しても弾かれてしまいます。

転職エージェントの中には企業と直接パイプを持っている会社もあり、自分で直接応募するよりも内定の確率が上がることがあります。

いきたい会社があるのならば、1%でも内定の確率を上げたいですよね。

 

また、転職エージェントを活用するメリットは下記のようなものがあります。

  • 履歴書、職務経歴書の添削
  • 模擬面接
  • 質の良い求人の紹介

せっかく大きな決断をする訳ですから、多くの選択肢から選びたいですよね。自分が知っている会社以外にも求人を知れるので「こんな会社もあるのか」と、自分の選択肢の幅が広がります。

なんにせよ利用料は無料なので使わないのは損です。

在職中でも離職中でも相談は受け付けています。少し気になっている方は、まず、転職エージェントに相談することから初めてみてはいかがでしょうか?

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