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アウトレットボックス、プルボックス、ジョイントボックスの違い

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現場には様々な種類のボックスがあり、それぞれの違いって分かりにくいですよね。

役割は似ていますから同じものと捉えてしまいがちですが、明確に違いはあります。工事に携わる仕事をするならば、違いを抑えておくことが必須の知識です。

この記事ではアウトレットボックス、プルボックス、ジョイントボックスの違いについて解説していきます。

現場ではこの3種類のボックスがメインで使われていますから、ここの違いを抑えておけばとりあえずオーケーです。

なるべく専門用語は使わずに分かりやすく記事を編集していくので、初心者の方にも分かりやすい記事になるかなと思います。

それではいってみましょう!

 




アウトレットボックス、プルボックス、ジョイントボックスの違い

プルボックス、アウトレットボックス、ジョイントボックスの違いは、結論「形」です。

まず大前提として、プルボックス、アウトレットボックス、ジョイントボックスそれぞれの大まかな役割は同じです。どのボックスもケーブルの分岐部分に設置され、ジョイント部分が収納されます。

ケーブルは照明器具などの負荷までに、何度もジョイントを繰り返します。

建物にある受変電設備からジョイントせずにケーブルを持って行くとしたら、無数のケーブルが必要になってしまいます。1000台の照明器具が付くとすると、受変電設備から1000台のケーブルを持っていかなければならないです。これは経済的ではありませんし、スペース的にも問題があります。

ケーブルは近くまで一本の線で持っていき、途中で分岐するという手段を取ります。この分岐部分にボックスが設けられます。このボックスがプルボックスであり、アウトレットボックスであり、ジョイントボックスです。

どのボックスも役割は同様ですが、形が異なります。形が異なることにより、使う場所やタイミングも異なります。そこに違いが生まれます。

具体的には、下記のような違いが生まれます。

各ボックスの役割

  • アウトレットボックス:配管と配管の間に置かれるボックス
  • プルボックス:ケーブルのジョイント部分を多数収納
  • ジョイントボックス:ケーブルのジョイント部分を収納

 

アウトレットボックスとは?他ボックスとの違い

アウトレットボックスとは、主に配管と配管の間に使用されるボックスです。

ボックスの上下左右に穴が空いており、そこに配管を突っ込むことによって、配管の方向を変えることが可能になります。

例えば、横から来ている配管を上への配管と下への配管に分けたいとしましょう。アウトレットボックスの横と上下に配管を接続することで、ケーブルの分岐を可能にします。加えて、ジョイント部分もボックスに収納することができます。

「エルボー」と呼ばれる部材と似たような役割をします。エルボーも配管を直角に曲げることができるので、アウトレットボックスと役割は同じです。

違いとしては、アウトレットボックスの場合、上下左右どの配管にも対応できます。複数の配管に対応できるところがエルボーとの違いです。

ジョイントボックスとの違いとしては、ケーブル単体でボックスに入っていかない点です。

基本的にジョイントボックスはケーブルが裸で入ってき、ジョイントし、裸でケーブルが出てきます。配管を使用するアウトレットボックスとは異なります。

プルボックスとの違いは、施工性です。

まず、プルボックスには配管が接続されます。ただアウトレットボックスのように配管で分岐する専用のボックスではありませんから、分岐しようと思えば施工が少し面倒になります。

 

 

プルボックスとは?他ボックスとの違い

プルボックスとは、割と利用用途が様々あるボックスです。

アウトレットボックスと比較して異なる部分としては、まず「大きさ」が挙げられます。

アウトレットボックスは「一方出、二方出、三方出、四方出」の4種類がメインです。大きさはそこまで大きくはありませんから、多くの配管を接続することができません。対して、プルボックスには大きいサイズが用意されていますから、多くの配管を接続することができます。

例えば、一本の配管から10本の配管を出すことも可能になります。サイズが大きいことにより、大規模なジョイントに対応できるのが特徴です。

ただ最初から穴が空いている訳ではありませんから、自分で穴を開けなければなりません。金属製で強度の高い素材になっているので、穴を作るのは少し面倒です。

アウトレットボックスは最初から穴(もどき)があるので、ペンチで叩けば簡単に穴を作れます。

基本的にプルボックスはアウトレットボックスと同様に、配管を接続することがメインになります。

ここがジョイントボックスとの違いでして、ジョイントボックスは裸でケーブルが入り、裸でケーブルが出ていきます。

配管を使用しないジョイントの場合は、ジョイントボックスを使用する必要があります。

 

 

ジョイントボックスとは?他ボックスとの違い

ジョイントボックスとは、裸のケーブル同士のジョイント部分を収納するのに使用します。

アウトレットボックスやプルボックスは、配管の接続がメインです。入ってくるのも配管ですし、出て行くのも配管です。対してジョイントボックスは配管には使わず、裸のケーブルに使用されます。

大きさの順序は下記の通りになります。
プルボックス、アウトレットボックス、ジョイントボックスの大きさ順序プルボックス>アウトレットボックス>ジョイントボックス

一言で「ジョイント」と言っても、ジョイントの規模は各所で異なります。

30個のジョイントが成される場合もありますし、1個だけジョイントする場合もあります。大規模なジョイントにはプルボックスが採用されますし、小規模なジョイントならアウトレットボックスかジョイントボックスです。

そのジョイント部分はどれくらいの規模のジョイントなのか?配管か?裸のケーブルか?を考えることにより適切なボックスを選定することができます。

また、各ボックスの違いについてもっと簡単に理解したい場合は、現物を見てみるもの一手です。現場に行った時、どれがどのボックスなのか?という視点で建物をみると分かりやすいかもしれません。

あとは、それぞれのボックスに対して詳細な記事を書いているので、よかったら読んでみてください。

それでは!

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