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ガラリとは?役割、種類、形、使用場所、施工の注意点など

  • ガラリってなに?
  • どんな役割があるの?
  • 使用場所は?
  • 種類や形について知りたい
  • 施工の注意点って?

上記のような悩みを解決します。

建物によく使用されているガラリですが、意外と奥が深く、知っておくべき情報が多数あります。

この記事ではガラリとは何か?といったところから、役割、使用場所、種類、形、施工の注意点に付いて解説していきます。

なるべく専門用語は使わず分かりやすい言葉で文章を編集していくので、初心者の方にも分かりやすい記事になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

 

ガラリとは?役割と使用場所について解説する

ガラリとは、簡単に言えば「空気が出入りする口のこと」です。

建物内の空気は循環される必要があります。もし空気の出入り口が無ければ、換気されないのでその部屋にはずっと同じ空気が留まり、空気がどんどん汚れていってしまいます。

快適な空間を作るには、常に新鮮な空気を取り入れなければなりません。そこで必要になってくるのがガラリでして、ガラリが壁についていることにより、空気を循環させることができます。

また、空気を循環させるには「穴」が必要な訳ですが、穴が空いていれば外から部屋の中が見えてしまいますよね。

外からの視線があれば「快適」とは言えません。

ガラリは単に「穴」としての役割があるだけではなく、「ブラインド」としての役割もあります。ガラリを見ればブラインドが連続して取り付けられていることが分かると思います。ブラインドがあることにより、換気しつつ外から見えなくすることができます。

一言でまとめれば、ガラリの役割は「常に空気を新鮮にし、かつ、外からの視線を遮ること」です。

ガラリが使用されている場所としては、下記のようなものがあります。

ガラリが使用されている場所

  • 外壁
  • ドア

 

ガラリの種類

ガラリの種類

  • ドアガラリ
  • 屋外用ガラリ
  • 可動式ガラリ
  • フード付きガラリ
ガラリの種類には上記のようなものがあります。それぞれについて解説していきます。

 

ドアガラリ

まずドアガラリですが、言葉の意味のまま「ドアに付いているガラリのこと」です。

例えば、ユニットバスのワンルームマンションがあったとしましょう。バスルームにガラリが無ければ、シャワーを浴びている時に空気が循環しません。そこでドアにガラリを付けることにより、空気の換気を可能とします。

ドアは部屋と部屋の区切りであり、部屋の空気を循環させるガラリを取り付けるにはピッタリです。ドアとガラリがセットになっているドアガラリはよく見かける種類になります。

 

屋外用ガラリ

屋外用ガラリは、部屋内と屋外との間(つまりは外壁)に取り付けるガラリのことです。

街を歩いていてもよく見かけると思います。新鮮な空気は外から取り入れ無ければなりませんし、汚染された空気は外に逃す必要があります。屋内と屋外の間に来るのが「屋外用ガラリ」です。

 

可動式ガラリ

可動式ガラリは、その名の通り「動かすことが可能なガラリのこと」です。

ガラリ本体が動く訳ではありません。ガラリの空気が通る穴の大きさを調節できるのが「可動式ガラリ」です。

簡単な話、穴が大きければ大きいほど空気の循環量は大きくなりますし、穴が小さければ小さいほど空気の循環量は小さくなります。換気するのもいいですが、部屋の中が換気しすぎると寒くなってしまったりします。

そこで可動式ガラリを調節することで、空気の循環量を調節することができます。

 

フード付きガラリ

フード付きガラリとは、結論「部屋の中に雨が侵入しない為のガラリ」です。

ガラリとは要するに「穴」ですから、屋外と屋内の間にガラリを作ると雨が降ったら部屋の中に入ってきてしまいます。

そこでガラリをフード付きにすることで、雨が屋内に侵入することを防ぐことが可能です。

 

ガラリの形

ガラリの形

  • 丸形
  • 角形
  • メッシュ形
  • パンチング形
ガラリの形は上に示す通りです。

丸形と角形は想像しやすいと思います。丸いガラリと四角形のガラリです。

両者の違いは丸か四角か?ですので、見た目の問題だったり取り付ける場所によって適切なものを選定していく形となります。

メッシュ形は板に無数の小さい穴が空いているガラリです。メッシュ形を採用するメリットとしては、虫などが部屋の中に侵入してこない点になります。

通常のガラリは「穴」ですので、小さい虫が外から入ってきてしまいます。高い場所にあるなら問題はありませんが、マンションの1階や2階なら虫が侵入してしまいます。

そこでメッシュ形のガラリを採用することで、部屋の空気を循環させつつ、虫の侵入を防ぐことが可能になります。

パンチング形はメッシュ形の穴を大きくしたバージョンです。穴を大きくしている訳ですから、空気の循環量が大きくなるという特徴を持ちます。また、少し大きな虫の侵入を防ぐことが可能です。

 

ガラリを施工する際の注意点

ガラリを施工する際の注意点としては「コーキング材を忘れないこと」です。

まず、ガラリを施工するには、ガラリが入る穴を作らなければなりません。よって穴を開けて、そこにガラリを入れていく訳ですが、ガラリと壁の隙間から水が侵入してきてしまう可能性があります。

もしガラリと壁の隙間に水が侵入してしまうと、壁が腐ってしまいます。壁の劣化が早くなってしまうので、よろしくありません。

壁とガラリの間にコーキング剤を流すことにより、水の侵入を防ぎ、壁が腐るのを防ぎます。コーキングを忘れないようにしましょう。

また、穴を開ける際はガラリの大きさをジャストにするのはNGです。

もしガラリと穴の隙間が3mmとかだと、狭すぎてコーキング剤を打てなくなってしまいます。10mm〜20mmは大きめに穴を開けておくことも忘れないようにしましょう。

 

ガラリに関する情報のまとめ

ガラリに関する情報のまとめ

  • ガラリとは:空気が出入りする口のこと
  • ガラリの役割:常に空気を新鮮にし、かつ、外からの視線を遮ること
  • ガラリの使用場所:壁、外壁、窓、ドア
  • ガラリの種類:ドアガラリ、屋外用ガラリ、可動式ガラリ、フード付きガラリ
  • ガラリの形:丸形、角形、メッシュ形、パンチング形
  • ガラリ施工の注意点:コーキング材を忘れないこと

以上がガラリに関する情報のまとめです。

一通りガラリの基礎知識は網羅できたと思います。

ガラリは屋外と屋内の間に設けられることが多い訳ですが、外壁でよく使用されるのは「ALC」と呼ばれる素材です。これを機に「ALC」に関する情報も抑えておきましょう。

下に分かりやすい記事のリンクを貼っておくので、よかったら読んでみてください。

それでは!

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