- 品質管理の経験記述、自分の答案のどこが×なのか分からない
- NG例が語尾と誤字ばかりで、それで落ちるとは思えない
- 落ちるNGと、点にならないNG、伝わらないNGが混ざっている
- 添削に出す前に、自分で潰せるところを知りたい
- 品質管理で書いたはずが、読み返すと工程の話になっている
- 技術的課題と対応処置の区別が、自分の文章だとあいまい
- 文字数が足りないと落ちるって、本当にそう決まっているのか
- 例文を写すのはどこからアウトなのか、線が知りたい
上記の様な悩みを解決します。
経験記述の添削で赤が入る場所は、実は同じ重さで並んでいません。答案そのものを不合格・失格の側に落とすものと、設問の要求から外れて点に結びつかないもの、そして読み手に伝わらないだけのものが、同じ「NG例」という一言でまとめられているのが今の状況です。今回は品質管理の記述で赤が入りやすい型と直した形という基本を押さえた上で、例文集や添削サービスの記事がまず示さない「そのNGの根拠が試験問題の冊子に印刷されているのかどうか」まで、実施機関が公開した令和7年度の冊子を全ページ確認したうえで整理しました。
なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、独学で第二次検定に向かう方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。
それではいってみましょう!
添削で×が付くところは、同じ重さではない
先に結論を言うと、経験記述のNGは3つの層に分かれます。落ちる層、点にならない層、伝わらない層です。この順に並べているのは、後ろの層をどれだけ直しても前の層が残っていれば結果が変わらないからです。
一番上が、落ちる層です。答案の中身の良し悪しに関係なく、条件に当てはまった時点で不合格または失格の側に振り分けられるもので、根拠は試験問題の冊子にそのまま印刷されています。一般財団法人 全国建設研修センターが公開した令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)には、「なお,あなたが経験した工事でないことが判明した場合は,失格となります。」(本文p.1 問題1 柱書)と「問題1の工事概要及び設問1のいずれかが無記載等の場合,不合格となります。」(表紙【注意】2)が別々の文言として置かれています。
真ん中が、点にならない層です。欄は埋まっているのに、設問が求めているものと違うことが書いてある状態を指します。ここも冊子に手がかりがあり、本文p.1の(注意)の枠には「② 設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合」が不合格の条件として並んでいます(前掲 本文p.1)。品質管理の記述が読み返すと工程の話になっている、という引っかかりは、この層の話です。
一番下が、伝わらない層です。語尾の不統一、誤字脱字、主語の抜け、一文が長すぎて係り受けが崩れているといったもので、対策記事のNG例の大半はここに集まっています。読みやすさは大事ですが、冊子の側にこれらを名指しした記載は見当たりません。直す価値はあっても、優先順位は上の2層のあとです。
- 落ちる層:条件に当てはまると不合格・失格の側になるもの。根拠は冊子に印刷されている
- 点にならない層:欄は埋まっているが、設問の要求と噛み合っていないもの
- 伝わらない層:読み手に届かないだけのもの。冊子に根拠の記載は見当たらない
この記事はこの順に並べています。次の章が落ちる層、その次が点にならない層、その次が品質管理でよく起きる具体的な型です。10月の試験まで時間が無いなら、上から潰してください。
冊子に印刷されている「落ちる」条件が、NGの一番上に来る
赤が入る理由の説明が短くて腑に落ちない、という感覚は、たいていこの層の説明が抜けているときに起きます。ここだけは根拠が公表資料にあるので、自分で開いて確かめられます。条項そのものの読み方、つまり工事概要の欄をどう埋めるかと、不合格の条件が冊子の2か所にどう書き分けられているかは、経験記述の基本を扱った記事にまとめてあります。

この記事で押さえるのは、その条項がNGの重さのどこに来るかのほうです。根拠の在りかだけ先に言うと、失格は前掲 令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)の本文p.1、問題1の柱書に、不合格は表紙【注意】2と本文p.1最上部の(注意)の枠に、それぞれ別の文言として印刷されています。枠の側は粒度が細かく、②の「設問で求められている内容以外の記述の場合」という一文はここにしかありません。埋める欄は工事概要で7つ。発注者名だけは、書く相手が自分の立場で決まります。二次下請なら一次下請業者名、発注機関に所属しているなら所属機関名です(同 本文p.1)。
そのうえで、対策記事のNGリストをこの層に当ててみます。よく挙がるのは語尾の統一、誤字脱字、文字数不足、そして例文の丸写しの4つですが、冊子に根拠を持つものと持たないものに仕分けると、落ちる層に入るのは、題材ごと借りた場合の丸写しだけです。残りの3つには、対応する条項が冊子の中に見当たりません。同じNG例という並びに置かれていても、根拠の有無はここで分かれます。
- 失格:あなたが経験した工事でないことが判明した場合(前掲 本文p.1 問題1 柱書)。丸写しはここに当たる
- 不合格その1:工事概要の解答が無記載又は記述漏れがある場合(同 本文p.1 最上部の囲み ①)
- 不合格その2:設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合(同 ②。この文言は本文p.1の枠にしかない)
- 語尾の統一と誤字脱字:この2つを名指しした条項は冊子に見当たらない
- 文字数不足:字数を指定した記載が冊子に無い。確認した範囲は後の章に置きました
ここまで並べると、例文の題材をそのまま自分の工事にする書き方と、先輩の答案の現場をそのまま借りる書き方が、なぜ危ういのかが分かります。落ちる層に入るのはここだけです。文章の似方は条項が扱っていませんが、題材ごと借りた瞬間に、書いた工事は自分の経験したものではなくなります。参考にしていいのは題材ではなく、書き方の型のほうです。実務だと、他人の現場の話は工期も施工量も自分で説明できないので、そもそも7つの欄が埋まりません。
題材にできる工事の範囲そのものに不安があるなら、実務経験の数え方から先に確認してください。

設問の要求から外れた記述は、書いてあっても点にならない
次の層です。品質管理で書いたつもりが読み返すと工程の話になっている、設問1と設問2で同じことを2回書いている気がする。この2つは、同じ原因から出ています。設問文の⑴と⑵が何を求めているかを確認しないまま書き始めているという原因です。設問文そのものの読み方と、⑴⑵に何を置くかの当てはめは、先に挙げた経験記述の基本の記事のほうで扱っています。ここで見るのは、要求から外れたときにどの層に落ちるのか、です。
前提として、当サイトが一次資料で確認できたのは令和7年度の1年分だけです。実施機関の試験問題の掲載ページに並ぶ2級土木の第二次検定は令和7年度の1年分で、それ以前の冊子は掲載されていません(https://www.jctc.jp/mondai/ ・2026-09-05確認)。なので以下は、その1年分の設問文から骨格を読み取った話です。その令和7年度では、経験記述の管理項目は設問1が安全管理、設問2が工程管理で、品質管理は【問題2】として語句または数値を記入する形で出ていました(前掲 令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.2・本文p.3)。
設問1と設問2で書くことが似てしまう理由
令和7年度の2つの設問は、⑴で具体的な現場状況とそこで留意した事項または技術的課題を書き、⑵でそれに対して打った手を書く、という骨格が共通しています(前掲 本文p.2)。似てしまうのは当然で、設問の側が同じ形をしています。
分かれ目は、⑵の要求語です。設問1⑵は「⑴で記述した技術的課題を解決するために検討した項目とその対応処置」、設問2⑵は「⑴で記述した留意事項に対して講じた対策とその理由」となっていて(同 本文p.2)、検討と処置の2つを求めているのが設問1、対策と理由の2つを求めているのが設問2です。理由を明示的に求めているのは設問2だけ、という差がここにあります。同じ現場の話を書いても、⑵に並べる材料は設問ごとに違うわけです。ここを見ずに1本の文章を両方の欄に流し込むと、片方は要求語の1つが埋まらないまま提出されます。
準備した管理項目と、本番の指定が違ったとき
安全管理で準備していたのに品質管理が来たら、という不安には、まず自分の答案がどの層に落ちるのかを見分ける基準が要ります。線引きは、欄が埋まっているかどうかです。指定が違って欄そのものを埋め切れなかったなら、それは無記載で、前の章の落ちる層に入ります。欄が埋まっている場合は、書いた内容が本文p.1の枠の②「設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合」に当てはまると読めるかどうかで分かれ、当てはまるなら落ちる層、そこまで外れていないなら点にならない層です(前掲 本文p.1)。決めるのは冊子に印刷された文言のほうで、自分の手応えではありません。
そのうえで書き直すのは、文章全体ではなく、⑴に置く条件と⑵に並べる手の2か所です。現場は同じでかまいません。指定された管理項目の観点で、その現場から何を取り出すかを変えます。
念のため書いておくと、品質管理版の設問文がどう書かれるかは公表資料で確認できていません。ここで使っているのは令和7年度の2つの設問文から取り出した骨格で、品質管理ならこう聞かれる、という形を作っているわけではありません。
- ⑴に置くもの:具体的な現場状況と、そこで留意した事項または技術的課題まで。打った手はまだ書かない
- ⑵に置くもの:検討した項目と、実際に打った処置の2つ。設問2の形で理由まで聞かれたときに、点にならない層へ落ちない備えになる
- 管理項目の言葉:指定された語が答案のどこにも出てこないなら、それは点にならない層に落ちている合図と見る
問題1から問題9までの並び方そのものは、別記事にまとめてあります。

品質管理の記述で赤が入りやすい5つの型と、直した形
ここからが具体的な話です。以下の作例は説明のために組み立てたもので、実在の工事ではありません。数値もすべて作例の中だけの仮の値です。読むときは文章の形だけを見てください。
型1 管理項目が入れ替わっている
作例です。「本工事は施工数量が大きく、作業員を増員して施工体制を組み替えたことで、所定の出来高を確保した。」
×の理由は、品質管理を指定されている欄に、人員配置と施工体制の話が書かれている点です。前掲 令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)本文p.1の(注意)の②は「設問1の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合」を不合格の条件に挙げています。読みやすさの問題ではありません。
直した形の作例。「本工事は施工数量が大きく、同じ配合のコンクリートを打設する日が長期にわたる条件にあった。日ごとに担当する作業員が入れ替わっても、受入れ時の確認と養生の手順が揃うことを、品質管理上の技術的課題とした。」施工数量と体制という状況は残したまま、⑴の主語を品質の側に置き換えています。状況を捨てる必要はなく、そこから何を留意事項として取り出すかを変えるだけです。
型2 技術的課題と対応処置が同じことを言っている
作例です。「課題は所定の締固め度を確保することであった。対応処置として、所定の締固め度を確保した。」
×の理由は、⑵が求めている「検討した項目」が存在しないまま、⑴の言い換えが置かれている点です。設問1⑵は「⑴で記述した技術的課題を解決するために検討した項目とその対応処置」を求めています(前掲 本文p.2)。課題と処置の間に検討が挟まっていないので、⑵が求めている2つのうち「検討した項目」が答案に存在しないことになります。
直した形の作例。「課題に対し、締固め機械の選定、1層あたりの巻出し厚、転圧回数の3点を検討項目とした。試験施工の結果から巻出し厚を30cm、転圧回数を6回として、以降の全層に適用した。」検討した項目を並べたうえで、そこから決まった処置を書いています。
型3 検討した項目が無く、対応処置だけがある
作例です。「対応処置として、巻出し厚を30cmとし、転圧回数を6回に設定した。」
×の理由は、型2と同じ条項です。設問1⑵は検討した項目と対応処置の2つを求めており、処置だけでは片方が落ちています(前掲 本文p.2)。この形は文章としては整っているので、自分で読み返しても違和感が出にくく、赤が入って初めて気づくところです。
直した形の作例。「試験施工により、巻出し厚と転圧回数の組合せを3通り比較した。締固め度が目標値を満たし、かつ施工能率が確保できる条件として、巻出し厚30cm・転圧回数6回を選定した。」比較した対象があると、検討した項目が文中に現れます。個人的には、この型がいちばん見落とされやすいと思っています。
型4 現場状況が一般論で、その現場でなければならない条件が無い
作例です。「本工事は施工条件が厳しく、品質確保が困難であった。」
×の理由は、⑴が求めている「具体的な現場状況」に当たる記述が無い点です(前掲 本文p.2)。どの工事にも当てはまる文は、その工事の状況を説明していません。数値をどこに入れればいいのか分からない、という悩みの答えもここにあります。入れる先は成果の自慢ではなく、⑴の条件のほうです。
直した形の作例。「施工箇所は既設水路に近接し、掘削面の湧水により含水比が高い状態が続いた。1層あたりの巻出し厚を管理値内に収めても、締固め度が目標値を下回る箇所が発生する条件にあった。」条件が具体的になると、⑵で打つ手が必然になります。
型5 例文の題材を、そのまま自分の工事にしている
作例は、参考書に載っていた河川護岸の工事を、そのまま自分の工事概要に書き写して提出する形です。×の理由は上で触れた失格条項(前掲 本文p.1 問題1 柱書)のとおりで、直した形は題材を自分の工事に戻し、例文からは⑴に条件を置き⑵に検討と処置を置くという順序だけを借りることです。
- 型1:管理項目が入れ替わっている。指定された管理項目の語を⑴の書き出しに置く
- 型2:課題と処置が同じことを言っている。間に検討した項目を挟む
- 型3:処置だけがある。比較した対象を書くと検討が現れる
- 型4:現場状況が一般論。数値は成果ではなく⑴の条件に入れる
- 型5:例文の題材をそのまま使っている。借りるのは順序だけにする
直した形をもっと長い文章で見たいなら、品質管理の記入例を3本置いた記事があります。

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【PR】自分の目では見きれない層が残ったとき
落ちる条件と、設問の要求から外れていないかは、冊子と自分の答案を照らせば自分で仕分けられます。残るのは伝わり方の甘さで、ここは自分の文章だと気づきにくいところです。第三者に見てもらう手段を探すなら、受験対策の講座がどこまで見てくれるのかを先に確認しておくと選びやすくなります。
語尾・誤字・文字数のNGは、どこまで根拠があるのか
対策記事によってNGの内容が違う、という引っかかりに戻ります。ここは冊子に書いてあるものと書いていないものを分けると、そのまま直す順番になります。
まず字数です。当サイトが前掲 令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定試験問題(種別:土木)の全ページ、つまり表紙から本文p.9まで通して見ても、何字書けという指定は出てきませんでした。「字」という文字が出てくるのは【注意】3と【注意】4の「漢字」の2箇所だけです。文字数不足で落ちる、というNG例は多くの記事に載っていますが、少なくともこの冊子に根拠は見当たりません。
ただし、文字数はどうでもいいとまでは言えません。解答欄そのものは解答用紙の側にあり、冊子には印刷されていないからです。しかも解答用紙は「試験監督者に直接提出してから退室してください。」「解答用紙は,いかなる場合も持ち帰りできません。」とされていて(前掲 表紙【注意】6)、事前に大きさを確かめる方法がありません。確認できないものを目標値に置くより、⑴と⑵の要求語が全部埋まっているかで見るほうが、自分で判定できる形になります。
配点についても同じです。同じ冊子の全10ページに、配点・採点・得点・合格基準といった語は1つも印刷されていません。合否に触れる記述は「不合格となります」の2箇所と「失格となります」の1箇所だけです。経験記述は配点が大きいから最優先、という言い方をよく見かけますが、その配分をこの冊子から読み取ることはできません。最優先という順位づけを配点から導こうとすると、公表されていない数字を前提に置くことになります。この記事が優先順位の根拠を配点ではなく、冊子に印刷された落ちる条件の側に置いているのは、そのためです。
一方で、冊子に印刷されている書き方の指定もあります。こちらは根拠がある側です。
- 筆記具:「鉛筆又はシャープペンシルで,解答用紙に試験地・受検番号・氏名を記入してください。(万年筆・ボールペンの使用は不可)」(前掲 表紙【注意】1)
- 訂正:「解答を訂正する場合は,消しゴムできれいに消してから訂正してください。」(同 表紙【注意】1)
- ふりがな:「解答には,漢字のふりがなは必要ありません。」(同 表紙【注意】4)
語尾の統一や誤字脱字の見直しに意味が無い、という話ではありません。読み手に伝わる文章にする作業は、当然やる価値があります。順番の問題です。冊子に根拠のある落ちる条件と、設問の要求語の埋まり具合を先に潰して、残った時間を語尾と誤字に使う。試験まで時間が無いなら、この順番が効きます。
添削に出す前に、自分で潰せるところ
添削は安くありません。自分で潰せる範囲を先に終わらせてから出すほうが、同じ費用で見てもらえる中身が濃くなります。見る順番は、この記事の並びとそのまま同じです。
1. 落ちる層を見る。工事概要の7つの欄に空欄と記述漏れが無いか。発注者名が自分の立場に合っているか。題材が自分の経験した工事か
2. 点にならない層を見る。設問が指定した管理項目の語が⑴の書き出しに入っているか。⑵に検討した項目と処置の両方があるか。理由を求める形なら理由が書かれているか
3. 具体的な型を見る。⑴が一般論で終わっていないか。課題と処置が同じことを言っていないか。例文の題材が混ざっていないか
4. 伝わらない層を見る。語尾、誤字、一文の長さ。ここは最後でかまわない
1から3までは、冊子と自分の答案を並べれば判定できます。判断の基準が自分の感覚ではなく印刷された文言なので、何周も読み返す必要もありません。一度で終わらせたいなら、この3つを順に当てるのがいちばん早いです。
残るのは4の層です。ここだけは自分で潰しにくいのですが、理由は文章力ではありません。1から3までは、当てる先が自分の外にあります。冊子に印刷された条項と、設問文の要求語です。ところが4の層には、当てる相手がありません。伝わっているかどうかを決める基準が自分の頭の中にしか無いので、順に照らして消し込むという同じやり方が使えず、最後まで残ります。現場目線で言えば、自分が書いた施工計画書を自分で校正しても誤字が残るのと同じで、判定してくれる相手のほうが要ります。
2級土木施工管理技士の経験記述と品質管理の添削NG例に関する情報まとめ
- NGの重さ:落ちる層・点にならない層・伝わらない層の3つに分かれる。後ろを直しても前が残っていれば結果は変わらない
- 落ちる層:失格は「経験した工事でない場合」、不合格は工事概要の無記載・記述漏れと、設問1の要求外の記述。工事概要の欄は7つ
- 点にならない層:設問1⑴⑵と設問2⑴⑵の要求語が違う。令和7年度は設問が安全管理と工程管理で、品質管理は【問題2】側だった
- 品質管理の5つの型:管理項目の入れ替わり、課題と処置の重複、検討項目の欠落、状況の一般論化、例文の題材の流用
- 字数と配点:冊子の全ページを確認した範囲では、字数の指定も配点・採点基準・合格基準の記載も見当たらない
- 自己点検の順番:落ちる層、点にならない層、具体的な型、伝わり方。最後の層だけは自分では残りやすい
以上が2級土木施工管理技士の経験記述と品質管理の添削NG例に関する情報のまとめです。
添削に出す前にやることは、文章を上手にすることではなく、仕分けです。手元の答案を、冊子に印刷された条件と設問の要求語に順に当てて、当たったものから直す。ここまでを自分で終わらせれば、残るのは伝わり方だけになります。一次資料は実施機関の掲載ページ(https://www.jctc.jp/mondai/ ・2026-09-05確認)から誰でも開けるので、対策記事のNGリストを読み比べるより、まず冊子の表紙と本文p.1を自分の目で読むほうが速いです。僕の感覚だと、この試験で本当の落とし穴になるのは、根拠のあるNGと無いNGを同じ重さで直そうとして時間を使い切ることです。
