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社内検査とは?自主検査との違い、資格、チェック項目など

  • 社内検査ってなに?
  • 自主検査との違いって?
  • 資格は必要なの?
  • どんなチェック項目があるの?

上記のような悩みを解決します。

社内検査を行わない現場はありません。

工事が竣工するとなると必ず必要になってくるのが社内検査ですので「どのようなチェック項目があるか?」は理解しておいて損はありません。

また、社内検査の意味合いを理解しておけば、検査全体に対する理解度も上がります。

なるべく分かりやすい表現で記事をまとめていくので、初心者の方にも理解しやすい内容になっているかなと思います。

それではいってみましょう!

 

社内検査とは?

社内検査とは、結論「工事に問題がないか施工会社が確認する検査のこと」です。

工事が竣工される際、いくつかの検査が行なわれます。消防法的に問題ないかを確認する「消防検査」や、施主が行う「施主検査」などがその一例ですね。

その内、施工会社自身が行う検査が社内検査です。

現場を施工した人が社内検査を行うのではなく、他の現場の技術者や本社にいる管理職クラスの人が現場に出向いて社内検査が行われます。

現場経験が少ないと指摘すべき点が分からないので、現場経験の多い人が集められます。

第三者の視点から「ここは是正した方がいい」「この施工事例は他の現場でも共有しよう」といったことを話し合うんです。施工した本人達では気付かないようなこともありますから、意義は大いにあると思います。

特に重点を置かれるポイントとしては「施主検査で指摘されそうなこと」ですね。

施主検査が通らなければ、現場は竣工できません。『施主検査ではこんなところが指摘されそうだよね』ということをあらかじめ是正しておくことで、施主検査をスムーズに運べます。

大まかな流れは下記です。

社内検査の大まかな流れ

  • 社内の偉い人が現場に来る
  • 工事した現場をパトロールする
  • 指摘事項の発表
  • 是正方法の話し合い
  • 是正

 

社内検査と自主検査の違い

社内検査と自主検査の違いは、結論「現場外の人が行うか?現場内の人が行うか?」です。

まず、自主検査は現場で施工した人がパトロールを行います。「社内検査ではここが指摘されそうだよね」といったことを話し合い、是正していきます。

対しては、社内検査では現場外の人がパトロールを行います。

まとめると下記のような違いです。

社内検査と自主検査の違い

  • 社内検査:現場外の技術者がパトロール
  • 自主検査:現場内の技術者がパトロール

施工者当人が自主検査を行い、施工者当人ではない社内の人間が社内検査を行います。

社内検査の前に、あらかじめ指摘されそうなことを、現場担当者同士で話し合うのが自主検査です。社内検査の前に行われることから「事前検査」と呼ばれたりすることもあります。

社内検査は施主検査の「事前検査」的な立ち位置ですが、社内検査を事前検査と呼ぶことはありません。事前検査といったら自主検査ですね。

検査全体の流れをまとめると「自主検査→社内検査→施主検査」といった感じです。

 

社内検査の資格

結論から言うと、社内検査に必要な資格はありません。

資格は不要ですので、究極を言えば1年目の若手でも参加することが可能です。

ただ社内検査では是正事項の指摘が必要になってきます。資格が不要で1年目の技術者でも参加できるとしても「どこを是正したらいいのか?」が分からないので、務まらないと思いますよ。

レベル感でいったら、他の現場の代理人クラスが来ます。

施主検査で指摘されそうなことをあらかじめ是正しておくのが社内検査です。施主検査を受けたことが無い人は想像も付きませんよね。

「資格は不要ですが、経験は必要」という訳です。

ちなみに社内検査はあら探しではありませんから、必ずしも指摘事項を挙げる必要はありません。

ただ社内検査を行って指摘がゼロというのも微妙ですから、何かしらの是正事項は発生します。

 

社内検査のチェック項目

社内検査にチェックシートのようなものはありません。

それぞれの技術者が経験から指摘事項を挙げるので、フォーマットは無いんですよ。

工事内容や担当者によってチェックする項目は異なります。よって下記で挙げるチェック項目は一概には当てはまらないというのが大前提です。

社内検査のチェック項目

  • 品質基準をクリアしているか
  • 安全的に問題の無い施工をしているか
  • 見栄えが悪くないか
  • 施工要領書通りに施工されているか
  • 盤だったら増し締め確認をしているか

僕が教わったのは「自社が施工した以外に対しても確認を行う」ということです。

例えば、電気工事では盤を施工しますよね。盤の中身はメーカーにお願いしている訳ですが、メーカーの仕事を100%信頼するのではなく、施工会社もメーカーの仕事を確認するということです。

要は「電気工事会社は電気設備全体に対する責任を持ちましょうね」という話です。

自社が施工したところさえ良ければ良いということではありません。自社が担当する部分、ひいては建物全体として問題が無いか?を検査する必要があります。

 

社内検査に関する情報まとめ

社内検査に関する情報まとめ

  • 社内検査とは:工事に問題がないか施工会社が確認する検査のこと
  • 社内検査と自主検査との違い:現場外の人が行うか?現場内の人が行うか?
  • 社内検査に必要な資格:無し
  • 社内検査のチェック項目:上章参照

以上が社内検査に関する情報のまとめです。

一通り社内検査の情報は理解できたと思います。

工事が竣工する前、社内検査以外にも様々な検査が行われます。他の検査に関しても記事をまとめてあるので、よかったら読んでみてください。

それでは!

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